【築42年・リノベ団地実例】2LDKで広々4人暮らし。空間を上手に活かしたリノベ・DIYのアイデア
- 公開:2025.1.14
- ライフスタイル
夫と2人の子どもと暮らすミーさん。築42年、2LDKの団地をフルリノベした家のインテリアや、丁寧な暮らしぶりをInstagramで発信しています。今回はそんなミーさんに、リノベーション時の工夫や、家族みんなが快適に暮らすアイデアを教えていただきました。
築42年・2LDKで4人家族快適に暮らす
築42年・2LDKのマンションをフルリノベーションし、夫と2人の子どもと4人で暮らしているミーさん。「どこにいても家族の気配が感じられる家」を作りたいと、真四角に近い間取りの物件を探し、今の家に出合いました。
ライフスタイルの変化にも適応できる、シンプルなリビング
大きな窓から自然光が差し込む明るいリビングは、これからライフスタイルが変わっても適応できるように、シンプルな間取りでとオーダーした場所。当初は壁に棚や収納スペースを付けることも考えましたが、自分たちに必要なもの、自分たちらしいものを家族みんなで考えながら作っていこうと、あえてシンプルな作りにしたそうです。
現在は白、ウッドを基調とした家具にグリーンを合わせたナチュラルインテリアを楽しんでいます。中心には「Re:CENO(リセノ)」のラウンドテーブルを置き、同じくウッド調のチェアを配置。
現在は白、ウッドを基調とした家具にグリーンを合わせたナチュラルインテリアを楽しんでいます。中心には「Re:CENO(リセノ)」のラウンドテーブルを置き、同じくウッド調のチェアを配置。
リビングの隅には仕切りになる壁を設置し、スペースを緩やかに区切っています。壁の高さは大人の胸元あたりに留めることで、圧迫感が生まれず、空間を広く見せる効果も。
家族みんなが思い思いに作業できるワークスペース
壁の向こう側は、家族全員が使えるワークスペース。「家族が一緒に並んで、それぞれ好きなことができるスペースがあるといいね」という夫婦の会話をきっかけに、設計士の方に相談して作ることになったのだそうです。四角い間取りの中で壁の曲線がアクセントになっており、遊び心も感じられるポイントになっています。
スペースを緩やかに区切ることで、集中しやすく、それでいて会話もしやすい設計に。外からの光もワークスペースまでしっかり届くうえ、リビングとワークスペースの間を回遊できるよう動線もしっかり確保されています。
広々した機能的なキッチン
ミーさんにとって「お家のエンジン」であり、家の中で特にお気に入りの場所でもあるキッチン。通路幅を広くして、家族みんなで作業出来るようにしたそうです。ステンレスの天板は木製のカウンターと繋がっていて、盛り付けたお皿を並べて運んだり、リビング側からも家族がお手伝いしたりできるようになっています。
食器棚と収納棚は扉をなくしてオープンにすることで、最小限のアクションで物を出し入れできるように。収納棚は奥行きを広く設計して、棚の上を作業スペースとしてゆったり使えるようにしました。自身のInstagramでは料理や手作りのおやつなども発信しているように、キッチンに立つ時間が長いミーさんにとって使いやすい設計です。
DIYで取り付けた食器棚には、コーヒーを淹れる際のドリッパーやサーバーのほか、ガラス製の花器などをディスプレイ。キッチンの中でも特に目に入る、ミーさんお気に入りのスペースです。
シンプルな作りの洗面所は、収納方法を工夫
備え付けの収納が少なく、こちらもシンプルな作りの洗面所。壁に取り付けた木の板で収納棚には、歯ブラシやシェーバー、洗剤など家族が毎日手に取る物を並べています。ここでもオープン棚を採用することで、日々の動作を最小限に。
洗面台の下にはラックを設置し、無印良品のポリプロピレンBOXに着替えや洗剤のストックなどをまとめて収納。BOX収納の横には洗濯かご、ゴミ箱が並びます。あえて扉のある棚は作らず、限りあるスペースを活かしながら収納方法を工夫することで、シンプルな作りの洗面台もスッキリ使いやすくなるのです。
2LDKでも広々。家族の顔が見える家
家族4人で暮らす、リノベーション団地のお部屋。「家族がお互いの顔を見ながら、積極的にコミュニケーションを取れるような家にしたい」。そんなミーさんご一家の想いを叶え、動線や収納も使いやすく整えた空間になってました。
「最初から完璧を求めず、あえて未完成の状態で仕上げたことで、住み始めてからのさまざまな変化も家族みんなで柔軟に楽しめるようになりました」とミーさん。スペースの区切り方や、子どもと一緒におしゃれに暮らすコツを、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「最初から完璧を求めず、あえて未完成の状態で仕上げたことで、住み始めてからのさまざまな変化も家族みんなで柔軟に楽しめるようになりました」とミーさん。スペースの区切り方や、子どもと一緒におしゃれに暮らすコツを、ぜひ参考にしてみてくださいね。
photo / ミー
ミー(@tmte_ie)