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肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

秋冬は、肌の乾燥が気になる季節。気温が下がり、湿度が低くなると、肌の潤いはどんどん奪われてしまいます。かゆみや赤みが生じるだけでなく、場合によっては肌荒れがひどくなってしまうことも。今回は、秋冬の乾燥の原因や対策を、あんしん漢方の医師・木村 眞樹子さんに伺いました。

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

秋冬に肌が乾燥する原因は?

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

秋冬は気温と湿度が下がり、肌の水分が奪われやすくなります。暖房を使うことで、室内の空気が乾燥し、肌のバリア機能も低下。
また、外気の冷たさや風が肌を直接刺激し、カサつきやかゆみを引き起こすことも。これらの要因が重なることで、乾燥しやすくなるのです。

秋冬の肌の乾燥に効果的な対策は?

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

肌の乾燥を防ぐためには、日々のケアに工夫が必要です。
以下3つの対策を取り入れることで、乾燥を予防し、しっとりとした肌を保つことができますよ。

1. 入浴方法を工夫する

お風呂の温度は38℃程度のぬるま湯がおすすめ。温度が高すぎると、肌の潤いを奪ってしまうためです。
また、身体を洗う時はボディソープを直接肌にこすりつけるのではなく、しっかりと泡立てて優しく洗うことが大切です。
入浴後には、タオルで軽く水気を拭き取った後、すぐに保湿クリームを塗りましょう。

2. 内側からからだを潤す食材を摂る

乾燥対策には、からだの内側から潤いを保つような食事も意識してみてください。
ビタミンAやビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2などの栄養素をしっかり摂ることが大切です。これらは、肌の保護や新陳代謝、コラーゲンの生成をサポートします。

ビタミンAは卵黄やほうれん草などに、ビタミンEはオリーブオイルやかぼちゃなどに、ビタミンCはパプリカやブロッコリー、柑橘類などに多く、ビタミンB2は肉や魚、豆、野菜全般に含まれています。いろいろな食材をバランスよく摂りましょう。

3. 十分な睡眠

睡眠不足も肌の乾燥を悪化させる原因のひとつです。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバー(修復)を助ける重要な役割を担っています。
成長ホルモンは、とくに入眠後の3時間に大量に放出されるといわれており、睡眠は肌の乾燥対策には欠かせません。寝る前のスマホをやめたり、カフェインの摂取を控えたり、自分なりの睡眠確保の方法を見つけてみましょう。

効果的な保湿方法

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

乾燥した肌は、正しい方法で保湿することが大切です。
お風呂上がりや洗顔後、まだ肌がしっとりしているうちに保湿剤を塗れば、水分を閉じ込める効果が高まります。
とくに乾燥が気になる部分には、保湿剤を重ね塗りすると良いでしょう。ひじやかかとなど、乾燥しやすい部分は重点的に保湿しましょう。

乾燥肌対策には漢方薬も役立つ

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

乾燥肌対策には、内側からのケアも大切。漢方薬を取り入れるのも効果的です。漢方薬は心とからだ全体のバランスを整えてくれ、体質改善に役立ちます。乾燥肌には、以下のような作用がある漢方薬を選ぶと良いでしょう。

・水分の循環をよくして肌に潤いを与える
・血流をよくして肌に栄養を届ける
・消化・吸収機能を改善して肌に必要な栄養をつくる
・肌の新陳代謝をよくする

乾燥対策におすすめの漢方薬

・当帰飲子(とうきいんし)
血流をよくして肌に栄養と潤いを与えることで、皮膚が乾燥する人のかゆみや湿疹を改善します。

・温経湯(うんけいとう)
皮膚の栄養となる血(けつ)を増やすことで皮膚の乾燥や湿疹、手荒れなどに効果があります。

漢方薬は、自分の体質に合った薬を選ぶことが大切です。
自分のからだに合っていない漢方薬を選んだり、間違った組み合わせで服用したりすると、効果が薄まったり副作用が生じたりする可能性が高まってしまいます。漢方薬を服用するときは、漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談して自分に合ったものを選択しましょう。

正しいケアで潤い肌に

肌の乾燥の原因と対策は?生活習慣も大切。秋冬のカサカサ肌を防ぐ3つのポイント

秋冬の肌の乾燥は、気温や湿度の変化が主な原因で引き起こされるものですが、適切なケアを行うことで予防できます。
入浴方法や食事、睡眠に工夫を加えて、自分に合った方法で肌の潤いを守りましょう。

photo / shutterstock,pixabay,Unsplash

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監修者
木村 眞樹子(きむら まきこ)

自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う医師。
総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。産業医として企業の健康経営にも携わる。

あんしん漢方

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この記事を書いた人

Sheage編集部 Sheage(シェアージュ)編集部から、おすすめの情報やイベント・プレゼント情報などをお届けします。
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