【プロ直伝】筋トレなし・最短30秒で叶う。ほっそり二の腕を最速で手に入れる方法

タプタプの二の腕に悩める季節。女性がすっきり引き締まった二の腕を最速で手に入れるには、以下の2つの方法が効果的です。

「猫背」や「巻き肩」、「力み肩」になっている方は、姿勢を整えるだけで二の腕が細く見えます。こちらの写真をご覧ください。ダイエットのBefore・Afterではなく、同じ日時に姿勢だけ変えて撮影したものです。

左の写真は、肩が内側に巻き込まれた「巻き肩」、肩の力が入り上がっている「力み肩」の状態です。

二の腕が身体にべたっと付いてしまうので、右と比べ1.5倍の太さに見えています。首が短く、肩もたくましい印象ですね。さらに首が前に出るので、顔も大きく見えます。二の腕の筋肉が全く使われていない状態なので、この姿勢を続けていると二の腕はどんどん太くなっていきます。

右の写真は、肩甲骨を寄せて、上がった肩をぐっと下げて、肩を本来の位置に戻した状態です。

これだけで、二の腕が細く見え、首が長くすらっとした印象に変わります。自然と顎が引けるので、ぼやけていた輪郭もすっきりし小顔に見えます。姿勢だけで、見た目の印象はここまで変えることができるのです。姿勢を整えるだけなら、30秒でできます。二の腕の太さが気になる方は、ぜひ意識してみてください。

二の腕を引き締めるためには、上腕三頭筋を鍛えるのも効果的です。上腕三頭筋は力こぶの反対側にある筋肉で、主にひじを伸ばす動作で使われます。日常生活ではあまり使われないため衰えやすく、その部分に柔らかい脂肪がつきやすくなっています。手を振ってみて、タプタプと揺れてしまう方は、上腕三頭筋が衰えている証拠です。

「筋肉を鍛えて腕がムキムキになったら嫌だ」と思う方もいると思いますが、心配はいりません。筋肉ムキムキになるには、負荷をかけた厳しいトレーニングが必要です。今回ご紹介するトレーニングでは、二の腕はほっそりと綺麗に引き締まるのでご安心ください。

ここからは、二の腕を細くする方法を具体的にご紹介していきます。

まずは、肩甲骨を動かすストレッチをしていきましょう。姿勢を整えて、華奢な二の腕を演出できます。肩甲骨を動かすと、肩こりや首こり、顔のむくみといったお悩みも軽減されます。仕事や家事の休憩中に座ったままできるので、ぜひ毎日取り入れてみてください。

①両手をばんざい
両手を耳の横まで持ち上げ、ばんざいをします。手の平を正面に向けます。

②ひじを曲げる
ひじを曲げて両手を限界まで下げます。肩と耳を遠くに離しましょう。この姿勢で3呼吸ほどキープします。

③手の平を下向きにする
上腕を前に倒し、手の平を下向きにします。

④脇を締め、肩甲骨を寄せる
両脇を締めます。手の高さはそのままに、肩甲骨を寄せ肘同士を背中側で近づけていきます。この姿勢で3呼吸ほどキープします。

二の腕の印象を激変させたい方は、上腕三頭筋トレーニングを行っていきましょう。シンプルな動きですが、効果てきめん。トレーニング初心者の方でも続けやすい内容になっています。

①四つん這いになります。
②左手を床から離します。脇を締めて、手をぐーに握り、ひじを軽く曲げておきます。

③息を吐きながら、ひじを伸ばし、腕を後ろに伸ばします。
④ひじを曲げる→伸ばすを10回繰り返します。反対の腕も同様に行いましょう。

今度は、負荷をかけて上腕三頭筋に刺激を与えていきます。体幹を強化し、お腹痩せも狙える万能トレーニングです。反動をつけず、じっくりと動いていきましょう。

①両膝を立てて座ります。腰幅に脚を開いておきましょう。
②両手を腰の後ろ、手のひら1枚分を開けたところにつきます。指先を前に向けます。
③上半身をやや後ろに倒し、お腹に力をいれた状態で、腰を床から15センチほど浮かせます。

④息を吐きながら、両ひじをゆっくりと曲げ、お尻を床ぎりぎりまで落とします。
⑤息を吸いながら両手で床を押し、両ひじを伸ばします。脇をしっかりと締めておきましょう。
⑥ひじを曲げる→伸ばすを10回×2セット行います。

タプタプの二の腕をキュッと引き締めたい方は、早速今日から肩甲骨ストレッチと上腕三頭筋トレーニングを始めてみてください。今すぐに二の腕を細くしたいという方は、姿勢を正して二の腕を身体から離すだけでも印象が変わりますよ。自信を持って二の腕を出せるようになると、夏のおしゃれがもっと楽しめるようになります。ぜひ試してみてください。