クローゼット整理で自分と向き合う。今の自分を大切にするための洋服を手放す3つのルール
- 公開:2023.6.23
- ライフスタイル
「クローゼット整理は自分を見つめる作業」という整理収納アドバイザーの佐々木奈美さん。洋服は過去の自分の思いがのっているからこそ、捨てにくいもの、と語ります。そんな佐々木さんが洋服整理の際に行っている3つの心がけがあるそう。実践すれば過去の自分に縛られず、前向きに、清々しい気持ちになれるはずです。
洋服を整理しながら、自分と向き合う
洋服を整理することは、自分の内を見つめることに似ているように思います。
アパレル勤務が長かった私は、長きにわたり洋服にお金を使うことが好きで、着ることよりもはやコレクションすることに執着していたような時期がありました。大量の洋服を持ち続けることに満足していて、実際のところ、着ている洋服は数着しかなかったのです。
「もしかして、この数着だけで回るのかも。」
ある日そんなことに気づきます。
洋服を手放す時は、一枚一枚洋服と向き合って、お別れする理由を口にします。
それは今の自分に向き合う作業にとても似ています。
アパレル勤務が長かった私は、長きにわたり洋服にお金を使うことが好きで、着ることよりもはやコレクションすることに執着していたような時期がありました。大量の洋服を持ち続けることに満足していて、実際のところ、着ている洋服は数着しかなかったのです。
「もしかして、この数着だけで回るのかも。」
ある日そんなことに気づきます。
洋服を手放す時は、一枚一枚洋服と向き合って、お別れする理由を口にします。
それは今の自分に向き合う作業にとても似ています。
1.今の自分を知るために、過去の洋服を手放す
一枚一枚の洋服と向き合っていると、「これは〇〇の時に買った服」「これは△△だった時に着ていた服」と過去の自分を思い出すことはありませんか?昔の洋服は、今の自分がうれしい気持ちになるならいいのですが、モヤモヤする洋服なら手放しましょう。
過去に自分へのご褒美で買ったものや、誰かからプレゼントしてもらった服など、人は思い出が詰まった洋服ほど手放しづらくなる傾向があります。
それは、洋服に人の思いがのってしまっているから。洋服そのものの価値に、人の感情が付加価値としてのせられているのです。目につく度、あの頃のこと、あの人のことを思い出して、また気持ちが引っ張られてしまう…そこに負の感情が現れるなら手放した方がいい洋服です。
着てみると数年前の鏡に映る自分とは違うことに気づくはず。
もうすっかり時は流れていて、新しい自分が目の前にいます。
私は一枚の洋服に向き合った時、モヤモヤと嫌な気持ちが発生してしまったら、もうその服とはお別れします。
「もう似合わない。」
「前に進みたいから。」
「新しい自分を見つけたいから。」
そう口にすると、前向きになり、すっきりとお別れすることができますよ。
過去に自分へのご褒美で買ったものや、誰かからプレゼントしてもらった服など、人は思い出が詰まった洋服ほど手放しづらくなる傾向があります。
それは、洋服に人の思いがのってしまっているから。洋服そのものの価値に、人の感情が付加価値としてのせられているのです。目につく度、あの頃のこと、あの人のことを思い出して、また気持ちが引っ張られてしまう…そこに負の感情が現れるなら手放した方がいい洋服です。
着てみると数年前の鏡に映る自分とは違うことに気づくはず。
もうすっかり時は流れていて、新しい自分が目の前にいます。
私は一枚の洋服に向き合った時、モヤモヤと嫌な気持ちが発生してしまったら、もうその服とはお別れします。
「もう似合わない。」
「前に進みたいから。」
「新しい自分を見つけたいから。」
そう口にすると、前向きになり、すっきりとお別れすることができますよ。
2.自分らしくいるために、無理して着る洋服を手放す
モヤモヤした感情が沸き上がってきた洋服。
その中には、窮屈な服、重くて疲れてしまう服、動きづらい服などがあります。「おしゃれは我慢」と言いますが、私は我慢をしている自分は好きになれません。
背伸びしたい年頃もとうに過ぎ、自分をよく見せたい欲も捨て、身の丈のありのままの自分でいたいと思うのです。
洋服は自分を表現するもの。
自分がのびのびといられて、笑顔になる洋服を残していきたいと思います。
私がごきげんでいられたら、周りの人も心地いいはず。
「首元が窮屈で苦しいから。」
「着ていると疲れてしまうから。」
「サイズが合っていないから。」
こういった服はお別れをします。せっかく気に入って手元にきた洋服なので、お直しなどで改善できることはやりますが、自分の負担になるまではやりません。
その中には、窮屈な服、重くて疲れてしまう服、動きづらい服などがあります。「おしゃれは我慢」と言いますが、私は我慢をしている自分は好きになれません。
背伸びしたい年頃もとうに過ぎ、自分をよく見せたい欲も捨て、身の丈のありのままの自分でいたいと思うのです。
洋服は自分を表現するもの。
自分がのびのびといられて、笑顔になる洋服を残していきたいと思います。
私がごきげんでいられたら、周りの人も心地いいはず。
「首元が窮屈で苦しいから。」
「着ていると疲れてしまうから。」
「サイズが合っていないから。」
こういった服はお別れをします。せっかく気に入って手元にきた洋服なので、お直しなどで改善できることはやりますが、自分の負担になるまではやりません。
3.固定概念に縛られないために、○○専用の洋服を手放す
「~しなければいけない」という考え方に囚われていませんか?
当たり前だと思ってやっていたこと、ルールだからと思い込んでいたこと、“○○であるべき”と自分に課していたことなど、洋服においても固定概念に囚われたものがあります。
例えば、“スーツとスラックスは合わせて着る”というルールが決まっていたら、それ以外のコーディネートの可能性を狭めてしまうのです。
スラックスは、ジャケットと組み合わせれば正装になりますし、Tシャツと合わせれば着崩して楽しむことができます。次にスーツのセットアップを買う時は、いろんな洋服と相性がいい、コーディネートの幅が膨らむものを選ぼう!という学びが生まれます。
洋服は着るために持つもの。
着るシーンが少ないことこそ、もったいないのです。
私は最近、礼服や結婚式専用のドレスをすべて手放しました。
冠婚葬祭のどのシーンでも着回しできるワンピースが1枚あれば、充分だと気づいたから。
今の体形に合った、自分らしくいられる正装を見つけられて、とても満足しています。
当たり前だと思ってやっていたこと、ルールだからと思い込んでいたこと、“○○であるべき”と自分に課していたことなど、洋服においても固定概念に囚われたものがあります。
例えば、“スーツとスラックスは合わせて着る”というルールが決まっていたら、それ以外のコーディネートの可能性を狭めてしまうのです。
スラックスは、ジャケットと組み合わせれば正装になりますし、Tシャツと合わせれば着崩して楽しむことができます。次にスーツのセットアップを買う時は、いろんな洋服と相性がいい、コーディネートの幅が膨らむものを選ぼう!という学びが生まれます。
洋服は着るために持つもの。
着るシーンが少ないことこそ、もったいないのです。
私は最近、礼服や結婚式専用のドレスをすべて手放しました。
冠婚葬祭のどのシーンでも着回しできるワンピースが1枚あれば、充分だと気づいたから。
今の体形に合った、自分らしくいられる正装を見つけられて、とても満足しています。
クローゼットを整理して、前進できる新しい自分に
洋服は買った時の自分の気持ちが上乗せされて、手放しづらいもの。
でも、洋服を整理することで、過去の自分に縛られることなく、新しい自分を発見できるのです。
クローゼットと自分を見つめ直し、前に進むことができる自分を手に入れましょう。
でも、洋服を整理することで、過去の自分に縛られることなく、新しい自分を発見できるのです。
クローゼットと自分を見つめ直し、前に進むことができる自分を手に入れましょう。
photo / 佐々木奈美
整理収納アドバイザー 佐々木奈美(@nmmc73)
整理収納アドバイザー。夫と男の子3人と5人暮らし。「家事は肩の力を抜いて、ラクをしながら丁寧に暮らしたい。」という想いのもと、インテリアを収納でカスタマイズしながら、時短家事、家事効率化を暮らしに導入。こだわりある暮らしが垣間見える投稿が人気です。