空間をすっきりと使える家具レイアウトとは。ナチュラルインテリア実例【リノベ団地・2LDK】
- 公開:2023.6.22
- ライフスタイル
最近人気が高まる団地。ちょっと古めかしいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、リノベーションされたモダンな物件も多くなっています。今回は、そんなリノベーション団地の2LDKで二人暮らしをする方々のレイアウト実例をご紹介。北欧風とナチュラルインテリア、どちらも真似したくなるすっきりとした空間です。
LDKをソファで区切って。白い家具を集めたクリーンな部屋
郊外の団地をリノベーションした、46平米ほどの2LDKで二人暮らしをするクリエイターのmomokaさん。入居の決め手になったという白いキッチンに合わせ、ホワイトの北欧家具を多く取り入れたクリーンな空間を作っています。
日当たりのよいLDKでは、ダイニングテーブルのすぐ横にソファを置いて、リビングとダイニングをゆるく区切っています。ローテーブルはデンマークの家具ブランド・Muuto(ムート)のもの。無垢フローリングの上で、特徴的な細い脚のラインが際立ちます。
同じくデンマーク発のHAY(ヘイ)の白いダイニングテーブルは、脚は明るい木目の色がそのまま活かされています。同じ配色のIKEAのチェアも、無垢フローリングにぴったりです。
壁際にあるDUENDE(デュエンデ)などの収納棚もホワイトと木目の色で統一されていて、空間に溶け込んでいます。
壁際にあるDUENDE(デュエンデ)などの収納棚もホワイトと木目の色で統一されていて、空間に溶け込んでいます。
お気に入りの白いキッチンに置かれた冷蔵庫やトースター、水切りラックなどももちろんホワイト。食器などはシンク下の引き出しにしまい、掛ける収納も活用しつつ、作業台にはよく使うものだけが出ている状態となっています。
寝室もホワイトを基調にし、ベッド以外に大きな家具は置かずにすっきりとまとめています。
ベッドサイドのごみ箱や布団乾燥機などもすべてホワイト。デンマークのテーブルウェアブランド・MENU(メニュー)の壁に立てかけて使うウォールテーブルに、少しの小物を飾っています。
ベッドの足元のほうにあるIKEAの白いチェストはドレッサー代わり。上に置かれたウェーブミラーがさりげないポイントとなっています。
圧迫感のない家具を壁際に。余白のあるナチュラルインテリア
続いては、リノベーション団地の57畳ほどの2LDKで二人暮らしをする山脇さん。無垢フローリングに惹かれたという部屋に、ナチュラルカラーの家具とたくさんのグリーンを置いてやさしい雰囲気のインテリアに整えています。
キッチンのそばにダイニングテーブルを置き、その向こうはゆったりとしたリビングに。窓のほうを向いて座るかたちでNOCE(ノーチェ)のソファを配置し、無印良品のシンプルなコの字型家具をローテーブルとして活用。ソファと垂直の壁際には家具が置かれておらず、余白が感じられて広々として見えます。
窓際に並ぶテレビ台や収納棚は、無印良品のユニットシェルフです。背面や側面に板がなく、フレームも細いので圧迫感がなく、窓の光を遮ることもありません。
掃除がしやすいよう、ものは浮かせて収納するのが基本という山脇さん。キッチンも備え付けのバーにキッチンツールを掛け、レンジフードにもS字フックを使って鍋を吊るす収納に。調理台にものを置きすぎないようにしています。
キッチンの横では、無印良品のユニットシェルフに家電や食器類を収納。ステンレス板と素材感の合ったかごやトタンボックスを使い、一部は布で覆うことで、生活感を軽減しています。
寝室も、ものを置きすぎずシンプルに。家具は無印良品のベッドとアウトドアでも使えるUNIFLAME(ユニフレーム)のサイドテーブルのみにし、落ち着く空間にしています。
もう一部屋はゲストルームとして使用。こちらも無印良品の脚付きマットレスやコの字型家具のみでまとめつつ、絵本『スイミー』のイラストや小物をディスプレイ。ほっこりとくつろげる雰囲気にしています。
リノベーション団地で、自分らしく快適な部屋作り
リノベーションされた団地で、好みの家具やインテリアを取り入れながら、すっきりした空間を作っている方々の例をご紹介しました。居心地の良い部屋作りに参考にしてみてください。
photo / goodroom journal
goodroom journal