お洒落なホステルでおでんを。和食の要、“ダシ”にこだわった「地酒・おでん・肴 フクロウ」

世界遺産に登録されて、ますます過熱する和食ブーム。特にその味の要となる「出汁（ダシ）」は、寿司や天ぷらと同じく「ダシ」と発音しても海外で通じるほどの認知度です。そんなダシに注目したのが八丁堀の居酒屋「地酒・おでん・肴　フクロウ」。利用者の６割近くが外国人観光客だという「WISE OWL HOSTELS TOKYO」の１階という立地もあり、和食ならではのダシにこだわったおでんを中心に、全国の醤油、塩、味噌を使ったメニューや、全国各地の地酒や焼酎といったラインナップ。お洒落な雰囲気で手軽に和食が楽しめると、ホステルの宿泊客はもちろん、近隣のビジネスマンにも人気となっています。

一見すると、ダイニングバーやカフェバーといったお洒落な雰囲気。しかし、店内に入るとダシのいい香りに包まれて、気持ちがほっこり。ひとりでも気軽に利用できるようにと、おでん鍋を囲むように作られたカウンター席や屋台風のテラス席に座れば、隣り合った人と自然に会話が弾んでしまいます。

カウンター越しに湯気のあがる大きなおでん鍋をのぞくと、そこには醤油ダシ、塩ダシ、お酒ダシの3種類のおでんが！練り物やこんにゃく、玉子といった定番の他に、トマト、フランクフルト、秋茄子、新里芋、豚バラ肉といった全国各地の農家や漁師から届く新鮮な食材が並びます（メニューは季節によって異なる）。ダシの味にこれらの素材の持つ旨味が溶け出し、得も言われぬ味わいに。外国人観光客に人気なのは、ダシがしっかりしみた大根だというのも頷けます。

この他、揚げたての厚揚げや、豚もつ煮、地鶏ももの炭焼き、朝挽きささ身の鶏わさ、塩辛やっこ…と、食事にもお酒にも合うメニューがずらりと揃います。さらに、日本各地から取りそろえた自慢の日本酒と焼酎があれば、会話が弾まないわけがありません。昨今の日本酒ブームも相まって、同店は連日活気にあふれています。

東京駅からもわずか１キロの近さなので、東京観光の帰りに、仕事帰りにふらりと、気心の知れた仲間と女子会に…。そして何より旬の美味しいものを味わいたいときに、是非立ち寄ってみませんか？日本に生まれてよかったーと、思わず至福の笑みがこぼれる酒と肴が楽しめるお店です。