散らからない家を目指すなら、テーブル上から。ものが置きっぱなしにならない片付けの5STEP
- 公開:2022.8.28
- ライフスタイル
リビングダイニングは、ものが集まりやすく散らかりやすい場所のひとつ。特にテーブル上は、いつも使うものやずっと置きっぱなしのものでいっぱいになっていませんか。テーブル上は家全体を表すと言っても過言ではありません。スッキリ片付く家を目指すなら、まずは小さなテーブルの上から。片付けの進め方をご紹介します。
STEP1:テーブルの上にあるものをチェック
まずは、現状をチェックすることが大事。例えば、こんなものが出ていませんか?
・よく使っているもの
・後で片付けようと思ったまま、そのままになっているもの
・片付ける場所がなく、そのままになっているもの
次に、自分がいつも何を使っていて、どうして片付けられないままテーブルに置きっぱなしになっているか意識してみましょう。まずはテーブル上のものを分けていきます。明らかにゴミだったり、もう使わないもの、捨てられるものは直接ゴミ箱へ捨てていきましょう。それだけでも少しスッキリすると思いますよ。
そして残ったテーブル上にあるものを、このような基準で分けていきます。
・毎日テーブルまわりで使っているもの
・片付けようと思ってそのままになっているもの(片付ける定位置が決まっているもの)
・片付ける場所(定位置)が決まっていないもの
・よく使っているもの
・後で片付けようと思ったまま、そのままになっているもの
・片付ける場所がなく、そのままになっているもの
次に、自分がいつも何を使っていて、どうして片付けられないままテーブルに置きっぱなしになっているか意識してみましょう。まずはテーブル上のものを分けていきます。明らかにゴミだったり、もう使わないもの、捨てられるものは直接ゴミ箱へ捨てていきましょう。それだけでも少しスッキリすると思いますよ。
そして残ったテーブル上にあるものを、このような基準で分けていきます。
・毎日テーブルまわりで使っているもの
・片付けようと思ってそのままになっているもの(片付ける定位置が決まっているもの)
・片付ける場所(定位置)が決まっていないもの
STEP2:毎日使うものからテーブル近くに定位置を作る
収納で大事なのは、よく使うものほど使う場所の近くに定位置を作ること。まずは毎日使っているものからテーブルの近くに定位置を作っていきます。
例えば、毎日飲んでいるサプリや、毎日使う日焼け止めクリームなどのケア用品、メガネやペンやハサミなどの文具、ティッシュやウェットティッシュ、アクセサリーなど…。
よく使うものは、片付ける場所(定位置)がある場合は片付けます。ただ、テーブル上に出しっぱなしになるということは、定位置がテーブルから遠いなど、すぐに片付けられないからかもしれません。そんな時は、よく使うものだけをテーブルの上や付近にまとめてセットしておくのもおすすめです。
また、ウェットティッシュやティッシュなどは専用ケースを活用すると、そのまま出していてもスッキリした印象になります(写真は無印良品のウェットティッシュケース)。アクセサリーや時計なども一時置きスペースとして小皿などを置いておくと、なくしたり探したりすることもなくおすすめです。
例えば、毎日飲んでいるサプリや、毎日使う日焼け止めクリームなどのケア用品、メガネやペンやハサミなどの文具、ティッシュやウェットティッシュ、アクセサリーなど…。
よく使うものは、片付ける場所(定位置)がある場合は片付けます。ただ、テーブル上に出しっぱなしになるということは、定位置がテーブルから遠いなど、すぐに片付けられないからかもしれません。そんな時は、よく使うものだけをテーブルの上や付近にまとめてセットしておくのもおすすめです。
また、ウェットティッシュやティッシュなどは専用ケースを活用すると、そのまま出していてもスッキリした印象になります(写真は無印良品のウェットティッシュケース)。アクセサリーや時計なども一時置きスペースとして小皿などを置いておくと、なくしたり探したりすることもなくおすすめです。
よく使うものをまとめて収納する時は、基本的にはサッと出し入れできるように、引出しタイプよりオープンなボックス収納がおすすめです。ボックス内もケースやブックエンドなどで仕切って中身が混ざらないようにすると、より使いやすく片付けしやすくなります。写真はメガネやスマホ充電ケーブルやハンドクリームなど細々したものを仕切って分けています。上から見ても一目瞭然になり、サッと出し入れしやすくなります。
STEP3:片付かないものの定位置を見直す
また、片付ける場所(定位置)があっても、時間がないから後で片付けようとそのままになっているものは、決まっている定位置がテーブルまわりから離れているなど、片付けにくいことが原因かもしれません。
改めて、テーブルまわりの収納スペースを見直して、近くに定位置を作ってみましょう。もしテーブル近くの収納スペースに全く使っていないものが入っていたら、ぜひ整理をして見直してみましょう。きっとスペースが空きますよ。
写真はテーブルに出しっ放しになっていたお菓子をカゴでまとめて、テーブル背面の収納スペースを定位置にした例。元々は食器棚の中にお菓子カゴの定位置を作っていましたが、よく食べるので出した状態のほうが出し入れもしやすくなります。
また、TVのリモコンもカトラリーケースを活用して定位置を作り、戻す場所を決めています。リモコンを使わない時は片付けておくとテーブルの上もスッキリします。
改めて、テーブルまわりの収納スペースを見直して、近くに定位置を作ってみましょう。もしテーブル近くの収納スペースに全く使っていないものが入っていたら、ぜひ整理をして見直してみましょう。きっとスペースが空きますよ。
写真はテーブルに出しっ放しになっていたお菓子をカゴでまとめて、テーブル背面の収納スペースを定位置にした例。元々は食器棚の中にお菓子カゴの定位置を作っていましたが、よく食べるので出した状態のほうが出し入れもしやすくなります。
また、TVのリモコンもカトラリーケースを活用して定位置を作り、戻す場所を決めています。リモコンを使わない時は片付けておくとテーブルの上もスッキリします。
STEP4:出番の少ないものもリビング内に定位置を作る
収納スペースに余裕があれば、出番の少ないものも定位置をリビング内に作ると、使う時も片付けもより楽になります。
写真は時々使うテプラや裁縫セット、ドライバーなどテーブルまわりで時々使うものをリビング内の引出しに定位置を作っています。出番は時々でも使う時にサッと出し入れができてとても便利。
その他、テーブルまわりで使うものを人別・種類別ごとなど収納ケースを決めて、リビング内に定位置を作るのもよいでしょう。使う時はケースごとテーブルへ持っていき、ケースごと片付けられるので、サッと片付けやすく散らからない暮らしにつながります。
写真は時々使うテプラや裁縫セット、ドライバーなどテーブルまわりで時々使うものをリビング内の引出しに定位置を作っています。出番は時々でも使う時にサッと出し入れができてとても便利。
その他、テーブルまわりで使うものを人別・種類別ごとなど収納ケースを決めて、リビング内に定位置を作るのもよいでしょう。使う時はケースごとテーブルへ持っていき、ケースごと片付けられるので、サッと片付けやすく散らからない暮らしにつながります。
STEP5:片付けのリセット時間を1日1回は実践
テーブル上は使っている時は必ず散らかります。でもテーブルの上のもの全てに片付ける先が決まっていると、片付けもスムーズにできて、さらに片付ける場所(定位置)が近ければ、より楽になります。そしてスッキリした状態を維持するためには、寝る時や出かける時などのタイミングで、必ず1日1回は片付ける時間を作りましょう。
スッキリ片付いた状態を目にすることで、心地よさも感じやすく、片付けが習慣化しやすくなりますよ。また、定位置が決まっていないものがある時のために、テーブル付近に一旦保管しておくボックスを設置しておくとよいでしょう。一旦保管するボックスなので、必ず時間がある時に見直して定位置を決めることは忘れずに。そうするとスッキリしたテーブルまわりを維持することができるようになるでしょう。
スッキリ片付いた状態を目にすることで、心地よさも感じやすく、片付けが習慣化しやすくなりますよ。また、定位置が決まっていないものがある時のために、テーブル付近に一旦保管しておくボックスを設置しておくとよいでしょう。一旦保管するボックスなので、必ず時間がある時に見直して定位置を決めることは忘れずに。そうするとスッキリしたテーブルまわりを維持することができるようになるでしょう。
テーブル上が片付いているとリビングダイニング全体が片付いて見えます。そして、テーブル上のような小さなスペースが片付けられると、家の中のあらゆる場所も同じように片付けられるようになります。まずはテーブルの上から実践してみて、ぜひ鞄や靴、デスクのものや衣類なども同じように片付けを進めて、片付けしやすい家を目指していただけたらと思います。
photo / 伊藤美佳代
住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代
ハウスキーピング協会認定
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター
instagram @ito_mikayo
ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」