性格から飼育のポイントまで。ひとり暮らしでも飼いやすい「ちいかわなペット」<7選>
- 公開:2022.7.23
- ライフスタイル
ハリネズミやリス・モモンガなど、ちょっぴり変わった小さくて可愛いペットたち。お迎えしてみたいけど、初心者でも飼うことができるのでしょうか?今回は、ひとり暮らしや賃貸住まいの方でも飼育しやすい小動物たちをピックアップ。エサやケージの広さなど、様々な知りたい情報をまとめました。
クリクリの大きな瞳にキュン「モモンガ」
大きなまんまるのクリクリお目めが愛らしい「フクロモモンガ」。長距離を木から木へ滑空することができ、長いときは1度に20〜30m近く滑空することもあるのだとか。
ベビーの時期からうまく育てると人を恐れず、モモンガの中では比較的慣れやすいといわれています。ただし基本的には臆病で神経質な面があるため、ストレスをかけず毎日時間をかけてゆっくり慣れさせていってあげるのがポイント。
夜行性のため、日中お仕事をしている方も帰宅後にお世話や触れ合いタイムを楽しめそう。
■寿命 5~7年
■エサ 果物、野菜、リス用ペレット、動物性たんぱく質(ミルワーム・コオロギ・チーズ・煮干し)、昆虫用ゼリーなど
■ケージ 高さ・広さが十分あるもの、底面積40×40cm程度、できるだけ高さのあるもの
ベビーの時期からうまく育てると人を恐れず、モモンガの中では比較的慣れやすいといわれています。ただし基本的には臆病で神経質な面があるため、ストレスをかけず毎日時間をかけてゆっくり慣れさせていってあげるのがポイント。
夜行性のため、日中お仕事をしている方も帰宅後にお世話や触れ合いタイムを楽しめそう。
■寿命 5~7年
■エサ 果物、野菜、リス用ペレット、動物性たんぱく質(ミルワーム・コオロギ・チーズ・煮干し)、昆虫用ゼリーなど
■ケージ 高さ・広さが十分あるもの、底面積40×40cm程度、できるだけ高さのあるもの
トゲトゲの背中とまんまるフォルム「ハリネズミ」
トゲトゲの背中とまあるいフォルム、つぶらな瞳がキュートな「ヨツユビハリネズミ(ピグミーヘッジホッグ)」。敵から攻撃されたり危険を感じると、クルッと体を丸め、まるでトゲトゲのボールのようになります。
飼育は初心者でもさほど難しくなく、慣れてくるとトゲを立てなくなり、手のひらにのせることもできるそう。カラーバリエーションも様々で、ペットとして人気の高い動物です。
■寿命 6~10年
■エサ 専用フード、フェレットフード、果物、昆虫ゼリー、ミルワーム
■ケージ 動き回れる広さのあるもの、底面積60×90cm程度、高さは問わない
飼育は初心者でもさほど難しくなく、慣れてくるとトゲを立てなくなり、手のひらにのせることもできるそう。カラーバリエーションも様々で、ペットとして人気の高い動物です。
■寿命 6~10年
■エサ 専用フード、フェレットフード、果物、昆虫ゼリー、ミルワーム
■ケージ 動き回れる広さのあるもの、底面積60×90cm程度、高さは問わない
活発に動き回る姿に釘付け「シマリス」
鳴き声もなく、省スペースで飼育できる「シマリス」は、ワンルームの一人暮らしでも飼いやすいペット。とても元気に動き、水を飲む姿やエサをほお袋に詰めた顔、寝ているときやおやつをねだる姿など、とても愛らしく、見ているだけで癒されること間違いなしです。
少々野性味が強いため、単純に犬猫のようには慣れてくれない場合が多いそうですが、なるべくストレスを与えない飼育を心がけ、子どものころから一緒にいられる時間をつくってあげると比較的慣れやすいですよ。
■寿命 6~10年
■エサ リス用混合フード 、果物(リンゴ・みかんなど)、野菜(キャベツ・ブロッコリーなど)、昆虫(コオロギ・ミルワームなど)
■ケージ 動き回れる広さのあるもの、底面積40×40cm程度、できるだけ高さのあるもの
少々野性味が強いため、単純に犬猫のようには慣れてくれない場合が多いそうですが、なるべくストレスを与えない飼育を心がけ、子どものころから一緒にいられる時間をつくってあげると比較的慣れやすいですよ。
■寿命 6~10年
■エサ リス用混合フード 、果物(リンゴ・みかんなど)、野菜(キャベツ・ブロッコリーなど)、昆虫(コオロギ・ミルワームなど)
■ケージ 動き回れる広さのあるもの、底面積40×40cm程度、できるだけ高さのあるもの
手のりも楽しめる「ボタンインコ」
体色が美しい「ボタンインコ」。色変わりが多く、さまざまなカラーバリエーションが存在します。
比較的人懐っこく、コロコロと転がって飼い主の気を引く姿も見られるとか。丈夫で環境にもすぐ適応でき、手のりにしたりペアリングしたりと幅広く楽しめるペットです。
一般的におしゃべりはしないと認識されていますが、言葉や音を真似たりする個体もいるようなので、夢が広がりますね。
■寿命 約10年
■エサ 中型インコ専用混合フード、野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)
■ケージ 羽を広げても余裕で収まる大きさ、底面積35×35cm程度、高さ35cm程度
比較的人懐っこく、コロコロと転がって飼い主の気を引く姿も見られるとか。丈夫で環境にもすぐ適応でき、手のりにしたりペアリングしたりと幅広く楽しめるペットです。
一般的におしゃべりはしないと認識されていますが、言葉や音を真似たりする個体もいるようなので、夢が広がりますね。
■寿命 約10年
■エサ 中型インコ専用混合フード、野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)
■ケージ 羽を広げても余裕で収まる大きさ、底面積35×35cm程度、高さ35cm程度
短い耳と丸顔がキュート「ネザーランドドワーフ」
飼いうさぎの中では、最小クラスの「ネザーランドドワーフ」。ウサギの品種の中で最もカラーバリエーションが豊富です。丸い顔に短い耳が、なんとも愛らしく、人気のペット。ほかの品種に比べ、飼育スペースをとらないことも魅力的です。
性格は極端に分かれ、すぐに人慣れするタイプと、少々気が強く独立心旺盛なタイプが存在するそう。
名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すことで呼ぶと来るようになったり、なついてくると頭をなでられて喜んだりする姿も見られるので、上手に慣らしていきたいですね。
■寿命 5~10年
■エサ ウサギ専用フード、牧草、野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)、果物(リンゴなど)
■ケージ 底面積50×40cm程度
性格は極端に分かれ、すぐに人慣れするタイプと、少々気が強く独立心旺盛なタイプが存在するそう。
名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すことで呼ぶと来るようになったり、なついてくると頭をなでられて喜んだりする姿も見られるので、上手に慣らしていきたいですね。
■寿命 5~10年
■エサ ウサギ専用フード、牧草、野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)、果物(リンゴなど)
■ケージ 底面積50×40cm程度
豊富な色柄に目移りしそう「ヒョウモントカゲモドキ」
「爬虫類女子」というワードもあるほど、近年女性にも人気が高まっている爬虫類。中でも「ヒョウモントカゲモドキ」は、大きなくりくりの瞳、比較的おとなしい性格と飼育のしやすさから、人気の高い品種です。カラーや模様が個体によってさまざまで、好みの色柄を探す楽しみもありますよ。
飼育スペースをあまりとらず、温度や湿度に対する耐性が高いため、爬虫類初心者でも挑戦しやすい種類ではありますが、それでも、パネルヒーターやウェットシェルターなどの基本設備や室温の管理は必須ですので、事前によく調べておきましょう。
■寿命 約10年
■エサ 専用フード、コオロギ、ミルワーム、ピンクマウスなど
■ケース 横幅30cm以上
飼育スペースをあまりとらず、温度や湿度に対する耐性が高いため、爬虫類初心者でも挑戦しやすい種類ではありますが、それでも、パネルヒーターやウェットシェルターなどの基本設備や室温の管理は必須ですので、事前によく調べておきましょう。
■寿命 約10年
■エサ 専用フード、コオロギ、ミルワーム、ピンクマウスなど
■ケース 横幅30cm以上
密かに人気の高まっている「メダカ」
小さな魚の代表ともいえる「メダカ」。ちょっぴり地味なイメージがあるかもしれませんが、近年は品種改良が盛んに行われていて、体色や模様が派手な種類も少なくありません。また、水質の悪化や酸欠に強く、小型水槽で水槽用ヒーターなしで飼育できるのも嬉しいポイント。
水槽内に水草や浮き草などを入れることも多く、レイアウトも楽しみのひとつです。
■寿命 2~3年
■エサ 専用フード、生餌
■水槽 メダカ1匹につき1リットルが目安、水槽以外にガラス容器や陶器の鉢などでも飼育可
水槽内に水草や浮き草などを入れることも多く、レイアウトも楽しみのひとつです。
■寿命 2~3年
■エサ 専用フード、生餌
■水槽 メダカ1匹につき1リットルが目安、水槽以外にガラス容器や陶器の鉢などでも飼育可
大切な命と暮らすために
比較的丈夫で飼育しやすいペットをご紹介しましたが、どの子も命ある生き物です。
家族の一員として迎えたその日から、お世話はもちろん、周囲への配慮や健康管理はすべて飼い主の責任。特に小さな動物は、飼い主が病気やケガに気が付いたときには、手遅れとなってしまうことも。それを防ぐためには、普段からの健康チェックがとても大切。
また生き物を飼うには、生体代の他に、エサ代・設備代、品種によっては電気代など、飼育費もかかります。さらに、万が一病気・ケガをした時の治療代も合わせると決して安い金額ではありません。
ペットをお迎えする前に「ペットとどんな暮らしがしたいか」「ペットの最期までずっと一緒にいられるか」よく考えてくださいね。
※飼育・生態に関する情報は、あくまで目安としてご理解ください。飼育は自己責任の元、管理してください。
※ペットの種類に合った飼い方や生態、本能や習性について、獣医師などの専門家に相談してから飼いましょう。
家族の一員として迎えたその日から、お世話はもちろん、周囲への配慮や健康管理はすべて飼い主の責任。特に小さな動物は、飼い主が病気やケガに気が付いたときには、手遅れとなってしまうことも。それを防ぐためには、普段からの健康チェックがとても大切。
また生き物を飼うには、生体代の他に、エサ代・設備代、品種によっては電気代など、飼育費もかかります。さらに、万が一病気・ケガをした時の治療代も合わせると決して安い金額ではありません。
ペットをお迎えする前に「ペットとどんな暮らしがしたいか」「ペットの最期までずっと一緒にいられるか」よく考えてくださいね。
※飼育・生態に関する情報は、あくまで目安としてご理解ください。飼育は自己責任の元、管理してください。
※ペットの種類に合った飼い方や生態、本能や習性について、獣医師などの専門家に相談してから飼いましょう。
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