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帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

帰った瞬間から疲れた気持ちも体もすぐに癒され、ホッとできるような部屋だったら、家に帰るのも楽しみになりますよね。さらにスッキリした部屋なら、毎日の家事もラクに。そして好きなものに囲まれていたら、より一層お気に入りの部屋になりそうです。そんな帰りたくなるお部屋づくりのコツをご紹介します。

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

床に直接モノを置かないようにする

コツ①使っているモノを選別、整理する

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

床にモノが散乱していたり片付いていないと、家に帰った瞬間に「片付いてない…片付けないと…」という気持ちになり、心も休まりません。部屋に入った瞬間に目に入るものをなるべく少なくすることでスッキリ感も高まります。特に床にモノを直置きしていると、その周りからとりあえず…とモノを置いてしまいがちに。徐々にモノが増えていく原因にもなってしまいます。
まずは床に直置きされているモノから、その部屋(場所)で使っているモノかを選別してみましょう。使っていないモノ、ずっと床に置かれてしまったモノは、自分の「帰りたくなる部屋」にすることを優先して思い切って整理して取り除いてみましょう。きっと気持ちも空間もスッキリしますよ。

コツ②カゴやボックスで定位置をつくる

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

床に直置きしてしまうのは、使っているモノの定位置が決まっていないことが原因のひとつ。使ったり出した後にサッと片付けられるように、使う場所の近い位置に収納の定位置をしっかりつくりましょう。コツはモノを床に直接置かないようにボックスやカゴなどを利用するとよいでしょう。ソファ周りで読む雑誌や本はソファ横にマガジンラックやボックスを置いたり、ソファやカーペットを掃除する際の粘着カーペットクリーナなどの掃除グッズもカゴにまとめて入れるようにするなど、枠をつくって定位置化することでモノが床に散らばりにくくなります。また、ボックスがいっぱいになってきたら整理するタイミングだと意識できるようになることで、モノも増えにくくなっていきます。

テーブルやカウンター上はモノは少なくする

コツ③テーブル上は出かける前に片付ける

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

テーブルのような部屋の中でも大きな平面部分は、なるべくモノを置かないようにすると、よりスッキリ感じられます。いつも飲んでいるサプリやリモコン、スマホなどの充電ケーブル、書類やDMなどテーブルによく置いてしまうものは、カゴやケースなどを活用してテーブル付近に定位置をつくることで、テーブルの上に置いてしまうモノもサッと片付けやすくなります。出かける前にテーブルの上に出ているモノを定位置に戻すようにしてスッキリした状態にすることで、帰った時も気持ちも休まるでしょう。

コツ④カウンターや棚上は置くモノを厳選する

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

カウンター上もモノをつい置いてしまいやすい場所です。カウンターのような目に入りやすい高さの場所をスッキリさせることで、片付けの意識も高まります。カウンター上に置くモノはその場所の近くで使うものだけなど厳選して、カゴやボックスを利用して定位置もしっかり決めましょう。また、モノをつい置いてしまうことができないように絵や花などを飾るスペースにするのもおすすめです。

目に入りやすい場所をお気に入りコーナーにする

コツ⑤ お気に入りのインテリアも厳選して飾る

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

好きなものが部屋にあると気持ちもよりリラックスすると思います。お気に入りの雑貨、フォトフレーム、お花など、自分の気持ちがホッとするモノを取り入れて自分のお気に入りコーナーを作ってみるのもおすすめです。
コツは、部屋に入った時に目に入りやすいコーナーやカウンターや壁などを意識して飾るスペースにすること。お気に入りだからと全部飾るのではなく広さに合わせて1~3つくらいに絞ってみましょう。たくさん飾ることは掃除も管理も大変になります。小さな場所でも一ヶ所好きな場所があると、心地よさも増していくのではないかと思います。

コツ⑥間接照明で落ち着く雰囲気をつくる

帰りたくなる家にするには?心も体もリラックスできる部屋作りのコツ6つ

照明の取り入れ方ひとつで心地よさも変わります。全体を明るくする照明以外に、壁を照らしたり手元を照らすスタンドライトやスポットライトをプラスして落ち着く雰囲気をつくってみるのもおすすめです。コツは部屋のコーナーや広い壁のある場所を照らしてみること。直接目に入る光より壁面を照らす間接的な明かりは柔らかく、部屋に陰影をつくることで、とても落ち着いた気持ちにさせてくれますよ。好きなインテリアを飾るコーナーや観葉植物を照らしてみるのもおすすめです。

リラックスできる空間をイメージすることが第一歩

「帰りたくなる部屋」のイメージはモノが少ないスッキリした部屋だけではなく、たくさんの好きなモノに囲まれている部屋など、人によってイメージは様々だと思います。でも家に帰った時にホッとするようなリラックス空間であることは共通のイメージではないでしょうか。まずはどんな部屋が自分の「帰りたくなる部屋」かイメージしてみることから、そしてできることから少しずつ実践してみることで、きっとお気に入りの場所になっていくと思います。ぜひ帰りたくなる部屋づくりのご参考のひとつになればと思います。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

ハウスキーピング協会認定
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター

instagram @ito_mikayo

ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」

http://mikayo-ito.jugem.jp

この記事を書いた人

伊藤美佳代 住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー。 片付けやすい住まいで心地良い暮らせるように、整理収納を通して暮らしに合ったモノの持ち方、使う人のことを...

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