買い替えるものは「サステナブルなもの」を選ぼう
2021年も残すところ、あと1ヶ月ちょっととなりましたね。先日は一年に数回しかない、天赦日(財布を変えたり、何か新しいことを始めるには最適の日)でした。実は12月中に買い替える『締め財布』と呼ばれる物があります。
年末で『締める』事から由来し、財布が締まって余計な出費をしなくなる=お金が貯まりやすくなるということで、今現在、財布の劣化が気になっている方は、これからの時期にお財布を変えるのもおススメです。
私も先日、3年以上使っていた本革の財布の劣化がかなり気になってきたので、天赦日に変えることにしました。
この2〜3年新しく購入するものに対して、"エシカル"なものであったり"サステナブル"かどうかを、今まで以上に意識して購入するようになったので、今回はヴィーガンレザー(本革を使用していないもの)に買い替えることにしました。
年末で『締める』事から由来し、財布が締まって余計な出費をしなくなる=お金が貯まりやすくなるということで、今現在、財布の劣化が気になっている方は、これからの時期にお財布を変えるのもおススメです。
私も先日、3年以上使っていた本革の財布の劣化がかなり気になってきたので、天赦日に変えることにしました。
この2〜3年新しく購入するものに対して、"エシカル"なものであったり"サステナブル"かどうかを、今まで以上に意識して購入するようになったので、今回はヴィーガンレザー(本革を使用していないもの)に買い替えることにしました。
ヴィーガンレザーとは?
ヴィーガンレザーとは、文字通り動物性の皮を使用していない皮のこと。
一昔前ではフェイクレザーといったように、本物の皮でないものを指す呼び方の方が主流でしたが、
数年前まで言われていたフェイクレザーのほとんどは化学繊維で合成、作られたもの(人工皮)で、動物の皮ではないものの、本革に比べもちの悪さや、原料となるポリウレタンやポリエステルの海洋汚染問題であったり、自然分解しないため、サステナブルかどうかと言った観点ではそうでないものがほとんどでした。
一昔前ではフェイクレザーといったように、本物の皮でないものを指す呼び方の方が主流でしたが、
数年前まで言われていたフェイクレザーのほとんどは化学繊維で合成、作られたもの(人工皮)で、動物の皮ではないものの、本革に比べもちの悪さや、原料となるポリウレタンやポリエステルの海洋汚染問題であったり、自然分解しないため、サステナブルかどうかと言った観点ではそうでないものがほとんどでした。
今注目されているヴィーガンレザー
今までのフェイクレザーは化学繊維が主流だったのに対し、今では自然素材で自然分解のできるフェイクレザー(ヴィーガンレザー)が増えてきています。
この2年でヴィーガンレザーの需要は倍以上になったとも言われています。その背景としては消費者のエシカル思考が高まっていることが要因として考えられます。特に本革に使われる素材は食肉産業と密接に関わっており、皮を革に加工する際に必須な"なめし"と言われる加工プロセスにおいて、適切な処理が行われないことによる水質汚染も問題視されています。
それに代わってヴィーガンレザーは自然由来の素材なのはもちろんのこと、その多くは通常棄てるはずの食べ物の皮や葉を使って作られたりと、余剰農産物を活用して作られているものも多く、サスティナブルな新素材として注目されています。
この2年でヴィーガンレザーの需要は倍以上になったとも言われています。その背景としては消費者のエシカル思考が高まっていることが要因として考えられます。特に本革に使われる素材は食肉産業と密接に関わっており、皮を革に加工する際に必須な"なめし"と言われる加工プロセスにおいて、適切な処理が行われないことによる水質汚染も問題視されています。
それに代わってヴィーガンレザーは自然由来の素材なのはもちろんのこと、その多くは通常棄てるはずの食べ物の皮や葉を使って作られたりと、余剰農産物を活用して作られているものも多く、サスティナブルな新素材として注目されています。
植物から作られるヴィーガンレザーの種類
今注目されているヴィーガンレザー(植物由来)の種類にはパイナップルの葉の皮、りんごの皮、サボテンの皮などの「通常なら廃棄されるはずの部分」を使用するものであったり、コルクのように木を伐採せず、樹皮を使用することによって「二酸化炭素の吸収率に影響のないもの」、きのこの菌を培養して作る「培養レザー」など、種類は様々です。
日本でもこの1、2年でパイナップル由来、りんご由来の商品を使ったブランドが少しずつ出始めていますが、今回私が新しく購入したものはイギリスのヴィーガンレザーブランド、「LUXTRA」。
今回は、オンラインで買えるLUXTRAの長財布と、一緒に購入したクラッチバック(ポーチ)についてレポートできたらと思います。
日本でもこの1、2年でパイナップル由来、りんご由来の商品を使ったブランドが少しずつ出始めていますが、今回私が新しく購入したものはイギリスのヴィーガンレザーブランド、「LUXTRA」。
今回は、オンラインで買えるLUXTRAの長財布と、一緒に購入したクラッチバック(ポーチ)についてレポートできたらと思います。
【財布】パイナップルの葉の皮の使い心地
今回購入した長財布はLUXTRAの、パイナップルの葉の繊維でできた革で作られたものです。
触った感触としては、本革とは全く違う、ザラッとしながらもふわっと弾力のある感じで、肌馴染みが良いかんじでした。
今回はシルバーにしたのですが、いやらしいかんじのテカリはなく、上品で落ちついたシルバーで手にフィットする感じがとてもしっくりきました。
外寸のサイズ感(縦8.5cm×横19cm)は、華奢な女性でも持ちやすい、無駄のないデザインで長財布の中ではコンパクトな印象でした。
触った感触としては、本革とは全く違う、ザラッとしながらもふわっと弾力のある感じで、肌馴染みが良いかんじでした。
今回はシルバーにしたのですが、いやらしいかんじのテカリはなく、上品で落ちついたシルバーで手にフィットする感じがとてもしっくりきました。
外寸のサイズ感(縦8.5cm×横19cm)は、華奢な女性でも持ちやすい、無駄のないデザインで長財布の中ではコンパクトな印象でした。
気になる収納力は?
気になる収納力ですが、外寸のコンパクト以上に収納力があります。
●カードのポケット数:8つ
●その他のポケット:財布の内側にさらに1つ
●紙幣:30枚入れても余裕のゆとり
●コイン:20枚入れてもまだ余裕はあるくらい
といった感じで、収納力に困ることも特になさそうです。ただし、コイン部分はマチがない分、あるものと比べると少し収納力が劣る印象はありますが、それでも困るほどではない感じでした。
また、以前使用していた本革の財布は水をつけると変色してしまい、水も染み込みやすかったので、それによって劣化が進んでしまうのが難点でした。この素材はかなり撥水性があり、汚れてしまった部分は水拭きで拭き取ることも出来ました。
また本革だと鋭利なもので擦ると跡がすぐについてしまいますが、爪でガシガシ表面を擦ってみたものの、全く傷がつく心配も塗料が落ちる心配もありませんでした!
●カードのポケット数:8つ
●その他のポケット:財布の内側にさらに1つ
●紙幣:30枚入れても余裕のゆとり
●コイン:20枚入れてもまだ余裕はあるくらい
といった感じで、収納力に困ることも特になさそうです。ただし、コイン部分はマチがない分、あるものと比べると少し収納力が劣る印象はありますが、それでも困るほどではない感じでした。
また、以前使用していた本革の財布は水をつけると変色してしまい、水も染み込みやすかったので、それによって劣化が進んでしまうのが難点でした。この素材はかなり撥水性があり、汚れてしまった部分は水拭きで拭き取ることも出来ました。
また本革だと鋭利なもので擦ると跡がすぐについてしまいますが、爪でガシガシ表面を擦ってみたものの、全く傷がつく心配も塗料が落ちる心配もありませんでした!
デザインがシンプルだからこそ、ファスナーでアレンジを効かせる
財布のデザイン自体がとてもシンプルなので、今回私はエシカルジュエリーブランド「ARTIDA OUD」のコインチャームをファスナー部分に付けてみました。
奇抜なデザインだと、飽きてしまいますが、シンプルなデザインの財布だからこそ、ちょっとした部分で様々なアレンジが効くのも、長く使っていく上では大事なポイントかもしれません。
奇抜なデザインだと、飽きてしまいますが、シンプルなデザインの財布だからこそ、ちょっとした部分で様々なアレンジが効くのも、長く使っていく上では大事なポイントかもしれません。
【クラッチバック(ポーチ)】はオンオフ両方使えるものを
ポーチの方は、同じパイナップルからできた素材ですが、財布の温かみのある感触とはまた少し違ったツルツルした感触で、メタリック感は強めで、都会っぽい感じの仕上がりでした。
今回このポーチを購入した理由としては、友人の結婚式があったため。the 結婚式用のクラッチバックだと、購入しても使う頻度がかなり限られてしまうので、なるべく普段の洋服にも合わせやすいもので、財布と同じシルバーをチョイスしました。
今回このポーチを購入した理由としては、友人の結婚式があったため。the 結婚式用のクラッチバックだと、購入しても使う頻度がかなり限られてしまうので、なるべく普段の洋服にも合わせやすいもので、財布と同じシルバーをチョイスしました。
ちょっとしたお出かけにも旅行用にも使える
写真のように、イヤホン、リップ(スティック状長め)、スマホ、ハンカチを入れてもまだ少し余裕があるので、小財布であれば入りそうです。(長財布は入りませんでした。)
ご祝儀袋ももちろん入ります!
ご祝儀袋ももちろん入ります!
写真のように結婚式用のクラッチバックとしては全く問題なく、普段荷物の少ない方であればお出かけ用の小さめのクラッチバックとしても使えそうです。
手にかける長いストラップ部分は外せるようになっているので、旅行用の基礎化粧品などを入れるポーチとしても活用できそうです!
最後に...
今回お財布を買い替えたと言いましたが、以前使用していた財布は私の不注意により、水筒のお茶をお財布に大量にこぼしてしまったので、見た目の劣化がかなり進んでいたものの、パートナーと一緒に使う生活費(食費用)の財布として捨てずに再活用しています。
またすでに皆さんが所有している本革の製品でも、お手入れすることによって、ずっと長く使えるものもたくさんあると思います。
私がサステナブルにライフスタイルを送る上で意識していることは、「捨てないでものを長く使う」がベースにあります。買う前にまず修理できるか調べたり、新しく購入するものはどんな素材でできているのか、持ちがよかったり、経年劣化を楽しめるかなども、何かを新しく購入する際に、選ぶ基準として考慮しているポイントです。
またすでに皆さんが所有している本革の製品でも、お手入れすることによって、ずっと長く使えるものもたくさんあると思います。
私がサステナブルにライフスタイルを送る上で意識していることは、「捨てないでものを長く使う」がベースにあります。買う前にまず修理できるか調べたり、新しく購入するものはどんな素材でできているのか、持ちがよかったり、経年劣化を楽しめるかなども、何かを新しく購入する際に、選ぶ基準として考慮しているポイントです。
なのでこれをみて、まだ今使っているお財布が使えるのに、また新しいものに買い替えるのは、本来伝えたい意図としては本末転倒な気もするので、是非、ご自身のタイミングで、今後新しく革製品の購入を検討する際にはヴィーガンレザーというものがあるんだ!という一つの選択肢として参考にしていただきたいです。
皆さんにとって無理のない、"心地よいサステナブルな選択"を見つけていただけたら嬉しいです。
<HALUさんの使用アイテムはこちら>
ブランド名:LUXTRA
商品名:
EstherPinatexビーガンレザーコンチネンタルウォレット/シルバー
アップルレザービーガンポーチ(販売終了)
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わたし、身近な誰か、地球にもいいコト起きる“サステナブルな行動”をここからつなげていこう!
暮らしにいいコトの循環“サステナブルな行動”が一人でも多くの人につながってほしい、という思いを込めた、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。
サステナブルな行動は、環境につながるだけでなく、実はみんなが思っている“モヤモヤ”“小さな不満”を解決してくれます。
「#TSUNAGU100」のハッシュタグをつけてSNSで投稿いただいた方の中から、編集部が選び、記事に取り上げさせていただきます。
こちらのレビューはInstagramでもご欄いただけます。「#TSUNAGU100」のタグを覗いてみてくださいね。
HALUさんがバトンをつなぐ方は、プラスチックを減らす工夫を楽しく提案する「プラなし生活」を運営する古賀陽子さんです!
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カトラリーセットを携帯し始めたら、使い捨てのカトラリーを断る習慣が身につきました
HALU
HALU(@haluchn)
plant based foodクリエイター/ビューティーライフデザイナー。地球と人と動物に優しいスイーツや暦に合わせた食のレシピ動画の発信や、日本のエッセンスを取り入れたRAW&VEGANブランド“mari”のスイーツ販売を軸に、食や美の観点からサスティナブルなライフスタイルをSNSで発信。「人生を豊かにする食卓」を育むエシカルコミュニティ“eticoya”を主宰。地元、葉山で無農薬の畑もスタートする。