小豆島にはワクワクがいっぱい~島時間満喫のススメ~
- 公開:2016.3.24
- 旅行・お出かけ
小豆島に降り立ったら冒険気分で島めぐり!アートを楽しむのはもちろん、お買い物だって楽しみたい。今回はそんなあなたが小豆島に行ったときにぜひ立ち寄ってほしいお店の紹介です。
島めぐりはレンタサイクルで
島内での移動手段は自転車かレンタカーが主流です。今回の移動手段は自転車。そんな自転車の魅力は、車と違って狭い道もスイスイ入っていけて、何よりも島の空気感をグッと近くで感じられるところでしょう。今回ご紹介する自転車をレンタル出来るお店は「石井レンタサイクル」です。今年で創業51周年を迎える、小豆島でも老舗中の老舗です。ママチャリはもちろん、ロードバイク、マウンテンバイク、様々な種類の自転車を取り揃えているのは、島内ではこちらのお店だけです。店主の石井さんは養蜂もしており、とってもおもてなし精神のあるお方。タイミングが合えば、おいしいハチミツのおもてなしがあるかも!?自転車のことだけではなく、島のことを色々教えてくださる店主さんの笑顔が素敵なお店です。
小さな島の大きな恵み~オリーブ~
シンプルでありながらも、厳選されたオリーブオイルを取り扱っているお店「i’s Life(イズライフ)」。商品には小豆島産のものと、海外産のものをしっかり明記してあるので用途に合わせて商品を選ぶことができます。店主の堤さんは大阪生まれの大阪育ち。その後、叔父様の経営する会社を手伝うため小豆島に移住。大阪での会社員時代に「何か自分でモノを造り、直接お客様に喜んでもらえる仕事がしたい!」という想いを持ち、2006年からオリーブを植樹し始めたそうです。そんな誰よりも情熱を持ってオリーブと向き合う堤さんは、島の人を愛し、島の生き物たちを愛するとても魅力的な方でした。店内の壁を飾るオリーブの木の絵は、そんな堤さんがほれ込んだ島在住のアーティスト「岡村 美紀さん」の作品。お店に来た際はぜひこちらも見ていただきたい、と堤さん。オンラインでもi’s Lifeの商品が購入できます。
※4/4 追記 先日行われた「2016年 ロサンゼルス国際オリーブオイルオイルコンテスト」にて「グリーンレモンオリーブオイル」銀賞、「エキストラバージンオリーブオイル」銅賞を受賞されました。堤さんは"悔しい結果でした"とおっしゃっておられましたが、国際コンテストで銀賞、銅賞を受賞されるとはとても素晴らしいことだと思います。堤さんのオリーブオイルに対する想いと、クオリティの高いis'Lifeのオリーブオイルは金賞ものだと感じています。次回の金賞獲得を応援しています!
※4/4 追記 先日行われた「2016年 ロサンゼルス国際オリーブオイルオイルコンテスト」にて「グリーンレモンオリーブオイル」銀賞、「エキストラバージンオリーブオイル」銅賞を受賞されました。堤さんは"悔しい結果でした"とおっしゃっておられましたが、国際コンテストで銀賞、銅賞を受賞されるとはとても素晴らしいことだと思います。堤さんのオリーブオイルに対する想いと、クオリティの高いis'Lifeのオリーブオイルは金賞ものだと感じています。次回の金賞獲得を応援しています!
堤さん一押しの商品は「イズライフ グリーンレモンオリーブオイル」です。小豆島産の無農薬レモンと、同じく小豆島産のオリーブを皮ごと使って作られています。蓋を開けると爽やかなレモンの香りがあふれ、口に含むとレモンの皮のほのかな苦みの後にオリーブの芳醇な香りが広がります。やわらかなタッチでオリーブとレモンが描かれたパッケージは島の女性デザイナーによるもの。オリーブオイルの美容効果を伺ったところ、お通じを良くし、抗酸化作用があるので、アンチエイジングによいといわれている。とのことです。毎日の食生活に取り入れやすいレシピは、牛乳やヨーグルトに数滴入れていただくのが良いそうです。食べることはもちろん、顔にも使える(肌の弱い方はパッチテストをしてください。)オリーブオイルは万能のオイルです。
136g ¥3,780(税込)、 46g ¥1,620(税込)。
136g ¥3,780(税込)、 46g ¥1,620(税込)。
自然をいただくイタリアンリストランテ
木々に囲まれた小道を登った丘にあるそのお店は、ちいさな山小屋のような雰囲気が瀬戸内の自然ととても調和しています。小豆島の名店、イタリアンリストランテ「FURYU(フリュウ)」。店内に入るとパリッとしたクロスのひかれたテーブルが並び、高級感が漂っていました。白を基調とした店内からは海が見え、まるで絵画が飾ってあるかのよう。恋人や、大切な人と過ごすひと時にはもってこいのお店です。
旬の野菜や魚介類、小豆島ならではの食材を使った料理はとても優しい味わいです。オリーブオイルを素材に合わせて何種類も使い分けているというこだわりにも、食材やお客さんへの優しさが感じられます。シェフの渋谷さんがおひとりでお店をまわしているので、料理の出てくる時間は早くはないですが、ゆっくり素材を味わって食べることを楽しめます。席からは厨房が見え、渋谷さんが丹精を込めて料理を作っていることが伝わってきました。
小豆島でたったひとつの酒造 ココロもふんわり~森國酒造ベーカリー&カフェ~
島で唯一の酒造に併設された「森國酒造カフェ」。どっしりとした建物は、もともと佃煮屋だった建物をリノベーションしたもので、今年で築80年になります。店主の池田さんは、日本酒=おじさんの飲み物、というイメージを変えるべく若い世代の人に様々な形で日本酒の良さを伝えているそうです。カフェでは日本酒や酒粕を使った「杜氏のまかないメシ」や日本酒を使ったカクテルを提供しています。最近では一人旅の女性や外国からのお客様も増えていると、池田さん。朝来て読書をしながらお茶を飲み、お昼ご飯を食べたらのんびり日本酒を飲む、そんな贅沢な時間の使い方をする人もいるとか。カフェには日本酒などのお土産を販売しているコーナーもあり、自宅に帰ってからはネット通販でも気に入ったお酒が購入ができます。
2015年7月13日にオープンした「森國酒造ベーカリー」。酒造を営んでいることを生かし、山田錦の米粉を使用した、グルテンフリーのパンを作っています。パンの甘さは砂糖を使用せず、島の麹屋の麹で作った甘酒で甘味を出しています。池田さん一押しの商品は「大吟醸の酒粕あんこが入ったコッペパン」です。ベーカリーもカフェ同様になるべく島の食材を使用するよう心掛けているとのことです。持ち帰りもできるので瀬戸内国際芸術祭はもちろん、海や山で自然を感じながら食べていただきたい。そう想いを込めて日々パンを作られているそうです。
すぐそばに 胸ときめく景色
芸術祭では、やはりアート作品がメインになりますが、島には自然が生み出す芸術的な景色もあるんですよ。潮が引くと現れる砂の道で手をつないだ2人は将来結ばれる…。素敵な言い伝えがある場所、「エンジェルロード」。そんなエンジェルロードが見下ろせる「約束の丘展望台」から見る夕暮れの景色は、海のきらめきと潮風、そして小豆島の町並みが優しく語りかけてくれるような美しさです。丘の上には恋人たち、友情を誓った友たちの絵馬があり、幸せでいっぱいの空気が流れています。島をひとまわりして歩き疲れた後は、ぜひこのエンジェルロードへ来てひとときの安らぎを感じてください。
芸術祭以外の日でも見られるアート
芸術祭開催日以外の日でも見られるアートなものが、この島にはあります。オリーブ園にあるイサム・ノグチの遊具彫刻です。イサム・ノグチは、日常生活の中にアートを持ち込む要素として、遊具彫刻を創ったそうです。小高い丘の上でオリーブの木やミモザに囲まれて置かれた遊具は、大人でも遊び心をくすぐられるような不思議な形。遊具の上に寝転んで見上げる空は、いつもより広く吸い込まれるように青かったのが印象的でした。
いかがでしたか?小豆島を訪れたら、是非立ち寄ってみてくださいね。ここでは紹介しきれませんでしたが、他にもココロをくすぐるモノや食べ物があるお店がいっぱいあります。みなさんの小豆島旅が素敵なものとなりますように。 さて、次回は私Ma-Yaのイチオシのお店「ヤマロク醤油」の特集です。魅惑のお醤油の世界へみなさんをお連れします。
いかがでしたか?小豆島を訪れたら、是非立ち寄ってみてくださいね。ここでは紹介しきれませんでしたが、他にもココロをくすぐるモノや食べ物があるお店がいっぱいあります。みなさんの小豆島旅が素敵なものとなりますように。 さて、次回は私Ma-Yaのイチオシのお店「ヤマロク醤油」の特集です。魅惑のお醤油の世界へみなさんをお連れします。
photo / Ayami
小豆島のレンタサイクル屋さん「石井サイクル」
〒761-4121
香川県小豆郡土庄町オリーブ通り
Tel:(0879)-62-1866
営業時間:8:30~18:00
オリーブオイルのお店「i’s Life(イズライフ)」
〒761-4122
香川県小豆郡土庄町渕崎1956-1
Tel:(0879)-62-9377
営業時間:10:00~18:00 (月曜定休)
素材そのものの味をいただくイタリアンリストランテ 「FURYU(フリュウ)」
〒761-4121
香川県小豆郡小豆島町草壁本町872-2
Tel:(0879)-82-2707
営業時間:17:30~21:00 ※ランチ一時休止(2016年3月14日より) (木曜&第1・第3水曜定休)
小豆島唯一の酒造「森國酒造カフェ&ベーカリー」
〒761-4426
香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
Tel:(0879)-61-2077
営業時間:ギャラリー・ショップ 9:00~17:00 (木曜定休) カフェ 11:00~17:00 (木曜定休)
ベーカリー 9:00~17:00 (水曜・木曜定休)