紅籐がみせる大人な表情。上品で軽やかな「te-tote」のショルダーかごバッグ

作家さんご自身がかごが大好きだったことから、自ら手作りするようになったというかごバッグのブランド「te-tote（テトテ）」。籐のなかでも稀少な一種、紅籐（べにとう）を主に使用し、レザーやリネンなどと組み合わせたバッグを展開しています。

紅籐はほんのり赤茶色で、自然な艶をもっています。ほかの籐に比べてかたく、耐久性は抜群。その分、編む作業はとても大変なのだとか。下準備に水通しをし、かごになってからも洗いにかけているそうで、制作には手間暇がかけられています。
そんな苦労があったとしても、紅籐には素材に使いたいと思わせる魅力があるのです。完成したバッグも整然としすぎず、どこか武骨さが残る味わい深さは、ほかの素材ではなかなか見られないもの。また、丈夫で長く使うことができ、次第に黄色みを帯びていく変化も楽しむことができます。

そんな紅籐のバッグのなかから、肩掛けにして身軽に出かけられるおすすめのアイテムをご紹介します。

ストライプのリネン生地の巾着に紅籐のパーツを組み合わせた、爽やかなバッグ。布の面積が大きくふんわりとしていて、リラックス感のある雰囲気で持つことができます。

口を紐で絞ったあとに、輪になった紅籐のパーツをバングルのように留めるのがおしゃれ。絞った紐は内側に入れるようにすると、バッグの丸い形と籐のバングルがより映えるそう。底にも紅籐が使われているので、チラリと見えたときにポイントになります。ほかの人と巾着バッグとはちょっと異なる個性を放つアイテムです。

リネンストライプ巾着紅籐かごバッグ
15,800円（税込）

せっかくなら紅籐が主役になったアイテムを使いたいという方におすすめなのが、手持ちと肩掛けができるこちらの2WAYバッグ。ゆったりとしたオーバルのかごと、しなやかな牛革のハンドルがエレガント。内側に入った巾着に荷物を入れて使うので、中身が丸見えにならず安心感があります。

A4サイズも入れられ、荷物が多めの人も使いやすいサイズ感です。それでもマチは12cmほどで広すぎず、肩に掛けたときもおさまりがよく持ちやすい形。ハンドルは太めで、手に持ったり腕に掛けたりしたときに優しく、負担がかかりにくいのもうれしいですね。

紅籐とレザーの2wayかごバッグ（受注生産）
13,800円（税込）
※巾着の代わりに、かご自体に布を張ってもらうオーダーも可能　料金プラス2,000円

スタイリッシュなアイテムがお好きな方は、側面にブラックの牛革をあしらった、スクエア型のバッグを選んではいかがでしょう？ブラックが全体の印象をキュッと引き締めてナチュラルになりすぎず、シックでかっこいい雰囲気があるので、マニッシュな服装やスニーカーにもぴったりです。

こちらは開閉しやすい両開きのファスナー付き。籐の部分は内側に布が貼られているので、引っかかりを気にせずに荷物が入れられます。内ポケットがひとつあり、スマートフォンや鍵などを仕分けて収納できるのも使いやすいポイントです。

紅籐のショルダーバッグ（真四角）（受注生産）
14,800円（税込）

白い牛革と籐でできたバケツ型のバッグは、ちょこんと顔と出した短めで細いハンドルがかわいらしく、底の丸みもソフトな印象。白い牛革は品と軽やかさを兼ね備えていて、きれいめな服装にも合わせられそう。

こちらも籐の部分には布が貼られており、荷物の引っかかりが気になりません。コンパクトに見えますが、長財布やペットボトルも十分入る容量があります。コンビニなどへのちょっとした買い物から、少しおめかししたいときにも活躍する一品です。

ワンハンドルかごバッグ　ホワイト（受注生産）
14,800円（税込）

te-toteはほかにもさまざまな形のかごバッグを展開。多くはオーダーを受けてからの制作で、サイズ調整など要望にもできるかぎり対応しています。

その合間には新作のデザインも考え、新たなことに挑戦できるよう励んでいるそう。どのバッグも、使い勝手が良く、持っていて気分をあげてくれるものになるように。また、流行り廃りなく、長く使えるよき相棒になるようにと制作しているそうです。

レザーとの組み合わせのアイテムが多いので、カジュアルにもきれいめにも合わせやすく、夏はもちろん、それ以外の季節にも活躍。ぜひ装いのポイントに取り入れてみてはいかがでしょうか？