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衣替えしない収納の作り方!5つのルールでいつでも整理されたクローゼットを作る方法

クローゼットマスター資格を持つ整理収納アドバイザー、要めぐみさんが実践する、クローゼット収納法をご紹介。いそがしい朝もスムーズにお出かけ準備ができ、管理の手間もかからない。衣替えしなくても大丈夫な収納方法。洋服&小物を収納するルールをぜひ取り入れてみませんか?

衣替えしない収納の作り方!5つのルールでいつでも整理されたクローゼットを作る方法

衣替えしない収納作り①手持ちの服を見直す

・洋服の数は1シーズン上下4~5着が基本

衣替えしなくても服が収納されたクローゼット。いつでも整った衣替えいらずな収納方法

洋服や小物がすっきり収まった、要さんのクローゼット。以前はものがぎゅうぎゅうに詰まっていて、近寄るのも嫌なほどだったというから驚きです。「着ないのに、管理の手間はかかってしまう…。それなのになぜ処分できないのか、自分を見つめ直したら、執着だったと気がついたんです」

執着する気持ちを手放すように、「着ない服」を処分しはじめた要さん。すると、少ない服でもなにも問題なく、むしろ管理や手間がかからず、クローゼット内も気持ちも軽やかになったそう。「クローゼットをすっきりさせたいと思ったら、まずは“自分のなりたいイメージ”や“好きで着心地が良い”と思える服だけを選びとってみてください。その服を着ているときに、ちょっと憧れている友人にばったり会っても恥ずかしくないか?自分が心地良いか?などの基準をつくってみてくださいね」

・私服を制服化すると収納にゆとりが生まれる

服がキレイにハンガーに吊るされた様子。衣替えしなくても整った収納方法

要さんが提案する「私服の制服化」とは、服の枚数を決めて制服のように着まわすこと。1シーズンにつきトップスとボトムス各4~5着ほど用意し、着まわします。「いろんなシーンに幅広く対応できる服を選ぶようにしています。子どもの学校にもスーパーの買い物にも行けるような、カジュアルながらきちんとした印象の服で、トップスはどんなボトムスにも合わせやすい白が多めです」

1シーズンで着倒したら、来年も着たいと思う服のみを残し、あとは処分。洋服は「着ないけれどとっておくもの」から「着倒すもの」へと意識を変えることで、無駄に出番のない服が増えることもなくなりそうです。コーディネートに悩むこともなく、管理の手間もなくなる「私服の制服化」、ぜひ試してみてください。

衣替えしない収納作り②ハンガー選びですっきり見やすい収納に

・丈や袖の長い服の収納に役立つハンギング法

衣替えしない洋服の収納方法。ハンガーにかかった洋服

ハンガーにかけると下の引き出しにかかってしまう、長いワンピース。見た目もよくないうえ、引き出しを開け閉めするときに邪魔になってしまいます。そんなプチストレスになる長い服は、ハンガーをもう1本プラスするだけでみごと解決。袖が長いトップスは、袖部分をクロスさせて両肩に掛けるだけ。ちょっとした工夫ですが、日々のプチストレスを解消することで生活が軽やかになります。

・薄いハンガーを選べば衣替えいらずなクローゼットに近づく

衣替えしない収納を作る方法。床の上に置かれたハンガー

また、洋服の出し入れで意外と重要なポイントとなるのがハンガー。服を取ろうとしたら別の服がずり落ちてイライラ…という経験もよくあるのではないでしょうか?「MAWAハンガーは服がすべりにくく、厚みも1㎝と薄く、よりすっきり収納できるので愛用しています」

衣替えしない収納作り③バッグは定位置を決めると、取り出しやすく収納しやすい

・きちんと系のバッグはブックスタンドで立てて収納

シンプルに収納された衣替えいらずなクローゼット。ハンガーにかかった洋服と、バッグの収納方法

クローゼット上部の棚がバッグの定位置。「きちんと」系のバッグはブックスタンドで仕切りながら、不織布でほこりよけして、ひとつひとつしっかりと管理。

・自立しにくいものは収納ボックスに入れる

バッグを収納ボックスにしまい、衣替えしない収納を作る方法

イケアのボックス「スクッブ」の中には、自立しにくいバッグなどを保管。ボックスにはタグをつけて、用途ごとに分類しています。

・大きなモノ、高頻度で使用するモノは壁面を使ってハンギング収納

バッグを掛けて収納、衣替えしない収納を作る方法

大きなリュックなどは、クローゼットの両サイドの壁面を使って引っ掛け収納。石こうボード壁にピンで留める無印良品の「壁に付けられる家具フック」を使えば、2kgまでの重さのバッグが掛けられます。「かがむ必要もなく、さっと手に取ることができて戻すときも簡単。ハンギング収納は、玄関や狭い場所にもおすすめです」

衣替えしない収納作り④こまごました服飾小物は引き出しケースにまとめて収納

引き出しは区切って収納、衣替えしない収納を作る方法

タイツやストッキング、ストールなどのこまごました服飾小物は、奥行き55㎝の無印良品の「ポリプロピレンクローゼットケース」に収納。ハンギングした洋服の下のスペースを使い、2段重ねにして6ケース置きました。パジャマやスポーツウェアなどもここに入れています。

引き出しの中はセリアの「不織布仕切りケース」を使って、アイテムごとに分類。ひと目でどこに何があるかわかるように縦方向に入れています。ぱっとみて違いがわかりにくいタイツやストッキングなどは、「パーティ用」「厚手タイツ」などの特徴をシールに書いて、ジッパー付きの袋に小分けにしておくと便利です。

衣替えしない収納作り⑤長いモノは引っ掛ける収納方法ですっきりと

突っ張り棒を使った掛ける収納、衣替えしない収納を作る方法

からまりやすいネックレスなどは、クローゼットのサイドを有効利用して「吊るす」収納に。つっぱり棒を渡して「ストッパー付きS字フック」を引っ掛けるだけで、選びやすく出し入れも簡単なネックレス収納のできあがりです。逆側の壁面には、スカーフや小さなポシェットなどをハンギング。長さのある小物は、つっぱり棒+フックの吊るす収納が最適です。 衣替えは、手持ちの洋服を見直す絶好のチャンス。「着ない服」を思い切って処分して「着倒す服」だけのスペースにしたら、毎朝の洋服選びも管理もスムーズになること間違いなし。軽やかなクローゼットを手に入れましょう。
※リンク掲載商品の販売状況は変動します。予告なく掲載が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

要めぐみ
整理収納アドバイザー2級認定講師・クローゼットマスター・住宅収納スペシャリスト

「ラクで快適なシンプルライフ」をテーマに、機能的かつ見た目も美しい収納術を提案する整理収納アドバイザー。ブログやインスタグラムなどのSNSで、暮らしとともに日々アップデートしていく収納を発信。

https://ameblo.jp/megumihome-blog/

この記事を書いた人

やぎこ 東京下町在住。インテリア誌やライフスタイル誌の制作に携わるフリーランスの編集者・ライターで、大の間取り図好き。喫茶店でミステリー、SF、ハードボイルド、山岳小...

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