収納一つできれいスッキリな家が続く。掃除が劇的にラクになる部屋作りのコツ&収納法6選
- 公開:2021.4.25
- ライフスタイル
ほこりや汚れが溜まってしまうと掃除はどんどん大変になります。忙しくてもサッと掃除がしやすい環境にしておくことで気分もスッキリして、健康的な暮らしにもつながります。床置きしないことのメリットと、思い立ったら掃除がすぐできる部屋づくりのポイントをご紹介します。
床置きをしないメリット
メリット1:掃除する気持ちになりやすい
床置きしているものが少なく、目に入る情報が少ないスッキリしたお部屋で過ごしていると、気持ちも前向きになり積極的に行動したくなります。そして、スッキリした環境のほうが掃除もやる気になります。掃除をしやすくしたい時はできるだけ床置きしないように、またはものを動かしやすいように収納場所の定位置をしっかり作ることも大きなポイントです。
メリット2:掃除がしやすく、負担も少なくなる
床置きのものが少ないと掃除に取り掛かる時も、ものを移動したりする手間もないので、すぐに掃除に取り掛かれます。また、床置きのものが少なければロボット掃除機に掃除をお任せすることも可能です。掃除の負担も少なくなり、他のことに時間を使うことができます。
メリット3:ホコリが溜まりにくく、汚れも見つけやすくなる
例えば、玄関や廊下に宅配の荷物などが置かれていたり、後でしまうものがそのままになっていたりすると、どうしてもその周りにホコリが溜まりやすくなります。また、掃除をする度にものを動かすのも大変です。床置きのものがないことで周りにホコリも溜まりにくくなり、さらに掃除も楽になります。
掃除道具の定位置のポイント
ポイント1:掃除道具はすぐ取れる位置に
掃除道具はしまわず、すぐ手に取れるような位置にしておくのもおすすめです。壁にフックを取り付けて引っ掛けておく、カゴに入れておくなど、すぐに手に取れるようにしておくことで汚れを見つけた時もサッと取り除きやすく、わざわざ掃除の時間を作らなくても、思い立った時に掃除がしやすくなります。
あらかじめ予定を決めてルーティン化しておくのも良いですが、忙しく、掃除ができなかった場合に先送りになってしまいそうなら、思い立った時に掃除ができるほうが気持ちも楽になると思います。ぜひ、忙しい人ほど掃除はルーティン化しないで、時間に少し余裕がある時にその場所に行ったついで掃除ができるほうが汚れも溜まりにくく、大掛かりな掃除をしなくても充分綺麗を保ちやすくなります。
あらかじめ予定を決めてルーティン化しておくのも良いですが、忙しく、掃除ができなかった場合に先送りになってしまいそうなら、思い立った時に掃除ができるほうが気持ちも楽になると思います。ぜひ、忙しい人ほど掃除はルーティン化しないで、時間に少し余裕がある時にその場所に行ったついで掃除ができるほうが汚れも溜まりにくく、大掛かりな掃除をしなくても充分綺麗を保ちやすくなります。
ポイント2:掃除道具は一箇所にまとめない
掃除道具は全てまとめて収納するのも1つの収納方法ですが、掃除がすぐにできるようにしたい時は、場所ごとで使う掃除道具をそれぞれに収納しておくと、より掃除に取りかかりやすくなります。
例えば、窓のブラインドの掃除ブラシは窓の近くにフックに引っ掛けておくと、汚れやほこりに気付いた時にサッとブラシで取り除くことができます。
例えば、窓のブラインドの掃除ブラシは窓の近くにフックに引っ掛けておくと、汚れやほこりに気付いた時にサッとブラシで取り除くことができます。
また、掃除道具は自分や使う人が使いやすいものを選ぶようにすると、より掃除もしやすくなります。道具によっては汚れたらブラシを買い替えたり、替え用ストックが必要な場合もあるので、なるべくお手入れや管理がしやすく使いやすいものを選ぶことで、さらに掃除がしやすい環境につながります。
また、お気に入りのデザインやカラーなども少し意識して選んでみると、掃除をする時のモチベーションアップにもつながります。(写真左からpylifeのエチケットブラシ、無印良品の衣類用クリーナー、Suyikaのウールダスター、日本シールのぱくぱくローラー)
また、お気に入りのデザインやカラーなども少し意識して選んでみると、掃除をする時のモチベーションアップにもつながります。(写真左からpylifeのエチケットブラシ、無印良品の衣類用クリーナー、Suyikaのウールダスター、日本シールのぱくぱくローラー)
いつでも掃除がサッとできる収納アイテムの選び方
掃除がしやすくするためには、例えば床置きしている収納ボックスなども動かしやすいようにすると、掃除をする時の負担も減り隅々まで掃除もしやすく、より綺麗も保ちやすくなります。
ここからは、掃除がしやすい収納方法を少しご紹介します。
ここからは、掃除がしやすい収納方法を少しご紹介します。
床置きの収納ボックスはキャスター付きに
床に直接ものを置いてしまうと散らかる原因にもなるので、ボックスなどを使って収納場所の定位置を作るようにすると片付きやすくなります。
その際、キャスター付きのボックスを選んだり、キャスターを自分で取り付けて動きやすくすることで出し入れしやすく、掃除をする時もサッと動かすことができます。(写真はイケアのパイン材ボックスと別売りのキャスター)
その際、キャスター付きのボックスを選んだり、キャスターを自分で取り付けて動きやすくすることで出し入れしやすく、掃除をする時もサッと動かすことができます。(写真はイケアのパイン材ボックスと別売りのキャスター)
洗濯機は可動式の置き台上に
ホコリや汚れが溜まりやすい洗濯機の下も、キャスター付きの洗濯機台なら掃除もしやすくなります。(写真はディノスのステンレス洗濯機置き台)
ゴミ箱は引っ掛け収納アイテムに
身支度をする場所の近くに、ちょっとしたゴミ箱を設置する際も、フックで引っ掛けるようにすれば、床にゴミ箱を置く必要もなくなり床もスッキリです。
バッグは専用フックに掛ける
床や椅子の上などについ置いてしまいがちな毎日使うカバンなども、フックを取り付けて引っ掛けられるようにしておけば、掃除の度にカバンを移動することもなく掃除もスムーズです。
気になった時に掃除が出来るようになると、汚れやホコリも溜まりにくくなるので、年末の大掃除や年度末などの区切りで大掃除をする手間からも解放されます。また一回の掃除の時間も少なく済みます。自分に合った掃除方法を見つけるヒントになったら嬉しく思います。
photo / 伊藤美佳代
住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代
ハウスキーピング協会
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター
instagram @ito_mikayo
ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」