会員登録

ログイン

  • Facebook
  • Twitter
  • Sheage公式インスタグラム
  • インテリア・生活雑貨
  • ファッション
  • コスメ・ビューティー
  • グルメ・食
  • アート・カルチャー
  • 旅行・お出かけ
  • ライフスタイル
  • サステナビリティ

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

家で過ごす時間が増えた今、こんなふうに暮らしたい…という「理想の暮らし」をイメージされる方も多いのではないでしょうか。「理想の暮らし」を叶えるためには、まずは整理収納という土台づくりが大切です。スムーズに進められる整理収納のコツをご紹介します。

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

「理想の暮らし」をイメージすることから

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

まずは、「こんな暮らしがしたい」という「理想の暮らし」のイメージをしっかり持つことが整理収納のスタートです。片付けをしてスッキリしたけど、いつの間にかまた散らかってしまった…という経験はないでしょうか。それは、最終的に「こういう暮らしがしたい」という目的が曖昧なまま、ただ一時的に身の回りをスッキリさせただけだったからかもしれません。まずは「理想の暮らし」のイメージをしっかり持つことが大切です。
また、「理想の暮らし」のイメージする際に、散らかった部屋を想像する方はあまりいないと思います。理想の暮らしのためには、片付けやすくなるように整理収納の実践が大切になってきます。

・家事の時短で、もっと好きなことに時間が使えるようにしたい
・いつでも人を呼べるようにしたい
・ペットと快適に暮らしたい

こうやって具体的に「理想の暮らし」がイメージできると、それを叶えるためには、何が必要で何が不要かが明確になり、これまでの買い物の習慣や、モノの持ち方など暮らし方も少しずつ変わっていきます。

「理想の暮らし」で使いたいモノや残したいモノを選ぶ

Step1 いるもの・いらないものを仕分けする

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

まずは、理想の暮らしに向けて、使っていないモノを整理していきます。でも、使ってないから「捨てる」という行動は、頭ではわかっていても、実際には「もったいない…」「まだ使えるし…」となかなか捨てられないと思います。なので、「捨てる」のではなく、思い描く「理想の暮らし」で使いたいモノや残したいモノを選ぶようしてみましょう。だんだんと気持ちも前向きになり、きっと整理が楽しくなってくるはずです。そして、どうしても判断できないモノは、使いたいモノや残したいモノとは分けて別の場所で保管しておきましょう。その際、ぜひ期限を決めて、期限まで使わなかったらそのまま処分するようにします。

Step2 使うものだけを戻す

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

文具の引き出しも、開けたら使うものだけが入っていることで、何が入っているか中身も一目瞭然に。スッキリ見やすいので、出して使った後もサッと元の場所に戻しやすく片付けも楽に。

Step3 ボックスにおさまる量だけ持つ

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

衝動買いしがちなものは、持つ量を決めておくことも大切です。例えば「ペットと快適に暮らす」が理想の暮らしだった場合、ペットのおもちゃも使っているおもちゃだけを残してボックスに入るだけに。持つ量を意識することで、可愛いおもちゃを見つけても衝動買いすることもなくなり、ペットとスッキリした空間で快適に暮らせるように。

よく使うモノから優先して、収納場所(定位置)を決める

収納場所は、思い出品などあまり使わないモノではなく、普段よく使うものから優先して、使いやすい収納場所を決めるようにすると、毎日の暮らしがとてもスムーズになります。
毎日使うモノを例に定位置の決め方のポイントを少しご紹介します。

毎日使うカトラリーを出し入れしやすく

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

食事で使うカトラリーも、毎日使うものと来客用(予備)と合わせてカトラリーの引き出しに収納することも多いかと思いますが、種類で分けるのではなく使用頻度で分けるのもおすすめです。写真は普段使う家族二人分のカトラリーをケースに入れて、食事の時はケースごとテーブルに持っていきます。食事の準備もケースを出すだけなので時短にもつながります。

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

毎日使うカトラリーケースは、食器棚の一番取り出しやすい棚に。扉を開けてケースを取り出すだけのワンアクションで出し入れも楽に。視線や手の届きやすい高さを意識して定位置を決めるのがポイントです。来客用(予備)のカトラリーは別の場所に引き出しにまとめています。時々しか使わない使用頻度の低いものは、少し離れた引き出しや上部の棚などにケースにまとめておくなど、多少取り出しにくい場所でもOKです。毎日使うモノが出し入れしやすくなることを優先します。

普段使いのバッグの置き場所をつくる

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

買い物や仕事などで普段よく使うバッグは、帰ってきてつい一時置きのつもりで椅子や部屋の床に置いてしまいがちですが、一時置きする場所もしっかり定位置として決めておくと片付く暮らしにつながります。写真は壁に傷を付けないフックを取り付けて、帰ってきたら掛けるだけの楽な収納法で片付けやすさを優先しています。

外出時の決まった持ち物やアクセサリー・マスクはまとめておく

快適な暮らしをつくる。整理収納のコツと片づけやすい部屋づくりのポイント

外出時にバッグに入れるものや身に付けるものはまとめておくと、準備も片付けも楽になります。ハンカチやマスク、時計やよく身に付けるアクセサリーも一緒にまとめておきます。一時置きのバッグ収納の近くに収納すると、より身支度も楽になります。使う場所の近くに収納場所を決めるのがポイントです。
「理想の暮らし」といっても、大きな夢のような暮らしではなく、今の暮らしからちょっとだけ快適になる暮らしをイメージするのがおすすめです。きっと毎日の暮らしが心地よく快適に変わっていくと思います。ぜひできることから少しずつ整理収納の実践をしてみていただければと思います。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

ハウスキーピング協会
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター

instagram @ito_mikayo

ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」

http://mikayo-ito.jugem.jp

この記事を書いた人

伊藤美佳代 住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー。 片付けやすい住まいで心地良い暮らせるように、整理収納を通して暮らしに合ったモノの持ち方、使う人のことを...

このライターの記事をみる

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連記事