「不要なモノ」に次の使いみちを。モノを手放すメリットとおすすめのアイデア
- 公開:2021.1.16
- ライフスタイル
昨年から引き続きお家で過ごす時間が長くなったこともあり、お部屋を広くして有効活用するためにも片付けをする方が増えているよう。今回は、モノを手放すメリットと、手放すときのポイントをご紹介します。捨てることが苦手な方こそ、ぜひチェックしてみてください。
モノを「シンプル」にすれば、お部屋も心も軽く
お部屋が狭く感じられたり、少し雰囲気が重たく感じられたりしたら、お部屋の片付けをしてみませんか。後ほどご紹介しますが、モノを減らしシンプルにするとお部屋がすっきりするだけでなく心も軽くなるもの。
「捨てるのが苦手」とモノを溜め込んでしまうと、お部屋を狭くするだけでなく何をいくつ持っているのか分からなくなり、無駄にモノを増やしてしまうという悪循環に陥ることも。モノを手放すメリットや捨てる以外の手放す方法を知っておくと、あなたの暮らしがもっと軽やかになるはずです。
とはいえ、何をどう減らせばよいのか迷ってしまうことも。そんな時には、以下のポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
・手放すのに迷ったら、「今」の自分に必要なモノかを基準にする
・頂き物はこれまでにどのくらい使ったかを考える→ほとんど使っていなければ、「想い」はきちんと受け取りモノは手放す
・写真や思い出のモノは、一部データに変換できるかどうかを考える→変換できるモノはデータで保存、モノは手放す
どうしても手放したくないモノを除き、これらを減らすだけでもぐっとお部屋はすっきりすることでしょう。他にも、モノを手放すメリットはこんなにあるのです。
「捨てるのが苦手」とモノを溜め込んでしまうと、お部屋を狭くするだけでなく何をいくつ持っているのか分からなくなり、無駄にモノを増やしてしまうという悪循環に陥ることも。モノを手放すメリットや捨てる以外の手放す方法を知っておくと、あなたの暮らしがもっと軽やかになるはずです。
とはいえ、何をどう減らせばよいのか迷ってしまうことも。そんな時には、以下のポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
・手放すのに迷ったら、「今」の自分に必要なモノかを基準にする
・頂き物はこれまでにどのくらい使ったかを考える→ほとんど使っていなければ、「想い」はきちんと受け取りモノは手放す
・写真や思い出のモノは、一部データに変換できるかどうかを考える→変換できるモノはデータで保存、モノは手放す
どうしても手放したくないモノを除き、これらを減らすだけでもぐっとお部屋はすっきりすることでしょう。他にも、モノを手放すメリットはこんなにあるのです。
モノを手放す5つのメリット
1:お部屋が広くなる
モノが減れば、その分占拠していたスペースが空いてお部屋が広く感じられます。処分するという考え方だけでなく、家具などの大きなモノは適切な場所に移動させるというアイデアも。たとえばモノを減らして壁側をすっきりとさせれば、その部分にソファを移動させて床面を多く見せることもできます。実際の広さが変わらなくても、床面が多く目に入ると広さを感じさせるのです。
2:片付けや掃除がラクになる
モノが減ると、モノの定位置が決めやすくなり出し入れがしやすい収納に近づけます。また、モノをよけたり移動させながら掃除する、といった手間が省けるため毎日の掃除機がけや拭き掃除がラクになります。
3:心が軽くなる
散らかったお部屋にいると、頭の中が整理されず落ち着かない気持ちになったことはありませんか。人は空間や時間に「余白」を感じられると、気持ちがすっと軽くなるもの。またモノを手放すことで、「それに付随しているあらゆる心情」から解放されることもあります。ネガティブな過去を思い出してしまうモノなら、思い切って手放してみるとふっと心が軽くなることを感じられるはずです。
4:今あるモノを大切にできる
モノを手放す大変さや心苦しさを経験すれば、安易にモノを増やさなくなります。掃除や片付けにヘトヘトになってしまうくらいなら、増やす前に今あるモノをもう一度見つめ、大切にしてシンプルに暮らす方法を考えるのも良いのかもしれません。
5:無駄づかいが減る
いつの間にかモノが増えているという方は、一度しっかりとモノと向き合い手放す作業をしてみては。安易にモノを増やさないライフスタイルになれば、無駄なモノをつい買ってしまうなど衝動買いが減る傾向になるかも。
でも、モノを手放すことに罪悪感をおぼえてしまうという方は多いのではないでしょうか。そんな時には、「捨てる」以外のアイデアを取り入れてみてはいかがでしょう。これからご紹介する4つのアイデアは、手放すすっきり感だけでなく、心が豊かになるものばかり。ぜひご自分にあった方法はどれなのかを考えてみてくださいね。
でも、モノを手放すことに罪悪感をおぼえてしまうという方は多いのではないでしょうか。そんな時には、「捨てる」以外のアイデアを取り入れてみてはいかがでしょう。これからご紹介する4つのアイデアは、手放すすっきり感だけでなく、心が豊かになるものばかり。ぜひご自分にあった方法はどれなのかを考えてみてくださいね。
「捨てる」以外の方法を。モノを手放すアイデア
1:親しい人に譲る
身近に使ってくれる人が思い浮かぶものは、親しい人に譲る方法がおすすめ。兄弟や親戚、親しい友人など、相手の好みや使いみちがイメージできる人はいませんか。相手がもらって困るモノ、迷惑にならないモノと思えるなら、事前に必要かを尋ねて譲ることを考えてみてはいかがでしょうか。
2:不用品寄付サービスを利用する
これまで長く大切に使っていたけれど、今はもう不要になってしまったモノは、手放しにくいですよね。でもそれらが、社会貢献に繋がることをご存じでしょうか。段ボールなどに詰めて送るだけで、さまざまな不用品をリユースしてくれるのが「不用品寄付サービス」。ぬいぐるみや洋服、文房具など不用品として寄付されたモノは、国内外のさまざまなところで生活に役立てられるのだそう。
筆者が実際に利用したのは、状態の良いモノを丁寧に梱包し指定の住所に配送するだけのサービスだったため、難しい手続きなどもなくスムーズに不用品を寄付することができました。送料は発送者負担となりましたが、捨てるには忍びないモノ、大切に使ってきたモノがどこかで役立つことが嬉しく、このような社会貢献の方法もあるのだと学びになりました。引き取ってもらえるモノの種類が多いため、気になる方はインターネット検索してみてはいかがでしょうか。
※サービス内容などは各団体で異なるため、各自よく調べ納得のうえでご利用になることをおすすめします。
筆者が実際に利用したのは、状態の良いモノを丁寧に梱包し指定の住所に配送するだけのサービスだったため、難しい手続きなどもなくスムーズに不用品を寄付することができました。送料は発送者負担となりましたが、捨てるには忍びないモノ、大切に使ってきたモノがどこかで役立つことが嬉しく、このような社会貢献の方法もあるのだと学びになりました。引き取ってもらえるモノの種類が多いため、気になる方はインターネット検索してみてはいかがでしょうか。
※サービス内容などは各団体で異なるため、各自よく調べ納得のうえでご利用になることをおすすめします。
3:リサイクルショップに持ち込む
不用品をまとめて買い取ってもらうなら、リサイクルショップに持ち込む方法も。実際に店舗に持っていくこともできますが、段ボールなどに詰めて配送する宅配買取を行っている業者もあります。自宅まで引き取りに来てもらう出張買取は、捨てるにはもったいない家具や家電など、大きなアイテムを手放す時に便利なアイデアです。
4:メルカリなどフリマアプリを利用する
大切にしてきたモノを1点1点、役立ててくれる人に届けるならフリマアプリを利用するのも良いでしょう。さまざまなサービスがありますが、特に国内で有名なフリマアプリが「メルカリ」です。
メルカリは、アプリをインストールした後アカウントをつくり、不要なモノを撮影してからその状態や価格、コメントなどを入力すれば出品できます。匿名配送やポスト投函で発送が完了する方法もあるため、プライバシーを守りたい方も使いやすいのではないでしょうか。メルカリなら、購入してくれた人とコミュニケーションも取れるので、品物を喜んでもらえた、役立ったと実感できることも利用するメリットです。
メルカリは、アプリをインストールした後アカウントをつくり、不要なモノを撮影してからその状態や価格、コメントなどを入力すれば出品できます。匿名配送やポスト投函で発送が完了する方法もあるため、プライバシーを守りたい方も使いやすいのではないでしょうか。メルカリなら、購入してくれた人とコミュニケーションも取れるので、品物を喜んでもらえた、役立ったと実感できることも利用するメリットです。
お部屋にある「モノ」を見つめ直そう
年末に1年間の汚れをきれいにしたら、お部屋にあるモノを整えて新しい年を気持ちよく過ごしたいですね。手放すことに気が引けても、次に役立つことを思い描ける方法を取り入れれば気持ちは豊かになれるはずです。あなたもご自分に合ったアイデアで、お部屋をすっきりさせてみてはいかがでしょうか。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得