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都内の山間で“ほったらかし”を味わう、古民家宿泊のススメ。

東京の西多摩郡に泊まれる古民家を発見しました。1881年に建てられた歴史ある「武家屋敷」は、“なんにもしない”を味わう休日にぴったり。山間に建つ古民家で過ごす時間は特別なものになりそうです。

都内の山間で“ほったらかし”を味わう、古民家宿泊のススメ。

135年にわたって受け継がれてきた古民家。

都内の古民家・宿泊施設「武家屋敷」のの写真

鎌倉などの観光地や都内で人気を集めている古民家カフェ。「こんなところに泊まってみたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめの宿泊できる古民家を見つけました。それは、「武家屋敷」と呼ばれる由緒ある建物。足を運んでみると、その名のとおりお武家さまが出てきそうな趣ある佇まいです。

武家屋敷の始まりは、135年前に遡ります。地元の富豪によって建てられ15代にわたって受け継がれてきました。一階には8つの和室があり、離れの間や茶室、蔵もある贅沢な造り。一時、料亭として使われたのち、1980年になって現在の社会福祉法人 太陽福祉協会へと持ち主が変わりました。現在は、一般向けの宿泊施設のほか、合宿やゼミ、テレビ番組のロケ地として活用されています。

“ほったらかし”に感謝したくなる飾り気のないステイ。

都内の古民家・宿泊施設「武家屋敷」の内装

武家屋敷は一般的な旅館などとは異なり、よい意味で“ほったらかし”の宿です。仲居さんが付くことも女将が挨拶にくることもありません。
食事は、料亭の時代から使われている厨房で自炊をしたり、広々とした庭でバーベキューを味わったり。食器類や調理器具が豊富にそろっているので不便はなく、仲間と一緒に料理をするのも楽しそうです。
入浴は、同じ敷地内にある日の出太陽の家の浴室も利用できますが、地元で人気の「つるつる温泉」や「阿伎留の四季」などで疲れをほぐすこともできます。
常識的なマナーをきちんと守って使えば、思い思いの過ごし方ができる武家屋敷。自由に気ままに、自分たちで旅を手づくりできる宿なのです。

ホテルや旅館にはない贅沢な時間を手に入れる。

都内の古民家・宿泊施設「武家屋敷」のの外装

武家屋敷が建つのは、四季の移ろいが感じられる静かな山間です。縁側に座ると、どこからともなく鳥の鳴き声が聞こえ、花の香りが漂い、五感が研ぎ澄まされていくよう。広々とした和室にごろんと寝転べば、時間がゆっくりと流れていることに気付きます。きっと誰もが「東京にこんな宿があったとは」と驚くに違いありません。

都内の古民家・宿泊施設「武家屋敷」の調度品

また、室内のあちらこちらには、凝った意匠のふすまや欄間、めずらしい調度品も。大切に受け継がれてきた古民家は、日本建築や日本文化のすばらしさを再発見できる場所でもあります。そこで過ごす時間は、特別なことをしなくても、とても贅沢なものに感じられます。家族や友人、仲間を誘って、古民家へ出掛けてみてはいかがですか。

photo / 酒井 牧子

武家屋敷

住所:東京都西多摩郡日の出町大久野5107
電話:042-597-2811
宿泊料金:一人4000円
チェックイン:16:00
チェックアウト:10:00

http://www.taiyonoie.org/publics/index/23/

この記事を書いた人

酒井 牧子 新潟県生まれ。ライター、編集者。編集プロダクション、求人広告の制作会社などを経て2003年よりフリー。会員誌、会社案内、環境報告書、社内報、学校案内、通販カタロ...

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