冬のおこもり趣味にいかが？初心者におすすめ、おしゃれな「かぎ針編み」を始められる本特集

家で出来る趣味として人気の編み物。やってみたいけど難しそう…と二の足を踏む方も多いのでは？初心者ならいきなりセーターやマフラーなど大きなものをつくるより、かぎ針編みの小さなアイテムから始めるのがおすすめです。

2本の棒針で編む「棒針編み」よりも、1本のかぎ針で編む「かぎ針編み」のほうが編み物初心者には向いていると言われています。編み物には、表編み・裏編みがあり、一段ごとに編み方が変わります。それが慣れるまでややこしく感じてしまう原因に。かぎ針編みは表編みのみなので、さくさくと編むことができるのです。

今回は、可愛くておしゃれなアイテムがつくれるかぎ針編みの本を、2冊厳選してご紹介します。

『はじめてでもかわいく作れるかぎ針編みのモチーフ＆小物』ではコースターやヘアアクセサリーなど小さいものから、バッグやひざ掛けなど大きなものまで60作品の編み方を紹介してます。大きな写真と丁寧な説明で分かりやすく、編み物初心者さんも安心して手に取ることができますよ。

マスクで耳が痛くなるのを防ぐ、今年ならではのアイテムの編み方も紹介されています。
マスクの紐をひっかけ、後頭部で押さえるマスクバンド。ハーフアップした髪に着ければ、それだけで華やかな印象に早変わり。毛糸の種類や色を変えれば様々なアレンジも楽しめます。
今年らしく実用性を兼ね備えたマスクバンドは、プレゼントにも喜ばれそう。

さらに、毛糸やかぎ針（4／0号）がセットになっているものもネットで販売中。そちらなら本を手に取ってすぐに始められますよ。

『かぎ針で編む どうぶつのバッグ』では、ぽってりとした立体感がかわいい動物アイテムをつくることができます。無類の動物好きという著者・小鳥山いん子さん。そんな小鳥山さんのつくる編み物は、何とも言えない表情がたまりません。
半立体フェイスバッグは、ミケネコやシマリス、マンドリルの顔がインパクト大。バッグ本体は使い勝手良いサイズ感で、コーディネイトのアクセントにもピッタリです。

もこもことした毛糸のハリネズミのボストンバッグは、思わず頬ずりしたくなるような可愛さ。寒い冬に一緒にお出かけしたくなりますね。
一見難しそうに見えるバッグ達ですが、どれも細編み、長編みなどシンプルな基本の編み方がベース。少し難しいところは写真で説明しているので、初心者でもチャレンジしやすく安心ですよ。

個性豊かな柄のしっぽチャームは、バッグにつけたり使い方いろいろ。毛糸や模様を工夫すれば、さらにバリエーションを楽しめます。自分のペットのしっぽや、好きな種類のネコのしっぽをつくるのもいいですね。


本格的な冬はもうすぐ。今編み方をマスターすれば、冬には好きなアイテムを編めてしまうかも。自分用に、プレゼントに、親子おそろいコーデに、かぎ針編みを楽しんでみませんか？