食器・調味料はどこに置く?狭いキッチンもすっきり片付く収納実例
- 公開:2020.11.7
- ライフスタイル
キッチンまわりがすっきりすると料理しやすく、インテリアも素敵に。しかし狭いキッチンでは、食器・調味料・カトラリーなど、どこに置いたらいいか迷ってしまいますよね。今回は収納のプロに置き場所に困る「キッチンまわり」のアイテム収納術を伺いました。
キッチンまわりのアイテム、どこに収納すればいいの?
キッチンをすっきりさせたい、そう思った時にまず気になるのは「収納」ではないでしょうか。種類も多く、デザインや大きさもまちまちなキッチンまわりのアイテムたち、何とかすっきりと使いやすく収納したいですね。
これからご紹介するキッチン収納のポイントを取り入れれば、きっと今のお困りごとが軽減されるはず。あなたもぜひ、参考になさってくださいね。
これからご紹介するキッチン収納のポイントを取り入れれば、きっと今のお困りごとが軽減されるはず。あなたもぜひ、参考になさってくださいね。
狭いキッチンをすっきりさせるには、場所と頻度を意識した収納を
キッチンまわりのアイテムを収納する前に、まず現状を把握するために以下のことをチェックしてみてはいかがでしょう。特に意識したいのが、「使う場所」と「使う頻度」です。まずはこれらのことをチェックしながら現状を把握すると、どんなことに困っているのかがわかり「使いやすいキッチン」はどんな空間なのかが見えてくるはずです。
・使っていないモノはないか
・同じモノをいくつも置いていないか
・「使う場所」と「置き場所」はマッチしているか
・飾りながら収納する(吊るす、置く)、隠して収納する(カゴにまとめる、扉付き収納にしまう)を上手に使い分けできているか
・ワークトップ(作業台)は十分に確保できているか。またモノで作業場が狭くなっていないか
モノが多すぎる場合は厳選し、あるべき場所に置かれていないモノは移動先を考えておくと、その後の収納がスムーズに。
それでは、キッチンまわりのアイテムを上手に収納するアイデアを、インテリア上手さんたちの事例を参考に見ていきましょう。
・使っていないモノはないか
・同じモノをいくつも置いていないか
・「使う場所」と「置き場所」はマッチしているか
・飾りながら収納する(吊るす、置く)、隠して収納する(カゴにまとめる、扉付き収納にしまう)を上手に使い分けできているか
・ワークトップ(作業台)は十分に確保できているか。またモノで作業場が狭くなっていないか
モノが多すぎる場合は厳選し、あるべき場所に置かれていないモノは移動先を考えておくと、その後の収納がスムーズに。
それでは、キッチンまわりのアイテムを上手に収納するアイデアを、インテリア上手さんたちの事例を参考に見ていきましょう。
食器や調味料はどこに置く?「キッチンまわり」のアイテム別収納アイデア集
1:調理家電はキッチンラックにまとめて置く
こちらの写真のように、キッチン周辺に調理小物や家電などをコンパクトにまとめて収納できる、頑丈なラックが一つあると便利です。下段にはお米など重い食材のストックを置くと安定感が出ます。目線の高さの段は最も手に取りやすい範囲(ゴールデンゾーン)のため、オーブントースターや電気調理鍋など、使用頻度の高い調理家電を置くとより使いやすくなりますよ。
※ゴールデンゾーン:無理な姿勢をとらなくても立ったままで出し入れできる範囲。キッチン収納のなかでは、腰よりも上から目線の少し上くらいまで。
※ゴールデンゾーン:無理な姿勢をとらなくても立ったままで出し入れできる範囲。キッチン収納のなかでは、腰よりも上から目線の少し上くらいまで。
2:食器・カトラリーは引き出しに収納
カトラリーの引き出し収納のとしてお手本にしたいアイデアがこちら。プラスチックケースなどを使って、カトラリーの種類だけでなくサイズやデザインなどで小分けすると出し入れしやすくなります。カトラリーのほかにも、お弁当グッズや細々としたキッチングッズを仕分けするのにも役立つアイデア。引き出しのサイズに合わせてきっちりと収まるケースを用意すれば、見た目も美しくすっきりとした印象に仕上がります。
キッチンまわりをすっきりさせるなら、できるだけ家具を置かないというご家庭も多いのではないでしょうか。食器棚を置くことが難しい場合は、今あるキャビネットや備え付けのキッチン収納の引き出しに食器を収納するアイデアも。
こちらの写真のように、カップやお椀などの収納は、引き出し収納だと上から見渡せるため、何がどこにあるのか一目瞭然。滑り止めも兼ねて食器棚専用シートを敷くと、開閉時にも食器が移動しにくく便利です。重ねすぎると割れる危険や出し入れのしにくさに繋がるため、引き出しの高さに合わせて枚数や個数を調整してみてください。
こちらの写真のように、カップやお椀などの収納は、引き出し収納だと上から見渡せるため、何がどこにあるのか一目瞭然。滑り止めも兼ねて食器棚専用シートを敷くと、開閉時にも食器が移動しにくく便利です。重ねすぎると割れる危険や出し入れのしにくさに繋がるため、引き出しの高さに合わせて枚数や個数を調整してみてください。
3:調味料は手に取りやすい場所に置く
よく使う調味料や食材は、手に取りやすい場所に置きたいもの。でも、調味料のパッケージは派手なデザインも多く、少しインテリアに合わないと感じることはありませんか。そんな時には、こちらの写真のように、透明容器に移し替えて見せて収納するアイデアがおすすめです。透明容器であれば、中身の種類や量が一目瞭然。買い足しのタイミングも逃しません。
4:食材ストック・ティーセットはボックスにまとめる
コーヒーやお茶など、ティーセットをワゴン収納するのも良いアイデア。ワゴンにまとめておけば、コンパクトにまとまるだけでなく使う場所に合わせて移動できるので便利です。見せる収納を意識して、ワゴンも素敵なデザインを選ぶと気分も上がりますよ。
収納が少ないなど、食材ストックの収納にお悩みの方は多いのでは。こちらの写真のように、オープン棚を使って、ナチュラル素材で揃えたカゴにカテゴリ別に収納すると見た目も美しく使いやすさもアップ。一番上の段に置くと取りやすいですよ。ファブリックを掛けて中身をさりげなく隠すアイデアも参考にしたいところです。
キッチンの収納場所は「適材適所」を意識して
キッチンまわりのアイテムの現状を把握し、厳選したうえで使う頻度や場所に合わせて収納場所を決めるとスムーズに片付くはずです。「適材適所」を意識しながら、優先順位の高いモノからゴールデンゾーンに収納していくのも良いですね。あなたもぜひ、インテリア上手さんたちのアイデアを参考に、使いやすく美しいキッチン収納を取り入れてみてはいかがでしょうか。
※リンク掲載商品の販売状況は変動します。予告なく掲載が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得