使いやすさと好みのインテリアで叶える！「キッチン」に立つ時間を楽しくするアイデア

毎日の食事をつくるキッチンは、清潔さや使いやすさだけでなく、自分好みのインテリアで整えると料理の時間、ひいてはお家時間がより楽しくなりそうですよね。使い勝手の良さの感じ方は人それぞれ。使い込んでいくうちに、自分にとって使いやすいキッチンがどんなものか掴めてきます。
新しく買い揃えなくても今持っているモノの配置や使い方を工夫するだけで、キッチンが今よりもっと素敵になるはず。使い勝手がよく自分らしいインテリアに囲まれたキッチンなら、暑い季節でも楽しい気分になれそうですね。

大幅なレイアウト替えや家具の変更が必要になると、費用も時間もかかるもの。でもちょっとしたキッチン小物をプラスしたり変えたりするだけで、快適で素敵な空間はつくれます。

キッチンは、「料理をつくりやすい場所であること」が大切な役割のひとつです。ストレスフリーに使いやすいキッチンを目指すなら、家事動線を意識したいもの。よく使う調理道具が出し入れしやすく、広さのある調理スペースがあれば料理がスムーズに進みます。

たとえば、日々使う調味料を素敵に見せて収納するなら、デザインがお気に入りのものやガラス瓶などに移し替えたり、ラベルをはがして「飾りながら収納」するアイデアも。マスキングテープなどで中身を書いておけば使いやすくなります。
使用頻度の低い食材や小さな調理器具は、カゴなどにまとめて「隠す収納」に。お気に入りの布をかけておけば、見た目もすっきりとして素敵です。

あなたにとって、「料理をするのが楽しくなるキッチン」とはどんな空間でしょうか。ぱっと思い浮かぶなかには、「カフェのようなキッチン」をイメージする方も多いかもしれません。ここからは「楽しいキッチン」に近づける具体的なアイデアをご紹介します。

まず心地よいキッチンにするためには、生活感と上手に付き合うことが大切です。モノが多く雑然と見えてしまいがちな場所ですがそれも収納次第で変えられます。「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使い分ければ整って見せることができるのです。

たとえば、写真のように扉や引き出しがない棚には、かごなどに生活感が出てしまうモノ、使用頻度の低いモノなど「隠して収納」します。それに対して、インテリアとしても素敵な調理器具や食器などは出しっぱなしにして「見せる収納」に。この時、デザインの良さだけでなく使用頻度の高さを考えて見せるモノを選ぶと、使い勝手も良くなります。

普段使うお玉やピーラーなどの調理器具は、色や素材を統一して揃えるのも良いですね。写真はマグネットフックに調理ツールを吊るしているアイデア。手持ちのモノでも、ステンレスや木のものなど、色や素材を揃えて見せるだけで、インテリアとしても素敵です。

カフェの雰囲気を簡単に出すなら、「コーヒー・ティーコーナー」をつくってみては。こだわりのコーヒーミル・コーヒーメーカー・ティーポット・カップなどがあれば、一か所に集めてみましょう。ティーパックやインスタントコーヒーでも構いません。お気に入りのドリンクをカゴやトレイに集めるのも良いですね。そばに目にも優しいグリーン添えれば、リラックスした雰囲気も演出できますよ。

キッチンをカフェのようにおしゃれな空間に近づけるなら、グリーンや花を置いてみては。鉢植えだけでなく、ガラスの花器に挿して飾るのも素敵です。置く場所に困ったら、ぱっと見渡して少し寂しく思える場所を中心に飾ってみてください。みずみずしく、彩りのあるキッチンにしあがります。

キッチンインテリアを少しだけ見直してみると、お家時間をより心豊かに過ごすことができそうですね。自分にとって「使いやすい」を求めて空間づくりをしていけば、きっと理想のキッチンは実現するはず。料理をする時間もより楽しく感じられることでしょう。
あなたもぜひ、少しだけ時間をつくってキッチンを自分らしく楽しい空間に整えてみませんか。