模様替えをもっと気軽に。インテリアに「ファブリック」を取り入れよう
- 公開:2020.8.23
- ライフスタイル
シンプルなインテリアがお好みでも、ほんの少しお部屋に自分らしさを出したいと感じることはありますよね。大がかりな模様替えをしなくても、雰囲気を変えられるのが「ファブリックアイテム」。きっとあなたの暮らしに彩りを与えてくれるはずです。
ファブリック「1枚」で、インテリアが変わる
お部屋に、季節感や彩りを添えてくれるのがファブリック。その種類は多く、カーテン・ソファカバー・ラグなどの大きなものから、ティーマット・ランチョンマットなど身の回りで小さく使えるものまでバリエーションは豊かです。
さっと掛けたり敷いたりするだけで季節感やイベント感を出せるアイテム。気軽な模様替えにはもってこいですよね。どう使ってよいのかわからない、というあなたも今回ご紹介するポイントをおさえればファブリックを使った彩りのあるインテリアを楽しめるはずです。
さっと掛けたり敷いたりするだけで季節感やイベント感を出せるアイテム。気軽な模様替えにはもってこいですよね。どう使ってよいのかわからない、というあなたも今回ご紹介するポイントをおさえればファブリックを使った彩りのあるインテリアを楽しめるはずです。
インテリアに取り入れるファブリックの選び方
1:テーマカラーを決める
インテリアにファブリックを取り入れるなら、まず考えたいのがテーマカラー。夏ならブルー系、秋ならオレンジ系などお好みの色や柄のファブリックを選んでから、周りのディスプレイを調和させていくとスムーズに模様替えが進みます。
季節感を表す色合いは、テーブルクロスやクッションカバーなどで小さく取り入れるのがおすすめ。同系色をグラデーションで取り入れれば、自然になじみセンス良くまとまります。
季節感を表す色合いは、テーブルクロスやクッションカバーなどで小さく取り入れるのがおすすめ。同系色をグラデーションで取り入れれば、自然になじみセンス良くまとまります。
2:使い道を考えてから選ぶ
ファブリックを取り入れたいけれど、どこにプラスすれば良いのかわからない、という時にはキッチンの近くやソファ周りなど身近な場所に目を向けてみてください。大きく取り入れなくても、ティータオルを壁に掛けたり、クッションカバーを変えてみたりするだけでも雰囲気が変わります。
寝室なら、小さなラグをプラスしてみては。ベッドサイドに敷けば、インテリアを夏らしく演出できるだけでなく、素足で足をつけてもさらりとした肌触りで快適です。小さなファブリックなら、普段は躊躇してしまう柄や色も気負いなく取り入れられるのではないでしょうか。書斎やワークスペースの一角にお気に入りのミニラグを敷けば、インテリアがぐっと引き締まりますよ。
寝室なら、小さなラグをプラスしてみては。ベッドサイドに敷けば、インテリアを夏らしく演出できるだけでなく、素足で足をつけてもさらりとした肌触りで快適です。小さなファブリックなら、普段は躊躇してしまう柄や色も気負いなく取り入れられるのではないでしょうか。書斎やワークスペースの一角にお気に入りのミニラグを敷けば、インテリアがぐっと引き締まりますよ。
3:ファブリックの素材を選ぶ
・春夏におすすめの素材は?
春夏に合うファブリックの素材は、薄手のコットンやリネン。通気性や吸湿性、速乾性に優れた素材を選ぶのがおすすめです。風にたなびくような柔らかな質感、洗ってもすぐに乾く軽やかさを意識して選んでみてください。肌に触れたときに、さらりとした爽やかな清涼感のある素材が良いでしょう。
・秋冬におすすめの素材は?
秋冬のインテリアに取り入れるファブリックは、温かみを感じる素材を選んでみてください。たとえば、カントリー調のジャケットやコートなどに使われる、暖かくざっくりとした風合いが魅力の「ツイード」、毛織物を起毛させたふんわりとした肌触りの「フランネル」素材はいかがでしょう。ファッションを選ぶように、お部屋にも素材から季節感をプラスしてみてください。
ファブリックをインテリアに使うアイデア集
1:テーブルのアクセントに
ファブリックを暮らしに身近な場所で取り入れるなら、テーブルコーディネートにプラスしてみましょう。テーブルクロスは大きすぎて使いこなせない場合には、テーブルの中央に細く敷く「テーブルランナー」がおすすめ。ダイニングテーブルの天板を見せながら、ファブリックで食卓の雰囲気を変えられるアイテムです。
もっと気軽にという方は、ひとり分の食事をのせられるランチョンマットを。食事の下に敷くのもよし、キッチンカウンターやキャビネットの上など好きな場所に敷いて、グリーンや雑貨とともにディスプレイに使うのも素敵です。
もっと気軽にという方は、ひとり分の食事をのせられるランチョンマットを。食事の下に敷くのもよし、キッチンカウンターやキャビネットの上など好きな場所に敷いて、グリーンや雑貨とともにディスプレイに使うのも素敵です。
2:見せたくない場所の目隠しに
リビングやダイニングにはこまごまとした生活雑貨が集まるもの。見せたくないモノの目隠しにファブリックをプラスするのも良いでしょう。インテリアに調和しない生活感の出るモノは、ランチョンマットくらいの小さなファブリックでさっと目隠し。カゴに集めて収納し上からお気に入りのファブリックを掛けるだけで、すっきりとした印象を与えます。
3:ディスプレイとして飾る
お好みの柄や色のファブリックは、アートのように飾るのも素敵です。タペストリーにしたりフレームに入れて壁に飾ったり、自由なアイデアでディスプレイしてみてください。小さなカットクロスなら写真立てに入れて。大きなファブリックならファブリックボードにして立体的に楽しむのもおすすめです。
ファブリックで、模様替えをもっと楽しく
優しい雰囲気を持つファブリックは、暮らしに温かみや華やかさをもたらします。デザインや色もニュアンスのあるものがたくさん展開されているので、ゆっくりとお好みのアイテムを探してみてはいかがでしょうか。きっとあなたらしい、心和む素敵なお部屋にしあがるはずです。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得