空き瓶などと組み合わせれば、美しい花器が完成。草花を飾る金属板「フラワースカーフ」
- 公開:2020.7.6
- インテリア・生活雑貨
形がかわいいからと取っておいたガラス瓶や、気に入っているけれど普段使いはしづらい繊細なグラス。せっかくならしまい込んで置くのではなく、花器として利用しませんか?中央に孔があけられた金属の板「フラワースカーフ」は、そんな空き瓶などと組み合わせることで花を美しく飾ることができるとっておきのアイテムです。
意外な使い道のシンプルな金属板
ごくシンプルな、丸い金属の板。東京の荒川区を拠点に、町工場の職人と協働しながら生活の道具を開発する会社「86400(はちろくよん)」から発売されているアイテムです。しかしこれだけでは、どうやって使うものなのかピンとこないですよね。
実は、家にある容器を花器に変えてくれる、その名も「フラワースカーフ」です。写真のように水を入れたガラス瓶やグラスの上に置き、孔に一輪の草花を通せば、たちまち風情ある空間が完成します。
瓶などと組み合わせると、印象的な花器が完成
フラワースカーフは、円形に切り出した金属板に孔を開け、細い線状の模様を単一方向に入れたランダムヘアライン仕上げを施して作られています。つや消しで控えめな光沢を残した金属板は、ネジ口のあるガラス瓶も上品にカモフラージュ。まさにスカーフのように、草花を美しく見せてくれます。
フラワースカーフが中央の穴に通された草花を支えるので、草花をそのまま活けただけでは倒れてしまうような背の低いガラス瓶やグラスも花器として活用可能に。
また、フラワースカーフの位置をスライドさせれば草花の角度を変えられ、草花の種類や茎の長さに合わせて調節することができます。シンプルなアイテムですが、自分の好きな飾り方ができる優れものなのです。
また、フラワースカーフの位置をスライドさせれば草花の角度を変えられ、草花の種類や茎の長さに合わせて調節することができます。シンプルなアイテムですが、自分の好きな飾り方ができる優れものなのです。
自然な経変変化も、磨き上げたときの映り込みも美しい
フラワースカーフには、あえて酸化防止加工がされていません。時間が経つと水跡が残ったり黒く変色したりしますが、それが味わいにもなっていきます。それらを取り除きたいという方は、乾いた台所用スポンジの固い面や、研磨剤入りの金属磨きを付けた柔らかい布でやさしく磨いてください。磨き上げると、写真右のように花が映り込む様も楽しむことができますよ。
基本は円形の展開で、オーダーメイドも可能
フラワースカーフの金属は真鍮または銅の2種類。直径90mmの「小丸」と120mm「大丸」サイズの展開があります。
フラワースカーフ
-小丸-(真鍮/銅)、-大丸-(真鍮/銅) 各1,500円(税別)
フラワースカーフ
-小丸-(真鍮/銅)、-大丸-(真鍮/銅) 各1,500円(税別)
ご購入は86400のオンラインショップにて可能です。オーダーメイドも受け付けていて、円形のみではなく自分の好きな形に作ってもらうこともできますよ。
普段あまり使うことができていない空き瓶などを活用しながら、草花を気負わずおしゃれに飾れるフラワースカーフ。こちらがあれば、お花屋さんに立ち寄るのはもちろん、いつも通る道に飾れる草花がないかな…と視界が広がりそう。ひとつ取り入れて、そんな豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
photo / 86400
86400(はちろくよん)