非日常を感じよう。大人も楽しめる癒しの水族館「マリンワールド海の中道」
- 公開:2019.12.27
- 旅行・お出かけ
「マリンワールド海の中道」は、福岡県福岡市にある水族館。2017年にリニューアルし、写真に映える素敵なスポットやイルカを眺めながら過ごせるカフェができるなど、子どもだけでなく大人も楽しめる水族館に生まれ変わりました。今回は、マリンワールド海の中道 広報担当の牧さんに、その魅力をうかがいました。
「いつも新しい私になれる水族館」マリンワールド海の中道
水族館を訪れると、悠々と泳ぐ魚たちの様子、幻想的な空間に心がリセットされていくような感覚になりませんか。陸に暮らす私たちが、海の世界を身近に感じられる場所が水族館。福岡県福岡市にも、そんな非日常世界をそっと覗かせてもらえる素敵なスポットがあります。
今回ご紹介するのは、2019年の今年で開館30周年を迎えた、「マリンワールド海の中道(以下、マリンワールド)」。大海原が広がる福岡らしい風景をバックにイルカショーが行われるなど、ロケーションも素敵な水族館です。2017年春にリニューアルオープンし、「九州の海」をテーマに、子どもはもちろん大人も楽しめる癒しの空間へと生まれ変わりました。
コンセプトは、「いつも新しい私になれる水族館」。海で暮らす生きものたちを通して自然の美しさや尊さを知るだけでなく、日常生活で失われつつある「自然体」でいることの大切さを思い出させてくれる空間です。そんなマリンワールドの魅力を、広報担当の牧菜々花さんにうかがってきました。
コンセプトは、「いつも新しい私になれる水族館」。海で暮らす生きものたちを通して自然の美しさや尊さを知るだけでなく、日常生活で失われつつある「自然体」でいることの大切さを思い出させてくれる空間です。そんなマリンワールドの魅力を、広報担当の牧菜々花さんにうかがってきました。
「九州の海」を体感できる充実した展示
九州の北西部に広がる海域、玄界灘(げんかいなだ)を望む海岸沿いのエリアに佇むマリンワールド。以前は各地から海の生きものたちを集めて展示していましたが、リニューアルを機に「九州の海」をテーマに、九州近海で暮らす生きものたちを中心に展示するようになりました。九州に特化されたのは、地域密着でより深く、九州近海に暮らす生きものたちの魅力を伝えたいという想いから。
黒潮が流れる九州の海を再現した外洋大水槽や、九州の深海、奄美のサンゴ礁、阿蘇の水の森など新しく10セクションで構成され、九州の海がよりわかりやすく身近に感じられる展示となっています。
また、地域の絶滅危惧種を守っていく活動もマリンワールドならでは。彼らが自然そのままで暮らしていける環境づくり、種を守るための人工繁殖やモニタリングなどさまざまな取り組みが行われています。
水族館内では、水槽の清掃にマイクロプラスチックが使われているメラミンスポンジを使用しないなど、プラスチック製品が海に流れ、生態系に影響を与えないよう配慮されているのだとか。
そんな取り組みからも、海の生きものたちを守りたいという強い想いが感じられます。
また、地域の絶滅危惧種を守っていく活動もマリンワールドならでは。彼らが自然そのままで暮らしていける環境づくり、種を守るための人工繁殖やモニタリングなどさまざまな取り組みが行われています。
水族館内では、水槽の清掃にマイクロプラスチックが使われているメラミンスポンジを使用しないなど、プラスチック製品が海に流れ、生態系に影響を与えないよう配慮されているのだとか。
そんな取り組みからも、海の生きものたちを守りたいという強い想いが感じられます。
大人目線で楽しめる。おしゃれで心地よい空間
多くの水族館が子ども向けの展示を中心にしているなか、こちらでは大人目線でも楽しめる工夫が多く取り入れられています。
広報担当の牧さんによると、展示の解説を読み応えのある大人向けにしたり、シンプルでスタイリッシュな内装にこだわったり…館内の色使いや優しい印象のロゴデザイン、インテリアなども女性目線でセレクトしているのだそう。癒しとおしゃれ感にこだわった空間づくりにも注目したいところです。
広報担当の牧さんによると、展示の解説を読み応えのある大人向けにしたり、シンプルでスタイリッシュな内装にこだわったり…館内の色使いや優しい印象のロゴデザイン、インテリアなども女性目線でセレクトしているのだそう。癒しとおしゃれ感にこだわった空間づくりにも注目したいところです。
2Fのエントランスから順路にそって進んでいくと、だんだんと海の中に潜っていくような感覚に。幻想的な海の世界を楽しんでもらえるよう、館内に入っていくほど照明を少しずつ暗く、泡の音などを響かせ、カーペットの色も深い海の色合いになるよう変えているそう。
特におすすめしたいのは、「外洋大水槽」。圧倒的なスケールの大水槽の前にはソファが用意されており、ただ座ってぼーっと眺めているだけで海の中にいるような不思議な感覚に。まるで海の生きものたちが空を浮遊しているような空間、そして心地よい暗さに心癒されます。
特におすすめしたいのは、「外洋大水槽」。圧倒的なスケールの大水槽の前にはソファが用意されており、ただ座ってぼーっと眺めているだけで海の中にいるような不思議な感覚に。まるで海の生きものたちが空を浮遊しているような空間、そして心地よい暗さに心癒されます。
また、ぜひ立ち寄りたいのが、イルカを眺めながら食事が楽しめる「レストラン レイリー」。木の温かみと海の爽やかさを感じさせる空間は、写真スポットとしてもおすすめです。家族や友人とフォトジェニックで美味しいお食事を楽しむだけでなく、悠々と泳ぐイルカさんを眺めながらゆったりと自分時間を満喫するのにもぴったり。幻想的で心地よい感覚に包まれますよ。
非日常空間で心をリセット。潤いに満たされて新しい自分に
海の中にいるような非日常的な空間は、日々の忙しさから離れてゆっくりと自分と対話できる場所。力強く生きる海の生きものたちの姿は、あなたに元気とチカラを与えてくれることでしょう。
「お客様が、大水槽の前のソファで携帯も扱わずゆったりと過ごされていたり、お話されている様子を見ていると本当に嬉しいんです。」と牧さん。
九州の海の生きものたちをもっと知ってほしい、そして心の潤い、癒しをお届けしたい…そんな想いを込めてリニューアルしたマリンワールド海の中道は、私たちに水族館ならではの感動や新しい発見をもたらしてくれます。
あなたもぜひ、福岡を訪れた際には心癒されにマリンワールド海の中道に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと海の生きものたち、そしてスタッフの皆さんがあなたを優しく迎えてくれるはずですよ。
「お客様が、大水槽の前のソファで携帯も扱わずゆったりと過ごされていたり、お話されている様子を見ていると本当に嬉しいんです。」と牧さん。
九州の海の生きものたちをもっと知ってほしい、そして心の潤い、癒しをお届けしたい…そんな想いを込めてリニューアルしたマリンワールド海の中道は、私たちに水族館ならではの感動や新しい発見をもたらしてくれます。
あなたもぜひ、福岡を訪れた際には心癒されにマリンワールド海の中道に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと海の生きものたち、そしてスタッフの皆さんがあなたを優しく迎えてくれるはずですよ。
photo / マリンワールド海の中道・Naomi.Spring
マリンワールド海の中道
〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-28
TEL: 092-603-0400
営業時間:12月~2月 10:00~17:00、3月~11月 9:30~17:30
※ゴールデンウィーク、夏休み、クリスマスなどは営業時間が変わります。詳細はホームページよりご確認ください。
休館日:2020年2月3日、4日