天然石の輝きを身に着ける。「accessories ORSA」のアシンメトリーピアス

「accessories ORSA（アクセサリーズ オルサ、以下ORSA）」は、沖縄の離島・伊良部島の工房にて下地華恵（しもじはなえ）さんが手作りするアクセサリーのブランド。天然石やアンティークビーズなどを用いたピアスやイヤリング、ブレスレット等を展開しています。

「幼い頃、石拾いに夢中になったような感覚で選んでいただけたら。」下地さんがそう語るアクセサリーは、天然素材の美しさをそのまま活かすことを大切に作られたもの。華麗で大人っぽくもあるけれど、どこか無垢な雰囲気を持ち合わせています。中でも今回ご紹介したいのは、透明感があって上品な印象のアシンメトリーのピアスです。

真鍮で出来た半月の形のパーツと、弓のような弧を描くパーツ、それぞれにラブラドライトの石を繋げたアシンメトリーピアス。弓と矢筒を構えた姿で描かれるバビロニア神話の女神「Ishtar（イシュタル）」の名前がつけられています。ラブラドライトは見る角度や光の加減によって淡いグレーやブルーにも変化し、奥深い表情を見せてくれます。
半月のパーツは、ラブラドライトから取り外すことができ、半月のみのシンプルなピアスとしても身に着けることが可能。気分やコーディネートによって使い分けてください。

続いては、水晶が主役のアシンメトリーピアスです。片方は大きな水晶の一粒が耳たぶの上に乗るデザイン、もう片方は丸い真鍮製のパーツに複数の水晶がぶら下がったデザインの「Barbegazi（バーベガジ）」。名前は「凍っている髭」の意味で、冬のアルプス山脈に現れ、ときに雪崩が来ることを登山者に教えてくれるという男性の妖精を指します。
インパクトのあるデザインですが、透き通った水晶が繊細な印象。こちらも、丸いパーツから下のチェーンと水晶を外した状態でも身に着けられる2way仕様です。

こちらは、ORSAで大切にされているさまざまな素材が組み合わさったアシンメトリーピアス。淡い乳白色のレインボームーンストーンを縦に連ねたものと、麻の一種である苧麻（ラミー） のタッセルをシェルパーツに繋げたものがセットになった「Mao（マヲ）」。
淡く背景を透かすレインボーストーンと、使うほどに艶が増していく苧麻が揺れる姿は涼しげで、夏の日差しにも映えること間違いなしです。

ORSAにはほかにも、地元の宮古牛の角「バッファローホーン」を用いたピアス・イヤリングや、石とヴィンテージビーズのブレスレットなどさまざまなアクセサリーがあります。

天然素材を使用しているため、同じデザインのものも形や色などが少しずつ異なります。
オンラインショップのCreemaでは売り切れとなっているものが多いですが、気になるものがある方は再販できないか問い合わせてみてください。下地さんの手元に素材がそろっていれば制作が可能で、同じ素材がなかった場合、ほかのパーツで作ることを提案してくれるそうです。

実物を見てみたい方は、イベント出展時がチャンスです。また、伊良部島の工房も予約制で解放されていて、制作の見学と、通信販売をしていない指輪を含めたアクセサリーの購入が可能となっています。伊良部島に訪れる機会のある方は、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。