やわらかな色合いと楽しげな発想から生まれる「和菓子工房 糸 ito」の和菓子
- 公開:2016.7.13
- グルメ・食
中十条にある「和菓子工房 糸 ito」。和菓子職人の糸さんが作り上げる、楽しげでやさしい雰囲気のお菓子が人気です。心をこめて一つひとつ手作りされる和菓子の数々をご覧ください。
誰かを笑顔にするための和菓子作り
糸は 編むと 紐になって
だれかと だれかを つなげます。
糸は 編むと 布になって
だれかの こころを 包みます。
大切なひとに特別な
お世話になったあの人に
いやいや、いつものおやつに。
糸 ito は 和菓子をとおして
紐へ、布へ、絆へ。
にっこり ほっこり
だれかを笑顔にしたいのです。
だれかと だれかを つなげます。
糸は 編むと 布になって
だれかの こころを 包みます。
大切なひとに特別な
お世話になったあの人に
いやいや、いつものおやつに。
糸 ito は 和菓子をとおして
紐へ、布へ、絆へ。
にっこり ほっこり
だれかを笑顔にしたいのです。
十条駅と東十条駅の間、ちいさな和菓子工房 「糸 ito」があります。京都で和菓子制作を学んだという糸さんの「和菓子のその素敵な世界を、作って伝えて笑顔にしたい」という思いから、オリジナリティあふれる和菓子を作り続けています。
幼い頃の夢を叶えるための和菓子工房 「糸 ito」
今年の4月に元気な女の子が生まれた糸さん。産休が明け、7月から“月一和菓子屋”をオープンしています。(お母さん業の傍らなので、スケジュールは変動の可能性あり)小さな頃から和菓子に強い興味を持っていたという糸さん。小さな和菓子屋さんを開きたいという夢に向けて修行の一環という形で開いたのが、和菓子工房「糸 ito」なのだそう。
和菓子作りにおいての古典的な技法や、糸さんが好んでいる京都らしさを感じる色使いなどを落とし込みながら、日常で感じた“おもしろい”を表現したオリジナルの和菓子が並びます。
和菓子作りにおいての古典的な技法や、糸さんが好んでいる京都らしさを感じる色使いなどを落とし込みながら、日常で感じた“おもしろい”を表現したオリジナルの和菓子が並びます。
一度は口にしてみたい和菓子工房 「糸 ito」の和菓子
上品で繊細な美しさにうっとりする上生菓子
練り切りやウイロウなど“上生菓子”といわれる和菓子。「糸 ito」では、季節折々のお菓子からセミオーダーで新しくイメージを作りこんで生まれるオリジナルの上生菓子などを展開しています。「糸 ito」らしさを感じる、趣向を凝らした和菓子たちは、目で見ても楽しめるものばかりです。
注目の酒粕をねりこんだ羊羹
こちらは酒粕を混ぜ込んだ酒粕羊羹。写真の今年販売されたものは、日本酒好きにはおなじみ「獺祭」の酒粕が入っているという少しリッチなものに仕上がっています。どんな風味に表現されているのかとっても気になります。
珈琲と共にいただく練り切り
以前、神田にあるコーヒーショップ「Mighty step coffee stop」のイベントで提供した「ラテ」。珈琲に合う和菓子なんて新しいですね。珈琲大好きな私はぜひ食べてみたくなりました。
こし餡のひとくち最中
パステルカラーのコロコロとした見た目が愛らしいひとくち最中。一つひとつにこし餡をはさんだ様子がマカロンのよう。自宅で美味しくいただいても良し、ちょっとしたプレゼントで渡しても喜ばれそうです。
食べるのがもったいないオリジナルかるかん
こんなかるかん見たことない!とっても可愛らしい、鳥のかるかんです。お饅頭のように中に餡子が入っているのではなく、餡子のコーティングで仕上げているのがおしゃれな発想ですね。
“月一和菓子屋”がオープンする日は朝から並びが出ることもあるのだそう。その日の分が売り切れたら終了。とっても人気の和菓子屋さんなのです。和菓子屋営業以外にもイベント出展やワークショップも行うこともあるそうなので、気になられた方はHPやSNSで要チェックです。新米ママが作る、やさしくて美しい和菓子の数々。私も近々いただいてみたいなと思いました。
和菓子工房 糸 ito
住 所
〒114-0032
東京都北区中十条 1-10-1
営業時間
10:00 ~ 16:00 (※売切れ次第終了)
アクセス
埼京線 十条駅 から徒歩7分
京浜東北線 東十条駅 から徒歩7分
(※お店は毎日開いておりません。月によって開ける日がばらばらなので、ホームページやブログ、SNSで前月にお知らせします。)