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儚げな佇まいに惹かれる。Rie Katoriさんが作るアンティークのような布花アクセサリー

生き生きとしたお花も好きだけれど、散る間際の儚げな表情にも惹かれる…。布花作家のRie Katoriさんが作るアクセサリーは、そんなお花の姿をそのまま表現した繊細さが魅力です。大人の女性に似合う素敵な世界観の布花アクセサリーに、ぜひ触れてみてください。

儚げな佇まいに惹かれる。Rie Katoriさんが作るアンティークのような布花アクセサリー

布でお花の繊細さを表現したアクセサリー

Rie Katoriの布花アクセサリー2

写真のきれいなお花に、思わずうっとりしませんか?実はこちら、本物のお花ではなく、布で作られたものです。作り手は、幼い頃からお花が好きだったというRie Katoriさん。あるとき、ウェディングサロンで出合ったアンティークのヘッドドレスに魅了されたそう。そのときに感じとった温かな世界観を自分の手で表現したいと、布花を作り始めました。今では「classic」というブランド名でヘッドドレスなどのお花のアクセサリーを制作しています。

Rie Katoriの布花アクセサリーに着色している様子

作品は、小さな花びらから茎や葉まで、一つひとつ手作業で丁寧に作られています。
まず、真っ白な一枚の布に花弁や葉を描いて切り抜きます。次に、染料を調合し、水彩画のように筆で色付け。その後、コテを当てて立体感を出し、花の形に組み立てていきます。

こうして完成する布花は、アンティークやドライフラワーのような温かみと繊細さを持ち合わせ、いつかは枯れてしまうお花の儚い美しさをも表現しています。身に着ければ、女性の優しさや柔らかな雰囲気をそっと引き出してくれますよ。

幼い頃の記憶が蘇るような白詰草のブローチ

Rie Katoriのシロツメクサの布花アクセサリー

こちらは、「Whitecloverブローチ」です。白詰草は、一本の茎に対してひとつのお花がついているように見えますが、実は蝶々のような形をした小さなお花が集まっているもの。こちらの布花は、その小さな花を一つひとつ作って組み合わせ、まるで本物のような形を再現しています。
きっと多くの方がかつて感じたことがあるだろう、野原で花飾りを作ったときの楽しさと、それが枯れていってしまうときの少しの淋しさが蘇ってきそうな作品。アクセサリーになった布花なら、この切なげなお花の表情を長く楽しむことができます。

かわいらしくも大人っぽい鈴蘭のピアス

Rie Katoriのスズランの布花アクセサリー

続いては、コロンとした丸みを帯びた鈴蘭の「Muguetピアス」。トーンを落とした葉や茎が大人っぽさを醸し出しています。
かわいらしい小さなお花一つひとつと、摘み取ってから少し時間がたったかのような葉や茎の姿に、植物の見せるさまざまな表情が凝縮されたような深みのあるアクセサリー。目にしたり、身に着けたりするたびに、やさしい気持ちになれそうです。

華やかで品のあるバラのイヤリング

Rie Katoriのバラの布花アクセサリー

白や淡い色の作品が多い中で、鮮やかなピンク色に目を引かれるのが「Roseイヤリング」。アンティークショップで見つけたというドライフラワーのバラを、写実的に作り上げています。
一枚の花びらの中にも濃淡のグラデーションがあり、まさに本物のお花のような繊細さ。華やかながらシックな雰囲気が漂い、大人の女性にこそ似合う上品なアクセサリーとなっています。こちらは現在は制作されていない一点物のアクセサリーですが、バラをモチーフにした作品はほかにも手掛けられています。

さまざまな布花アクセサリーにぜひ触れてみて

Rie Katoriの布花ヘッドドレス

作品は、愛知県東海市にある器と生活用品のお店「cuff」さんで販売されています。
現在、Rie Katoriさんの公式オンラインショップはお休み中ですが、オーダーは制作可能なときに受け付けているそう。制作には3~4週間程かかるとのことなので、ご希望の方はお早めに、ホームページやSNSから問い合わせてみてください。そちらでは、今回ご紹介した以外にもたくさんの布花アクセサリーの写真を見ることができますよ。
儚げなお花の美しさが表現された布花のアクセサリーを、あなたの装いにも加えてみてはいかがでしょう?

photo / Rie Katori

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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