丸みのある形が特徴。秋に似合うカラーが揃う「pour des lunettes」のトートバッグ

主に麻紐や帆布を用いたバッグを販売している「pour des lunettes（ぷぅあ で りゅねっと）」。ブランド名は、フランス語で「眼鏡のために」という意味。朝、目覚めたときから夜に布団に入るまで眼鏡が手放せないという重松 美由紀さんが、毎日せっせとミシンを踏み、さまざまなトートバッグを手作りしています。どのバッグも、落ち着いた雰囲気の深みのある色味で、使いやすさにもこだわった丁寧な作りがポイントです。

今回は、秋に向けて持ちたくなるような色合いと、丸みのある形が特徴のトートバッグをご紹介します。

こちらは重松さんが「チビトート」とも表現するSサイズの丸トートバッグ。横幅23×高さ16cmというミニサイズと、ころんとした丸みがなんともかわいらしい佇まい。マチは15cmと広めに作られているので、財布や手帳などが十分入る大きさです。中にはスマートフォンが入る程度のポケットが2つ。また中蓋がついていて、中身が丸見えにならないのも嬉しいですね。
表地の素材はバイオウォッシュ加工を施した8号帆布。しっかりと強度がありながら、少しクタッとした風合いがあるのが特徴です。スモーキーなオールドローズの色合いは秋の装いに馴染みつつも、ほどよく華を添えてくれそう。ちなみに裏地は少し薄手の11号帆布で、色はグレー。中も外も大人っぽいカラーリングのバッグです。

蓋付き丸トートS　オールドローズ　4,800円（税込）

続いては、上でご紹介したSサイズトートの横幅を10cmほど伸ばした「よこなが」トートバッグ。一般的なものよりも横に長いフォルムが目を引きます。床に置いた状態で見ると直線的な部分が多く感じられますが、手に持つと角の丸みがやさしい印象。見る角度などによってさりげなく異なる表情が楽しめます。
こちらも2つのポケットと中蓋があり、素材も同じものを使用。写真左の淡い黄緑色をしたヒワグリーンのバッグは、裏地の色がイエローに近いマスタード。写真右の目が覚めるような明るい山吹色の方は、裏地がサックスブルー。表の美しい色はもちろん、ものを出し入れする際に見える裏地の鮮やかな色にも、気分が上がりそう。

蓋付き丸トート　よこなが　ヒワグリーン・山吹色　各5,800円（税込）

丸トートは、受注生産で大きなサイズも作られています。横幅44×高さ25×マチ25cmで、荷物をたっぷり収納。こちらの特徴は、両脇のスナップを留めれば横幅がちょっとコンパクトになり、より丸みが出て巾着のような形になること。荷物の量で形を調整でき、見た目にもちょっと変化が出るのが楽しいバッグです。
こちらにもポケットが2つと中蓋付きで、物の出し入れが簡単なマグネットホックも加わっています。表地は、縦糸に綿を、横糸に麻を使用した高密度のミリタリーツイル生地にバイオウォッシュ加工を施したもので、まるでヴィンテージアイテムのような雰囲気。どんな服装にも合わせやすいキャメルとモスグリーンの2色展開で、裏地はそれぞれセルリアンブルーとオリーブ。希望すれば、ほかの色でも作ってもらえるそうですよ。

MILITARY TWILL 蓋付き丸トートL　キャメル・モスグリーン　各10,800円（税込）

ご紹介した丸トートバッグには、Sサイズよりもひとまわり大きいMサイズもあります。そのほか、四角い形のトートもあり、S, よこなが、Mサイズが展開されています。色も豊富に揃えられているので、ぜひオンラインショップをチェックしてみてください。サイズや色を変更してのオーダーも可能とのことなので、自分の理想のバッグを注文して作ってもらうのもおすすめです。
お気に入りバッグを手にして、秋のお出かけをお出かけを楽しんでくださいね。