見た目だけじゃない。美肌やリラックス効果にも期待できる、話題のフレーバーウォーターとは？

水に野菜やフルーツ、ハーブやスパイスなどを入れ、その香りや栄養素などを移して飲むフレーバーウォーター。見た目もおしゃれで爽やかな飲み口という以外にも、体によいと考えられるポイントがたくさんあります。
まず、ほんのり香りや味が付き、水だけの状態よりも飲みやすくなること。血流をよくしたり代謝を上げられるようにダイエット中は水をたくさん飲むことが必要だと言われていますが、フレーバーウォーターなら無理なく多くの水を飲むことができますよ。
また、砂糖を入れないので、清涼飲料水に比べてヘルシー。さらに食材の酵素や水溶性食物繊維、ビタミンなどの栄養素も摂取することができます。

フレーバーウォーターの作り方はとても簡単。
ミネラルウォーターまたは浄水に、お好みの野菜やフルーツ、スパイスやハーブを入れ2～3時間冷蔵庫で寝かせるだけです。食材は、生で食べられるものなら基本的に何を入れてOK。野菜やフルーツは皮ごと薄切りにし、シナモンはスティック状のもの、ハーブ類は生のものを使用します。

ただし野菜やフルーツは、特に輸入品の場合、表面に防カビ剤などが使われていることがあるので、できるかぎり国産やオーガニックのものを選ぶのがおすすめ。難しい場合は、皮を取り除くか、柑橘類は果汁だけを絞って使ってください。
また、作ったフレーバーウォーターは冷蔵庫で保存し、1日以内には飲みきりましょう。
飲み終えた後に残る食材は、そのまま食べることができます。ただし、味や栄養素が抜けてしまっているので、スムージーやスープなどに再利用したり、ヨーグルトのトッピングなどにしたりするとよいでしょう。

何の食材を入れるかで迷ったら、期待できる効果に注目してみてはいかがでしょうか？

美肌効果に期待できるのは、ビタミンCやポリフェノールなど、抗酸化作用のある成分を含んでいる食材。くすみなどに繋がる血行不良の対策には、血行を促す作用があるシナモンがおすすめです。
・ベリー系（いちご、ブルーベリーなど）
・柑橘系（レモン、グレープフルーツ、みかんなど）
・パイナップル、桃、すいか、キウイフルーツ、
・シナモン、ローズマリー、バジル

また上記のフルーツには、体内の余計な塩分を排出してくれるというカリウムも含まれていて、むくみの解消も期待できますよ。

ダイエット中なら、食べたものをエネルギーに変えるのを促すクエン酸を含むものや、腸内環境を整える水溶性食物繊維の多いもの、代謝アップや体を温める作用のあるものを積極的に摂りましょう。
・柑橘系（レモン、ライム、すだち、グレープフルーツ、みかんなど）
・りんご、いちご、メロン
・生姜、シナモン

疲労回復やリラックスにも、クエン酸を多く含むものがおすすめです。鎮静効果が期待できるミントも添えるとよいでしょう。
・柑橘系（レモン、ライム、すだち、グレープフルーツ、みかんなど）
・赤パプリカ
・ミント

水にフルーツなどを入れるだけで簡単にでき、体にうれしい効果が期待できるフレーバーウォーター。ぜひ好きなフルーツを選んで作ってみてくださいね。

「マイクロダイエット」のHPには、こうした健康やダイエットに役立つ知識がたくさん掲載されているので、そちらも参考にしてみてください。