社員じゃなくても通いたい。まちに開かれた社員食堂「リラックス食堂HARAJUKU」
- 公開:2018.5.4
- グルメ・食
原宿駅前の大通りから細い路地を入ったところにある「リラックス食堂HARAJUKU」。店内にはオリジナル雑貨の販売スペースもあり、近年人気のショップ併設型カフェのような雰囲気です。でも、じつはここ、まちづくり事業に取り組むある会社の社員食堂なのです。
オフィスの移転に伴って社員食堂をオープン
リラックス食堂HARAJUKUを運営するUDSは、コーポラティブハウスやホテル、レストランなど、様々な施設の企画・設計・運営を通したまちづくり事業に取り組む会社です。その事業の一つとして、大阪、広島、滋賀、仙台の4拠点で、学生寮向けに始めた「リラックス食堂」を運営してきました。
いまから1年ほど前のこと。本社が代々木から現在の原宿へ移転するとき、社員の間から「社員食堂をつくってはどうか」という声が挙がりました。そこで、オフィスの1階に、まちに開かれた社員食堂、リラックス食堂HARAJUKUをオープンさせたのです。
いまから1年ほど前のこと。本社が代々木から現在の原宿へ移転するとき、社員の間から「社員食堂をつくってはどうか」という声が挙がりました。そこで、オフィスの1階に、まちに開かれた社員食堂、リラックス食堂HARAJUKUをオープンさせたのです。
管理栄養士による献立をていねいに手づくり
気になるランチのメニューは、日替わり定食と丼定食、限定10食の雑穀ご飯定食といったラインナップ。
「いろいろな野菜を使って、ごはんが美味しく食べられる献立を心掛けています」と話すのは、管理栄養士の資格を持ち、日々の献立を考えている清水麻美さんです。
「いろいろな野菜を使って、ごはんが美味しく食べられる献立を心掛けています」と話すのは、管理栄養士の資格を持ち、日々の献立を考えている清水麻美さんです。
リラックス食堂HARAJUKUの食事は、食材を切るところからすべて手づくり。業務用の加工品などはできるだけ使いません。お味噌汁は、昆布とカツオで出汁をとり、サラダにかけるドレッシングもスイーツも手間を惜しまずにつくっています。
日本各地の食材も積極的に取り入れていますが、これは、UDSが各地でホテルや飲食店を運営しているからこそ。さまざまな地域の美味しい食材やメニューとの出会いを毎日の献立に生かしています。
定食を食べてみると、野菜はもちろん、海藻類やいも類など多品目の食材が使われています。特別な食事ではなく、毎日でも飽きない「お家のごはん」のような食事です。
定食を食べてみると、野菜はもちろん、海藻類やいも類など多品目の食材が使われています。特別な食事ではなく、毎日でも飽きない「お家のごはん」のような食事です。
ランチタイムを逃しても大丈夫
オープンから1年ほど経ったいま、お客さんの割合は、社員4割、一般の人6割といったところだとか。原宿という土地柄、近くにアパレルの会社なども多く、また、近隣住民の人たちも数多く足を運びます。
「毎日いろいろなものが食べられて嬉しいという声や、食材や調理法などについて勉強になる、といった声ももらうんですよ」(清水さん)。
ランチタイムを逃してしまってもご安心を。ランチ終わりから夕方は、おにぎりやカレーなどが用意されています。おにぎりは、注文を受けてからその場でにぎってくれるそうですよ。
一方、社員向けには、夕方おなかが空いた人のために、1階の食堂から2階のオフィスへおにぎりなどを「移動販売」することもあるのだとか。リラックス食堂HARAJUKUは、みんなのお母さんのような存在なのかもしれません。
「毎日いろいろなものが食べられて嬉しいという声や、食材や調理法などについて勉強になる、といった声ももらうんですよ」(清水さん)。
ランチタイムを逃してしまってもご安心を。ランチ終わりから夕方は、おにぎりやカレーなどが用意されています。おにぎりは、注文を受けてからその場でにぎってくれるそうですよ。
一方、社員向けには、夕方おなかが空いた人のために、1階の食堂から2階のオフィスへおにぎりなどを「移動販売」することもあるのだとか。リラックス食堂HARAJUKUは、みんなのお母さんのような存在なのかもしれません。
ほっとするお家のようなごはんが食べられるリラックス食堂HARAJUKU。まちに開かれた社員食堂へ、あなたも足を運んでみてはいかがですか。
photo / UDS株式会社
リラックス食堂HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前1-19-19 1F
営業時間:月~金曜 9:00~18:00(ランチタイム11:30~14:30)
定休日:土・日曜、祝日