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あなたはただの「観客」ではいられない!?『ザ・スクエア 思いやりの聖域』

あなたはただの「観客」ではいられない!?『ザ・スクエア 思いやりの聖域』

北欧の若き巨匠リューベン・オストルンド監督の最新作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が、第70回カンヌ映画祭にて衝撃のパルムドール受賞を果たし、現在も世界中の映画祭を席巻しています。4月28日(土)公開の、毒とユーモアで人間の本性を暴く本作品をご紹介します。

理想どおりに生きることの難しさ

この映画の主人公は、バツイチで2人の愛すべき娘を持つ、現代美術館のキュレーターのクリスティアン。電気自動車に乗り、慈善活動を支援し、そのキャリアは順風満帆にみえるものでした。
そんな彼が手掛ける展示「ザ・スクエア」は、通りかかる人たちを利他主義へと導き、責任ある人間としての役割を思い出してもらおうという試みの作品です。地面に描かれた正方形の中では、「全ての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という「想いやりの聖域」をテーマにした参加型アートです。
そんなある日、街で見知らぬ人に携帯と財布を盗まれてしまいます。利他主義を掲げながらも、自分の理想通りに生きるということは時に難しく、クリスティアンは携帯電話を盗んだ泥棒に対して取った愚かなアクションにより、恥ずべき状況へと引きずり込まれていきます。

最新作にして、野心作であり、問題作?!

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に登場するアート作品「ザ・スクエア」

「『ザ・スクエア 思いやりの聖域』はドラマであり、風刺劇です。」と語る北欧の若き巨匠リューベン・オストルンド監督。そんな彼の最新作であり、野心作といえる本作品は、第70回カンヌ映画祭にて衝撃のパルムドール受賞を果たしました。以降もヨーロッパの映画祭で最多6部門に輝くほか、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされるなど、世界中の映画祭を席巻中です!

本作品では、責任と信頼、富と貧困、権力と無力といったものの対比が語られると同時に、コミュニティの重要性が低下している現代社会が印象的に描写されます。

きっと、あなたは傍観者ではいられない

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のワンシーン

誰かがピンチに陥っている時、周りに人が多いほど、その人が助かる可能性が高いと思う人も多いかもしれません。しかし、実際は、周囲の人が多いほど、みんな「誰かがやってくれるだろう」と考えてしまい、結果的に助かる可能性が減ってしまうといわれています。そんな「傍観者効果」に『ザ・スクエア 思いやりの聖域』はインスピレーションを受けて作られました。

社会保障が発達している国は、社会全体が個人を支え合う仕組みになっており、いっそう個人の思いやりが発揮されにくくなってきているように感じます。そんな現代社会に生きる私たちに、本作品は「あなたは無関心でいいのか?」と問いかけます。きっとあなたは、「自分だったらどうするだろう?」と考えはじめ、傍観者ではいられなくなることでしょう。是非、ひとりではなく誰かと一緒に鑑賞して、作品について話し合ってみてください。

photo / © 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』

4月28日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティほか全国順次公開
監督・脚本:リューベン・オストルンド
出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー

http://www.transformer.co.jp/m/thesquare/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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