やさしい佇まいが魅力。一輪をそっと飾りたくなる小川綾さんの小さな花器

陶作家の小川 綾（おがわ あや）さんが作る小さな花器は、あたたかみのあるデザインと質感、そして手のひらにも乗ってしまう愛らしいサイズが魅力的。普通サイズの花器では沈んでしまうような小さな一輪でも、やさしく包み込んでその魅力を引き出してくれます。外に出ると感じる草花の成長は、同時に季節の移ろいも感じさせてくれるもの。毎日流れていく日常の風景に変化をもたらしてくれる植物たちを、このかわいらしい小さな花器にそっと飾ってみてはいかがでしょうか？

少しのスペースでもちょこんと置けるそのコンパクトさは、生活のさまざまな場面を彩ってくれます。たとえば、毎日の食事シーンでも大活躍。食卓の上にある程度大きさのある花瓶を置くとそれだけで場所を取ってしまいますが、小川さんの小ぶりな花器なら隙間を見つけて置くことができ、さりげなく華やかさを添えてくれます。毎日繰り返されるその時間を、ただ食事をとるだけではなく、少し特別なひとときへと変えてくれそう。

いくつか並べて飾っても威圧感がない点も、小さい花器だからこその特長。窓際や玄関先などの狭いスペースに置くとぐっと華やかさがプラスされます。それぞれの花器が纏っているやさしい雰囲気はずらりと並べても喧嘩することがありません。また、ひとつの花瓶に何種類かのお花を挿すにはセンスが問われますが、一輪挿しに一輪ずつ挿して並べることはとっても簡単。今まであまりお花を飾ったことのない初心者さんでも挑戦しやすそうです。花器そのものに統一性があるので、思いのままに好きなお花を挿しても、きっとその空間に馴染んでくれることでしょう。

ぬくもりあふれる佇まいで、置く場所を選ぶことなく空間にあたたかさを届ける小川さんの作品たちは、イベントやお取り扱い店のオンラインショップなどで購入が可能。気になる方はHPやSNSで発信される情報をチェックしてみてくださいね。
生き生きとした生花はもちろん、ドライフラワーもよく似合うその小さな花器たちは、何気なく選んだお花でも、その美しさを更に引き出してくれそうです。ひとたびそのやさしい雰囲気に触れれば、きっとあなたもお花と、それを引き立てる花器のある生活を始めてみたくなることでしょう。