日本情緒あふれる、幻想的な雪国の夜道をそぞろ歩く。白馬岩岳~冬の夜祭~
- 公開:2018.1.25
- 旅行・お出かけ
日本アルプスの山あいに位置する、雪深い長野県白馬村。岩岳のふもとにあるふたつのエリアにて、雪国で日本情緒を味わえる「白馬岩岳~冬の夜祭~」を開催します。白銀と夜の闇にちょうちんの明かりがゆらめく、幻想的な冬の夜祭です。開催日は1月23日(火)・30日(火)の2日間。30日(火)はまだ間に合いますよ!
夜道をちょうちんの灯りで照らし出す「白馬岩岳~冬の夜祭~」
白馬村にそびえる岩岳(岩茸山)は、白馬村の北に位置する標高約1289mの山です。
この山にある「白馬岩岳スノーフィールド」は、日本最大のスノーリゾート「HAKUBA VALLEY」のスキー場のひとつ。一度見たら忘れられない、北アルプスなどの雄大な山々と青い空がパノラマで楽しめる、おすすめの絶景ゲレンデです。山頂から広がる26のコースがあり、毎年、国内外から多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れています。
今回「白馬岩岳~冬の夜祭~」が行われるのは、その岩岳の麓にある切久保地区と、新田地区の二ヵ所。
「スキーだけではなく、昔ながらの街を散策して、もっと白馬村のことを知ってもらいたい」という地元の人々の想いから、開催されることになりました。
お昼の祭りは毎年恒例で行っていますが、ライトアップが施される夜祭は今回が初めてなのだとか。
この山にある「白馬岩岳スノーフィールド」は、日本最大のスノーリゾート「HAKUBA VALLEY」のスキー場のひとつ。一度見たら忘れられない、北アルプスなどの雄大な山々と青い空がパノラマで楽しめる、おすすめの絶景ゲレンデです。山頂から広がる26のコースがあり、毎年、国内外から多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れています。
今回「白馬岩岳~冬の夜祭~」が行われるのは、その岩岳の麓にある切久保地区と、新田地区の二ヵ所。
「スキーだけではなく、昔ながらの街を散策して、もっと白馬村のことを知ってもらいたい」という地元の人々の想いから、開催されることになりました。
お昼の祭りは毎年恒例で行っていますが、ライトアップが施される夜祭は今回が初めてなのだとか。
夜祭は1月23日(火)・30日(火)の2日間に、切久保諏訪神社などがある切久保地区と古民家建築が佇み、古くから伝わる和情緒を感じる新田地区で開催。
23日(火)の切久保地区のイベントは終了しましたが30日(火)の新田地区の夜祭はこれから開催されます。
23日(火)の切久保地区のイベントは終了しましたが30日(火)の新田地区の夜祭はこれから開催されます。
歴史ある切久保諏訪神社で、夜の参拝も
1月23日(火)に行われたのは、切久保地区の夜祭「Ancient Shrine Celebration Night~夜の参拝で乾杯」。歴史ある切久保諏訪神社から、200m先の切久保公民館までの道をちょうちんや石灯籠の灯りで照らし、さまざまな催し物が行われました。
イベントの目玉は、この地の氏神である切久保諏訪神社の宮司による祝詞(のりと)奏上。祝詞は、人々の穢れを祓い清め、神様への感謝を伝えて人々の健やかな生活を祈願するもの。
イベントの目玉は、この地の氏神である切久保諏訪神社の宮司による祝詞(のりと)奏上。祝詞は、人々の穢れを祓い清め、神様への感謝を伝えて人々の健やかな生活を祈願するもの。
厳かな雰囲気の中で行われた祝詞奏上は、お正月など特別な日に行われる行事のため、地元の方はもちろん、観光客の人々も、日本古来の神秘と歴史を感じ、見入っていました。
雪の中の神社は、凛としたたたずまいでありながら、かがり火やちょうちんの灯りに照らし出され、味わい深い「和」の趣きにあふれていて幻想的。
メインエリアとなる切久保公民館周辺には、キッチンカーが登場。ハンバーガーやクレープなど、お祭りならではのメニューが販売されたほか、各地でお餅や豚汁、地酒のふるまいが行われます。地元の方がふるまってくれるのですが、白馬の見どころや土地の伝統についてお話を聞くなど、あたたかなふれあいが生まれ、みなさんの笑顔がとても印象的でした。
かまくらバーも出現!1月30日(火)は新田地区の夜の街並みを
1月30日(火)は、新田地区で「Night time Chochin Illumination Street~夜の街並歩き」が開催されます。開催時間は、日没が近づく16時から21時まで。
この日は、水車小屋から約200mのまっすぐな一本道沿にある家々に、特別なちょうちんが提げられます。
この日は、水車小屋から約200mのまっすぐな一本道沿にある家々に、特別なちょうちんが提げられます。
道沿いには、160年の歴史を持つ古民家「庄屋丸八(しょうやまるはち)」がたたずみ、あたたかなちょうちんや灯籠の灯りとあいまって、どこかなつかしい、ノスタルジックな気分に…。光が点々と続く冬の雪道は、思わず写真を撮りたくなる美しさです。ゆっくり散歩してみましょう。
メイン会場は中間地点に位置する新田公民館。法被(はっぴ)を着ての記念撮影や、茶の湯体験など、「和」の伝統を感じるイベントが目白押し。
18時からは、公民館の外でこの日のメインイベントである和太鼓演奏が始まるのでお見逃しなく。かまくらのなかに入ってお酒を飲める「かまくらバー」も出現しますよ!
この日もキッチンカーが登場し、地酒や豚汁のふるまいもあるので、地元のおいしいものを少しずつ楽しめるのも醍醐味ですね。
当日、30分に1本シャトルバスが運行されており、「エコーランドベースキャンプ」「八方インフォメーションセンター」「東急ホテル」を通って会場までの送迎があります。交通アクセスや、車の運転を気にすることなくイベントが楽しめるのが魅力。
冬の夜を彩るちょうちんのイルミネーションや、耳に心地よく響く太鼓の音、雪国ならではのかまくら体験…。寒い冬だからこそ、日本のぬくもりを感じる、雪国の夜祭りに出かけてみませんか?
当日、30分に1本シャトルバスが運行されており、「エコーランドベースキャンプ」「八方インフォメーションセンター」「東急ホテル」を通って会場までの送迎があります。交通アクセスや、車の運転を気にすることなくイベントが楽しめるのが魅力。
冬の夜を彩るちょうちんのイルミネーションや、耳に心地よく響く太鼓の音、雪国ならではのかまくら体験…。寒い冬だからこそ、日本のぬくもりを感じる、雪国の夜祭りに出かけてみませんか?
photo / 嶺村 裕、田中陸也
白馬岩岳~冬の夜祭~(白馬岩岳観光協会)