会員登録

ログイン

  • Facebook
  • Twitter
  • Sheage公式インスタグラム
  • インテリア・生活雑貨
  • ファッション
  • コスメ・ビューティー
  • グルメ・食
  • アート・カルチャー
  • 旅行・お出かけ
  • ライフスタイル
  • サステナビリティ

手軽に始められる消しゴムはんこで、自分だけのオリジナルカードを作ってみませんか?

クリスマスカードや年賀状を送るシーズンが近づきました。誰でも手軽に始められる消しゴムはんこを使ってオリジナリティの高いメッセージカードを作りませんか?もちろんカード以外にも使えるアイデアがいっぱいです!

手軽に始められる消しゴムはんこで、自分だけのオリジナルカードを作ってみませんか?

消しゴムだから誰でもできるし、始めやすい

色んな絵柄のオリジナル消しゴムハンコ

自分だけのオリジナルスタンプが作れる、消しゴムはんこ。彫りたい絵柄をトレーシングペーパーに鉛筆で描き、裏返して消しゴムに転写します。白くしたい部分をナイフなどで彫り、スタンプ台でインクをつけて押せばOK。たしかに簡単だけど、やってみたら、意外と繊細な線を彫るのが難しい…と思った人も多いのではないでしょうか。
そこで、消しゴムはんこアーティストで講習会なども開いている、うえむらゆみこさんに絵柄を上手く彫るコツを伺いました。

カッターナイフを使って手で消しゴムを削る作業中の写真

「上手に彫るコツはただひとつ、ナイフを持った手を固定し、絵を転写した消しゴムのほうを回しながら彫ることです!」
なぜかというと、ナイフのほうを動かすとブレやすく、線が曲がってしまいやすいからだそうです。ちょっと慣れれば、だんぜんきれいな線を描くことができるとのこと。
初めのうちは、色をつける部分が多い図案ではんこを作るとうまくいくかもしれません。

同じはんこでも使い方いろいろ

消しゴムハンコを使った年賀状やメッセージカード

年賀状用にと見せていただいたサンプルがこちら。左は横書きで洋風タイプ、右側は縦書きで和風タイプです。左の枠取りと右の両脇に使っているのは、同じはんこ。スタンプの色を変え、押す位置を変えるだけで、イメージがガラリと変わります。
また、色を重ねたり、別のはんこを組み合わせることで、はんこは同じでも作る絵柄の可能性は無限大です。とくに色の重ね使いは華やかさも出るのでおすすめ。
「たとえば市松のはんこを押すと、彫った部分は白くなるわけですが、この部分にぴったりサイズのはんこを作って別の色を押せば、簡単に2色の市松模様になります。市松の四角の中に彫った花もようの部分もほんのり色づければこれで3色使いの絵柄になります」

消しゴムハンコを使った年賀状

花びらの色の重ね方についても教えていただきました。
「梅の花のはんこは最初は薄い色で押し、次にその部分をシールなどでマスキングして濃い色を上から押すと花びらの重なり感を表現することができます」。
サイドの市松模様の上にも紙でマスキングをして花びらのはんこを押すと、カード全体に花が咲いたように見えます。

色々な種類の消しゴムハンコ

今回作っていただいた年賀状のサンプルと使った消しゴムはんこ、そしてナイフやスタンプ台はこちら。すべて文房具店や100円均一ショップなどで手に入ります。消しゴムは、消しゴムはんこ用のもののほうが彫りやすいのでおすすめです。

金や銀でデコレーションされたメッセージカード

消しゴムはんこを押したあとに金や銀などのエンボスパウダーを使用すると、キラキラした印象のオリジナルカードを作ることもできます。結婚式などお祝い事の招待状を作るときにもいいですね。

オリジナル一筆箋やプレゼント用のタグなども

おしゃれなデザインの消しゴムハンコ

うえむらさんが見せてくれたのは、アーティストのみなさんが名刺代わりに交換するATC(Artist Trading Cards)。同じように一言をメモする一筆箋も消しゴムはんこで作れそうです。

色々な種類の消しゴムハンコ

少し大きめなはんこを作って裏面をメッセージカードにしたり、無地の紙に複数のはんこを押してオリジナルラッピングペーパーを作ることもできます。鍵などの形ではんこを作って厚めの紙に押して切り抜けばプレゼント用のタグにも。皮や布などに押せるインクを使えば、オリジナル小物も作れます。小さなオリジナルアイコンを作って、ハンカチなど自分の持ち物に押してもいいかも。

うえむらさんの消しゴムハンコ図案集

「でも図案をどうしたらいいかなあ」という人には、うえむらさんの図案集『消しゴムはんこ上達のためのレッスン図案集』もおすすめです。気になる方はサイトからお問い合わせください。プレゼントやメッセージカードを贈る機会が多いこの時期、消しゴムはんこにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

photo / うえむらゆみこ、佐藤紀子

アトリエPOCO A POCO うえむらゆみこ

http://www.pocoapo.net/

この記事を書いた人

佐藤 紀子 新潟県生まれ。ライター、編集者。大学卒業後、証券会社に勤務。その後編集プロダクション勤務を経て1998年よりフリーとなり、商業誌、企業誌、単行本などの制作に携わ...

このライターの記事をみる

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連記事