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日本初の回顧展『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』

日本初の回顧展『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』

現在、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』。鮮やかな色彩で観る者を楽しませてくれる、素材やマチエールを追求しつづけた画家 オットー・ネーベルの知られざる画業に迫る日本初の回顧展をご紹介いたします。

知られざるスイス画家、オットー・ネーベル

日本初の回顧展『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』

画家、版画家、詩人、さらには俳優としても活動するなど、マルチな才能を持っていたオットー・ネーベルは、ドイツのベルリンで生まれました。初めは建築を専門に学び、後に演劇学校にも通うなど、美術だけでなく、建築、演劇、詩作などの多分野に渡って興味を持つ関心の高さが感じられます。

その後、兵役中にフランツ・マルクの作品に感銘を受けたのが転機となり、故郷であるベルリンで画家を志しますが、ナチスの弾圧を受けたパウル・クレーと同様にスイスのベルンに移住しました。芸術への純真な姿勢を失うことなく制作活動に励んだオットー・ネーベルを、本展を通して知ってみてはいかがですか?

同時代の画家たちの作品を展示

ワシリー・カンディンスキーの作品

日本初の回顧展となる本展では、ネーベルが作品制作の上で大きな影響を受けたパウル・クレーや、アヴァンギャルドでありながら良き理解者だったワシリー・カンディンスキー。そして、幻想的なモチーフと鮮やかな色彩でネーベルの初期作品に影響を与えたマルク・シャガールなど、ネーベルをとりまく同時代の画家たちが手掛けた作品も併せて紹介しています。20世紀美術の流れとともに、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら、独自の様式を確立していく過程を目にすることができるでしょう。それぞれの作風から相対的な部分や、共通する部分に着目しながら、会場を巡ってみると面白いかもしれません。

写真左から)
ワシリー・カンディンスキー《小さな世界2》1922年 宮城県美術館
ワシリー・カンディンスキー《小さな世界3》1922年 宮城県美術館
ワシリー・カンディンスキー《小さな世界4》1922年 宮城県美術館
ワシリー・カンディンスキー《小さな世界7》1922年 宮城県美術館

バリエーション豊かな作品の数々

日本初の回顧展『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』

その後もナチス活動下のもとスイスに亡命する際、ビザが降りず何度もイタリアを訪れ、制作活動を行いました。オットー・ネーベルは、最初のイタリア滞在中に各都市の風景を色彩で表現した「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」を制作します。その他にも、都市の建築物を単純化した色と形で捉えたシリーズや、カンディンスキーと同じように色彩で音楽を表現したシリーズ。そして、古代のルーン文字や古代中国の書物「易経(えききょう)」を取り入れたり、近東をインスピレーションを受ける作品など多様なテーマを手がけました。

年を重ねても好奇心は衰えることなく、造形的、色彩的な研究をしつづけたネーベルだからこそ、豊かな精神性あふれる世界を生み出してきたのでしょう。もし、現在に生きていたとしてもマルチクリエイターとして、オットー・ネーベルはその名を馳せていたに違いありません。

本展覧会では、東京ステーションギャラリーの『マルク・シャガール 三次元の世界』とパナソニック 汐留ミュージアムの『表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち』の相互半券割引で展覧会をお得に楽しむことができます。芸術の秋を大いに楽しんでみてはいかがでしょうか。

写真左から)
オットー・ネーベル《煉瓦の大聖堂》1934年、1947年 オットー・ネーベル財団
オットー・ネーベル《青い広間》1930年、1941年 オットー・ネーベル財団
オットー・ネーベル《高い壁龕》1930年、1941-42年 オットー・ネーベル財団

photo / 新麻記子

『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』

会期:10月7日~12月17日
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで※金曜土曜は21:00まで、入館は20:30まで)
休館日:11月14日
入館料:一般1,500円、高大生1,000円、小中生700円

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_nebel/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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