“八百屋さん”のようなロースタリー&カフェ。三軒茶屋の「Coffee Wrights」とは?
- 公開:2017.5.29
- グルメ・食
三軒茶屋にある「Coffee Wrights(コーヒーライツ)」は2016年12月にオープンしたロースタリー&カフェ。“コーヒーをつくる人”を意味する店名には、来てくれる人にもコーヒーをつくる人の一員になってもらいたい、という思いが込められています。そんな思いをかたちにしていくためにスタートアップしたお店をご紹介します。
豆を焙煎して、抽出する。コーヒーをつくる人がいます
Coffee Wrightsの魅力はカフェという業態だけではなく、ロースター(=焙煎)という製造業でもあること。「お店を立ち上げる前から八百屋さんみたいにコーヒー豆を売っていこうよ、という話はずっとしていました」。そう話すのは、Coffee Wrightsの立ち上げを担当した樋口さん。メインでお店を運営するロースターの宗島さんとバリスタの森田さんの二人の女性とともに、ロースタリーを備えたカフェのオープンに向けて準備を進めてきました。
八百屋さんみたいにコーヒー豆を売る
Coffee Wrightsをあえて“八百屋さん”という言葉で表現するのには理由があります。コーヒー豆というのは生鮮食品であり、コーヒーライツというお店が特別な人たちだけのためのものではなく、誰にでもオープンで、気軽に立ち寄れる空間にしたいという思いがあるから。
豆を売るというコンセプトをもっと体現していきたい
三軒茶屋の裏路地の角地にあるCoffee Wrightsにはテイクアウトスタンドがあり、お店の外からでも店内で焙煎した豆を気軽に注文ができるようなスタイルになっています。
「オープン当初から予想以上に多くのお客様に来ていただき感謝しています」と樋口さん。カフェの目的でお店を訪れる方が多いですが、最初に打ち立てた豆を売るというコンセプトをもっと体現していきたいと話します。
「オープン当初から予想以上に多くのお客様に来ていただき感謝しています」と樋口さん。カフェの目的でお店を訪れる方が多いですが、最初に打ち立てた豆を売るというコンセプトをもっと体現していきたいと話します。
長く続いていくブランドを作っていくために
オープンから半年経って、今では美容室やビストロなど地元にある多くのお店にもCoffee Wrightsの豆を卸しているそうです。樋口さんは「色々なお店で私たちの豆を使っていただき、ありがたいですね。これからCoffee Wrightsという名前でお店を増やし、焙煎機も大きくして、もっとたくさんの方に楽しんでいただきたいです」と、これからいろいろイベントにも少しずつ参加し、Coffee Wrightsの一杯を楽しめる機会がいろんなかたちで増えていくかもしれません。
次回はカフェだけではない“コーヒーの楽しみ方”を提案してくれるCoffee Wrightsの魅力をご紹介します。
次回はカフェだけではない“コーヒーの楽しみ方”を提案してくれるCoffee Wrightsの魅力をご紹介します。
photo / 渡邊 孝明
「Coffee Wrights(コーヒーライツ)」
世田谷区三軒茶屋1-32-21
9:00〜18:00(6月より9:00〜20:00)
休み:火曜