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見て味わって楽しむ限定メニュー。企画展に合わせた和菓子に出会える山種美術館「Cafe 椿」

山種美術館は、日本で初めての日本画専門美術館。美術館1階にあるのが「Cafe 椿」です。店名は山種コレクションの中でも、特に人気がある速水御舟《名樹散椿》(重要文化財)からとられました。特製の和菓子・洋菓子やオリジナルメニューを提供しており、美術館とともに多くの人が足を運んでいます。

見て味わって楽しむ限定メニュー。企画展に合わせた和菓子に出会える山種美術館「Cafe 椿」

美術館内のカフェで美術鑑賞後に余韻のひとときを

山種美術館内にある「Cafe 椿」の内装の様子

山種美術館のミュージアムカフェ「Cafe 椿」があるのは、1階のエントランス近くです。開放感たっぷりの窓ガラスに臨むのは駒沢通り。美しく並ぶいちょう並木を眺めながら、光溢れる店内でくつろぎの時間を過ごすことができます。店内の家具はイタリアのカッシーナ社のもので統一され、美術館の凛とした雰囲気にぴったりの落ち着いた空間となっています。

山種美術館内にある「Cafe 椿」で提供される和菓子とお茶

カフェで提供される和菓子は、青山の老舗菓匠「菊家」にオーダーしたオリジナル。定番の商品のほか、開催されている展覧会の作品をモティーフにした色とりどりで味わいのある和菓子が各展覧会期間中限定で提供されています。
※和菓子の提供期間はお問い合わせください

展覧会ごとに、彩り豊かな和菓子が登場

山種美術館の企画展『日本画の教科書 京都編・東京編』のときに、「Cafe 椿」で提供された和菓子たち

これまでに行われた企画展の和菓子も素敵なものばかりです。左は2016年12月10日〜2017年2月5日に開催された開館50周年記念特別展「日本画の教科書 京都編」、右は続く2017年2月16日〜4月16日まで開催されていた「日本画の教科書 東京編」の際にそれぞれ登場した商品。
食べるのがもったいなく思えるほど繊細で手が込んだ和菓子は、作品をモティーフにしているので、企画展を見た後に味わえばより一層楽しめそうですね。また、あまりのかわいらしさに和菓子を購入するためだけに美術館のカフェへ足を運ぶ人もいるのだとか。季節を感じるお花や鳥のモティーフが愛らしいですね。

〔企画展〕「 花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― 」の和菓子も

山種美術館の企画展『花*Flower*華 ―琳派から現代へ―』に際して、「Cafe 椿」で出される和菓子5種類

2017年4月22日から山種美術館で開催される〔企画展〕「 花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― 」は、江戸時代の琳派の絵師達が描いた季節の草花や花木の作品や、近代・現代を代表する画家たちの作品も並び、美しい花で満開となる企画展。琳派の鈴木其一《四季花鳥図》《牡丹図》、小林古径《白華小禽》などの日本画、梅原龍三郎らの洋画といった、個性豊かな作品たちが生み出すめくるめく花々の世界が広がります。
この企画展と併せて登場する和菓子はすべてお花をモティーフにしています。美しく華やかな、四季折々の和菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

左上:「花の香り」 小林古径《白華小禽》より
左下:「朝つゆ」 山口蓬春 《梅雨晴》より
中央:「薫風」 小林古径 《菖蒲》より
右上:「華の王」 鈴木其一《牡丹図》より
右下:「夏の日」 鈴木其一 《四季花鳥図》右隻より


美術館の中に広がる静かで落ち着いた空間の「Cafe 椿」。ディテールにこだわった美しい和菓子はまるで芸術作品のようです。多くの楽しみを提供してくれる山種美術館と「Cafe 椿」で、心満ち足りるひとときをどうぞ。

photo / 山種美術館

山種美術館 Cafe 椿
東京都渋谷区広尾3-12-36

http://www.yamatane-museum.jp/museumshop/

この記事を書いた人

森嶋 千春 ライター、編集者。動物モチーフや花モチーフに弱い。ゆるくゆかいにをモットーに、夫と息子と3人暮らし。ずぼらながらも、素敵な暮らしを夢見る30代。

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