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金沢発。“呼吸するナチュラル素材”から生まれた生活雑貨「soil」

まっすぐフラットで飾り気のないフォルム。ボックス型やシェル型のものも。軽やかな色合いで、触ってみるとさらっとした肌ざわり……。これは、なに? その正体は、昔ながらの素材が姿を変えた生活雑貨でした。

金沢発。“呼吸するナチュラル素材”から生まれた生活雑貨「soil」

優れた機能と自然な色合いは珪藻土ならでは。

コースターやバスマット、小物入れ、調湿剤……。暮らしに役立つあれこれがそろう「soil」は、シリーズのすべてに珪藻土が使われています。珪藻土は、海や湖などに生息していた植物性プランクトンが化石化したもの。住宅の壁材のほか、火に強い土として昔から七輪や耐火レンガの原料としても使われてきました。
珪藻土の内部には、とても小さな穴が無数にあいています。そのため吸水性に優れ、消臭性や調湿性にも富んでいます。珪藻土はまさに“呼吸する素材”なのです。
珪藻土は、各地の風土によってさまざまな色を持っているのも特長です。soilのメインカラーは、見た目にもやさしい5色。自然な色合いそのままに、秋田県産や石川県産などが用いられています。

クオリティを支えるのは、受け継がれた左官の技術。

soilの製造を手掛けるのは、金沢を拠点とする株式会社イスルギ。江戸時代から富山で左官業を営み、1917年に四代目である石動半七(いするぎ・はんしち)によって創立されました。soilには、ふだん壁に塗る珪藻土をそのまま使用し、そのほとんどが左官職人の手作業によってつくられています。
左官とは、建物の壁や床などを、コテを使って塗り上げる技術のこと。どんなものであっても、シンプルなものほどごまかしは利かず、ブレのない技術がものをいいます。バスマットなどは、思わず手で触れて、そのフラットなつくりを実感したくなるほど。キズや気泡のない、きれいなディテールにこだわり続けています。
soilはナチュラルなものなので、皮膚の弱い人にも安心。リサイクル性にも優れているので、人と環境にやさしい生活雑貨といえます。

シンプルで使い勝手がよくプレゼントにも。

「吸水力がすごい」。「手入れが楽で扱いやすい」。soilを使った人たちからは、こんな声が届きます。
たとえばバスマット。湯上りの足の水気をスッと吸い取って、布製のバスマットにはない爽快さ。たとえば袋入りの吸湿脱臭剤。ルックスもかわいらしく、靴や衣類ケースなどの湿気とにおいを吸収します。たとえばコースター。グラスの表面を伝う水滴を吸収して、暑い季節に活躍すること間違いなし。たとえばお香ケース。珪藻土の耐熱性を生かして、蓋を返すと香台として使えるよう工夫されています。

どんなインテリアにもなじみやすく、手持ちの雑貨と合わせやすいのも嬉しいポイント。シンプルなデザインは飽きることがなく、年齢や性別を問わずプレゼントとしても喜ばれそうです。

「soil」
歴史的建造物のプロジェクトにも携わる株式会社イスルギの新規事業として誕生。左官の技術と珪藻土の素材としての機能を生かした製品が注目を集めています。取扱店は、北海道から沖縄までたくさん。公式HPで確認することができます。

http://soil-isurugi.jp/

この記事を書いた人

酒井 牧子 新潟県生まれ。ライター、編集者。編集プロダクション、求人広告の制作会社などを経て2003年よりフリー。会員誌、会社案内、環境報告書、社内報、学校案内、通販カタロ...

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