①玄関や冷蔵庫の消臭剤に
1つ目は、玄関や冷蔵庫の消臭剤として活用する方法です。コーヒー豆に脱臭効果があるのは、ご存知の方も多いはず。その効果は活性炭よりも高く、水分を含んだコーヒーかすは特に、消臭効果が高いといわれています。
まずはドリップ後に残ったコーヒーかすを、ボウルやバットなどに移して十分に乾燥させます。
この過程でバットをシンク前に置いておくだけでも、キッチン周りの消臭効果が期待できますよ。
この過程でバットをシンク前に置いておくだけでも、キッチン周りの消臭効果が期待できますよ。
風通しの悪い場所や閉め切った空間などの湿気のこもりやすい場所で使う場合、カビの発生を防ぐために、コーヒーかすはしっかりと乾燥させたものを使うのがおすすめ。シースルー素材のオーガンジーや薄手のコットン巾着などに入れて、シューズボックスや冷蔵庫、お手洗いなどにぶら下げます。
中身を入れ替える頻度は、2週間に1度が目安。コンパクトなのでスペースもとらず、不快なにおいも気にならなくなって一石二鳥です。
中身を入れ替える頻度は、2週間に1度が目安。コンパクトなのでスペースもとらず、不快なにおいも気にならなくなって一石二鳥です。
②シンクや臭いのとれない鍋の汚れ落としに
続いては、特別な作業いらずですぐに実践できる、シンクの汚れ落としに使う方法。ドリップした直後のコーヒーかすをそのままシンクに撒いて、キッチンスポンジやハギレなどでシンク全体を磨きます。コーヒーかすが洗剤代わりになるようなイメージです。
磨いた後は綺麗に水で流せば、ぬめりや、水垢などがかなり綺麗になります。
シンクだけでなく、鍋や保存容器、調理器具などにも応用可能。うっすら残った臭いも除去してくれますよ。
三角コーナーのゴミ箱があれば、そこに投入するだけでも脱臭効果があります。
コーヒーかすは、磨き終わったらそのまま流しに捨てるのではなく、水分を飛ばしてから燃えるゴミとして廃棄しましょう。
シンクだけでなく、鍋や保存容器、調理器具などにも応用可能。うっすら残った臭いも除去してくれますよ。
三角コーナーのゴミ箱があれば、そこに投入するだけでも脱臭効果があります。
コーヒーかすは、磨き終わったらそのまま流しに捨てるのではなく、水分を飛ばしてから燃えるゴミとして廃棄しましょう。
③コーヒー染めでアップサイクルを楽しむ
白地のハンカチや布バッグについたシミや汚れが気になった時。もう捨てるしかない……と思う前に、コーヒー染めでアップサイクルしてみませんか。今回は、手工芸や草木染めが初めての方でも簡単に楽しめる、下準備なしで染める方法をご紹介します。
用意するもの
用意するもの
- 汚れた白地の衣類
- コーヒーカス
- フィルターパック
- 大きめの鍋
- 塩
- ミョウバン
- 菜箸
染め方
1.大きめの鍋にお湯を沸かす。
2.だしパックなどにコーヒーかすを入れて、しばらく煮出します。濃い液をつくるほどしっかり染まるので、色が出るまで濃いめに抽出するのがおすすめです。
3.染めたいものを入れたら、全体が染まるように菜箸などで満遍なく動かし、15分ほど煮ます。
4.火を止めて40分ほど冷まします。
5.色落ち防止のため、コーヒー液に対して5%のミョウバン、もしくは塩を入れて、1時間ほどつけ置きします。コーヒー液を使い回したい場合は、別のタライでミョウバン水または塩水を作ります。
6.つけ置きが完了したら、コーヒーの色がでなくなるまで水でしっかりすすぎ、陰干しして完成。生成りのような優しいベージュに染まりますよ。
いかがでしたか?使い終わったコーヒーかすを捨てるのは簡単ですが、活用方法があることを知っておくと、暮らしがより充実します。消臭剤や研磨剤もいらなくなるので、暮らしにゆとりも生まれるはずです。
また、コーヒー染めを楽しむことで、白地に飽きてしまったものや汚れが気になるものも生まれ変わり、長く楽しめるようになります。ぜひ試してみてくださいね。
また、コーヒー染めを楽しむことで、白地に飽きてしまったものや汚れが気になるものも生まれ変わり、長く楽しめるようになります。ぜひ試してみてくださいね。