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日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

夏の強い紫外線を浴びたあと、赤みやくすみ、乾燥といった肌トラブルが気になっていませんか? 実は、肌の変化は「内側」の乱れが関係していることも。今回は、東洋医学の視点から肌トラブルのタイプを紐解き、漢方や栄養を活用した「内側からの夏の美肌ケア」についてご紹介します。

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

夏は肌の不調が起きがち。その原因は?

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

夏は、日焼けだけではなく肌の乾燥やくすみ、ほてりといったトラブルに悩む人も少なくありません。夏の肌トラブルの原因としては、以下のようなものが考えられます。

1.紫外線

紫外線は肌表面だけでなく、内部にまで影響を及ぼします。肌の奥で活性酸素が発生すると炎症反応が起きやすくなり、細胞の老化やダメージが進行。さらに、メラニンの過剰生成が促されることで、シミやくすみの原因になります。目には見えない反応こそ、肌の深刻な不調を招く大きな要因となるのです。

2.ホルモンバランスの変化

紫外線による影響に加えて、大人の女性はホルモンバランスの変化にも注意が必要。エストロゲンの減少や生理周期の乱れは、肌のバリア機能や再生力の低下に直結します。

3.冷え・血行不良

冷房による冷えや血行不良も、肌の修復を妨げてしまいます。紫外線ダメージだけでなく、内側のコンディションも肌不調の引き金になっているのです。

あなたはどのタイプ?タイプ別肌の悩み

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

日焼け後の肌トラブルには個人差があります。ここでは、代表的な肌の悩みを4タイプに分け、東洋医学的な原因とあわせてご紹介します。

1.ほてり・赤みタイプ

顔が赤くほてったり、ヒリついたりする場合は、体内に「熱」がこもっているサインです。東洋医学では「内熱(ないねつ)」と呼ばれ、外からの暑さに加え、ストレスや辛いものの摂りすぎなども影響します。熱を冷ます養生が必要です。

2.乾燥・ごわつきタイプ

汗をかきやすく、水分を失いやすい夏は、肌の潤い=「陰(いん)」が不足しがち。陰虚状態になると、肌の乾燥やごわつきが目立ち、バリア機能も低下します。体を潤す食材や休息が大切です。

3.くすみ・血行不良タイプ

肌がどんよりして透明感がない場合、血の巡りが滞っている=「瘀血(おけつ)」や、血が足りない=「血虚(けっきょ)」が関係しているかもしれません。このような状態では、肌に十分な栄養が届かず、くすみやクマ、シミが現れやすくなります。血液循環を良くする食材を摂り、軽い運動を日常生活で取り入れることが大切です。

4.ニキビ・吹き出物タイプ

夏は冷たいものを多く摂りがちで、胃腸に負担がかかります。東洋医学ではこの状態を「湿熱(しつねつ)」といい、からだに余分な湿気と熱がこもることで、ニキビや吹き出物として現れます。暴飲暴食や寝不足にも注意が必要です。

肌を整える=からだを整える方法

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

日焼け後の肌ケアは、スキンケアだけでなく「からだの内側」を整える意識も大切です。ここでは、毎日の生活に取り入れやすい3つのアプローチをご紹介。ぜひ実践してみてください。

1.ビタミンCを積極的に摂る

ビタミンCは、紫外線によって発生する活性酸素を抑える「抗酸化作用」があり、肌の回復を助けてくれる栄養素です。さらに、メラニン生成の抑制やコラーゲンの合成にも関与するため、美白とハリの両方に貢献します。パプリカやブロッコリー、キウイなどを積極的に食べましょう。

2.水分補給も忘れずに

肌の潤いは、体内の水分バランスと密接に関係しています。こまめな水分補給を意識しましょう。冷たい飲み物ばかりでなく、白湯や常温の水を選ぶことで、内臓を冷やさずに循環を促せます。「からだの巡り」を整えることが、肌の透明感にもつながるのです。

3.サプリメントの活用

忙しい日々の中で、必要な栄養素をすべて食事から摂るのは難しいもの。とくにビタミンCは水溶性で体に蓄積しにくいため、こまめな補給が必要です。サプリメントを活用すれば、日常的に安定した摂取が可能になるでしょう。ビタミンCに加え、肌の代謝をサポートするビタミンB群や亜鉛も意識して摂ると効果的です。

夏の肌悩みには漢方薬も役立つ

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

食事や生活習慣の改善に加え、東洋医学に基づいた「漢方薬」を活用するのも効果的な選択肢です。漢方薬は体質改善を得意としており、じっくりと根本原因に働きかけてくれるのが特徴です。

また、西洋薬に比べて作用が穏やかで、肌への刺激も少ないのもメリット。自分の肌トラブルや体質に合った処方を選ぶことで、より確実なケアにつながります。

ただし、漢方薬服用の際には、自分の体質や肌トラブルに合うものを選ぶことが重要です。自己判断で選ばずに、必ず漢方に詳しい医師や薬剤師、登録販売者に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

大人の夏は「内側ケア」を意識しよう

日焼け後の肌トラブルに内側からアプローチ。紫外線ダメージを残さないインナーケア【タイプ別】

肌トラブルの原因は、紫外線のような外側の要因だけではありません。炎症や乾燥、くすみや吹き出物の背景には、からだの熱や潤い不足、胃腸の弱りなど、内側の乱れにも原因があります。

食事や水分補給、サプリメントや漢方薬の服用で内側を整えることを意識してみましょう。今年の夏は、内側ケアで日焼けに負けない健やかな肌を育ててみませんか?

photo / Unsplash,pixabay,shutterstock

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山形 ゆかり(やまがた ゆかり)

病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-YouTubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

保有資格:
・薬剤師
・薬膳アドバイザー
・フードコーディネーター


あんしん漢方へのリンク:

https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21233zc8shea0129&utm_source=sheage&utm_medium=referral&utm_campaign=250715

この記事を書いた人

Sheage編集部 Sheage(シェアージュ)編集部から、おすすめの情報やイベント・プレゼント情報などをお届けします。
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