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ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

出雲大社を有する島根県・出雲。古くから手仕事が盛んで民藝とも深い関わりがあり、どこかノスタルジックで懐かしさを感じさせる街です。今回は先日私が実際に訪れた出雲大社と、周辺の魅力溢れるレトロなスポットをご紹介したいと思います。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

出雲に来たならば、まずはこちら「出雲大社」にご参拝

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

出雲大社と言えば、やはり真っ先に思い浮かぶのは縁結びの神様・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られていていること。恋愛だけでなく、人とのご縁、仕事のご縁、あらゆる縁を結ぶ神様として知られ、深く信仰されています。

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私は今回早朝のうちに参拝しました。人通りも少なく一層神聖な空気に包まれた、厳かな雰囲気の漂う境内。八の字を描く屋根の形が印象的な日本最古の建築様式「大社造り(たいしゃづくり・おおやしろづくり)」に歴史を感じます。

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神楽殿では、日本最大級の大しめ縄も目に飛び込んできます。神様の力を感じるような存在感です。

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境内の玄関口、勢溜(せいだまり)にある二の鳥居から眺める、神門(しんもん)通りと一の鳥居。グラデーションの空と山の稜線も含めてとても美しく、旅の中でも印象に残る風景になりました。

今回の旅はここ出雲大社から、レンタカーを利用して出雲周辺の気になるスポットへと向かいました。


出雲大社
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
参拝時間:6:00〜19:00(この時間帯以外は胴鳥居前での参拝となります)

ノスタルジックな駅舎がかわいい「出雲大社前駅」

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出雲大社の一の鳥居から二の鳥居に向かう途中にある「出雲大社前駅」。JR出雲市駅に隣接する電鉄出雲市駅や、松江市方面から出雲大社エリアに向かうことができる私鉄・一畑電車の駅です。駅舎は昭和5年(1930年)に建てられ、ふくらみのある半円形の緑の屋根を持つ外観がとても印象的。​​国の重要文化財にも指定されています。

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内装もなんともノスタルジック。白く塗られた壁や高い天井、色鮮やかなステンドグラスが目を惹きます。

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現在も現役で活躍中の券売所。木枠のデザインも素敵。

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デハニ50形電車も保存展示されており、内部を見ることもできます。


出雲大社前駅
住所:島根県出雲市大社町杵築南1346-9

陶芸の工房やカフェがある「出西(しゅっさい)くらしのvillage」

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出雲大社から車で20分ほどの「出西くらしのvillage」は、民藝の窯元「出西窯(しゅっさいがま)」、ベーカリーカフェ「ル コションドール 出西」、神戸発のセレクトショップ「Bshop(ビショップ)」が一度に楽しめるスポット。
私は今回、出西窯と、ル コションドールに立ち寄りました。

郷土の土や釉薬を使い器を焼き上げる出西窯

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「出西窯」は、郷土の土や釉薬を使用している、出雲を代表する窯元。民藝運動の推進者である柳宗悦氏や濱田庄司氏、イギリス人陶芸家のバーナード・リーチ氏などからの指導を受け継いだ、現在も日常使いできる美しい器がたくさん並びます。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

店舗では、出西窯の作品はもちろん、地元の職人の手仕事による雑貨も取り扱っていてあれこれ気になるものばかりです。

隣接するカフェでも使用されている陶器も、購入できます。

また、工房が隣にあり、時間帯によっては器を作る様子を見学することもできます。

地元食材を積極的に取り扱うベーカリー

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隣接するベーカリーカフェ「ル コションドール 出西」の外観は、大きな窓が印象的。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

店内は光溢れる開放的な空間です。モダンかつ木の温もり感じる家具や調度品のセレクトも美しくギャラリーとしても楽しめます。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

コーヒーを注文すると、出西窯のぽってりとした丸みのあるマグカップに淹れられて来ました。土の温かみのある質感が手に馴染み、家でも使いたいなと、ついつい買って帰りたくなります。
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出西くらしのVILLAGE
住所:島根県出雲市斐川町出西3368

出西窯(しゅっさいがま)
営業時間:9:30〜18:00
定休日:火曜(祝日営業)

ル コションドール 出西
営業時間:9:30〜17:00(ラストオーダー16:30)
定休日:火曜(水曜変動)

Bshop(ビショップ)
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜(祝日の場合営業、翌日定休)

陶芸家、バーナード・リーチとの交流も深い「湯町窯」

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

出雲にはもうひとつ立ち寄りたい窯元があります。出雲大社から車で1時間弱の場所にある「湯町窯」です。こちらもバーナード・リーチ氏と関わりが深く、、その手ほどきを受けて完成したと言われる目玉焼き器「エッグベーカー」で有名です。 包装紙や紙袋のデザインは版画家の棟方志功氏で、民藝好きにはたまらない窯元。気さくに声をかけてくださる店主の福間さんとの会話も楽しみな時間です。

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黄色い器は出雲特有の釉薬「黄釉(きぐすり)」を使用していて、この土地らしさが現れています。化粧土に手書きで描かれるスリップ模様が美しい作品が多いのも、湯町窯の特徴の一つです。

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エッグベーカーも良いのですが、個人的に小さな小皿がずらりと並ぶ様が圧巻で、全てを揃えたくなってしまう可愛らしさでした。

湯町窯(ゆまちがま)
住所:島根県松江市湯町湯町965
営業時間:平日8:00〜17:00 土日祝日9:00〜17:00
定休日:12/31〜1/2(要予約)

出雲といえば出雲そば。わざわざ行きたい「手打ちそば東風」

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

お腹が空いてきたら、名物の出雲そばでお昼休憩。出雲大社から車で1時間弱、湯町窯からは車で10分ほどのところにある「手打ちそば東風(こち)」へ。蕎麦の名店が多い出雲の中でも、毎朝手打ちするこだわりの蕎麦が地元に愛される名店です。美味

レトロな外観に、手書きの看板も風情があります。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

ほとんどのメニューで、蕎麦粉のみの「十割」か、小麦粉が2割使われた「二八」かを選ぶことができます。今回、私は悩みつつも「二八」の「とろろそば」を選択。たれがなくても、とろろと蕎麦だけで食べられそうなくらい、香り高い蕎麦にすっかりはまりました。

営業時間が短いので時間のチェックをお忘れなく!


手打ちそば 東風(こち)
住所:島根県松江市雑賀町237-3
営業時間:11:30〜14:30
定休日:日・月曜

「レトロなパッケージも魅力的な「古川製パン所」

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

パンや甘いものに目がない私。出雲周辺で注目していたのが、出雲大社から車で20分ほどの「古川製パン所」。創業90年以上だという老舗のパン屋さんです。店内には、給食を思い出させる揚げパンや、ラップに包まれた昔懐かしい雰囲気の惣菜パンも並んでいます。

ノスタルジックな街並みを満喫。定番蕎麦屋や器屋、穴場レトロ建築にパン屋も!出雲観光モデルコース

パッケージがレトロで可愛くて、とにかく目を惹きます。中でも人気は、メロンパン。

この日も、開店と同時に地元の方が次々と訪れ、メロンパンを大量に購入されていました。私ももちろんお土産に確保。バタークリームが入っているのですが、軽い口当たりで、これはたくさん食べられてしまいそう。また出雲に行ったら購入したいです。


古川製パン店
住所:島根県出雲市平田町寺町2182-9
営業時間:12:00〜18:30
定休日:日・水曜


いかがでしたか?レトロな雰囲気を、あちこちで感じられる出雲町。
私にとって、また必ず訪れたい町の一つになりました。
みなさんも、せわしない日常から一時離れて、古き良き時代を感じる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

photo / sumire.

この記事を書いた人

sumire. 心をときめかせてくれるお菓子やパン、うつわが好き。マフィンを作るのが好きで、Instagramでマフィンレシピも公開中。お菓子や食材に合う器や雑貨、素敵なお店を探し巡...
https://www.instagram.com/sumire.sakurasky/

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