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“部屋で過ごすスタイルをそのままアウトドアでも”を実現した家具ブランド「INOUT(イナウト)」

若いクリエイターたちが集まる注目の街、東日本橋。ここに、部屋で過ごすスタイルをそのままアウトドアに持ち出すといった面白いコンセプトのブランド「INOUT(イナウト)」のショップがあります。2016年11月にリニューアルしたばかりの同店を取材しました。

“部屋で過ごすスタイルをそのままアウトドアでも”を実現した家具ブランド「INOUT(イナウト)」

内装デザイン会社が手掛ける家の外でも中でも使える家具ブランド

天然木フローリングに木のアウトドア椅子やシェルフが並んでいる、INOUTの店内

以前、雪山でトレッキングをした時、同行したアウトドアの達人がリュックからドリップの道具一式を取り出して淹れてくれたコーヒー。雪の中で飲んだその味は格別でしたが、それと同時に気になったのがアウトドア用の道具。「自分、不器用ですから」とでも言うように飾り気がないけれど、機能性を重視した潔いフォルムの道具でコーヒーを入れてくれた彼。今はその顔はおぼろげな記憶でしかないけれど、やけにセクシーに見えた手元は鮮明に脳裏に焼き付いています。

それ以来、残念ながらアウトドアにあまりご縁がなかった私が、再び興味を持ったのが「INOUT(イナウト)」。もともと、店舗などの内装デザインを手掛けていた会社が、「部屋で過ごすスタイルをそのままフィールドに持ち出す」をテーマに、オリジナルファニチャーや日用品のブランドとして立ち上げました。キャンプやバーベキューで使った道具を家に帰ったらしまい込んでしまうのではなく、そのまま使う発想の家具や道具は、家の中と外をシームレスにつなぐアイテムとして、アウトドア好きはもちろん、インテリアに敏感な人たちの注目を浴びています。

お気に入りのテーブルなら家の外でも中でも使いたい

天然木フローリングに木のアウトドア椅子やシェルフが並んでいる「INOUT」の店内

なんといっても人気なのは、家具。たとえば「Turtle Table」(65,000円+TAX)は、折り畳み式のスチールフレームの上に、ナラ材を使用したロールトップを乗せれば、あっという間にテーブルの出来あがり。女性ひとりでも簡単に組み立てられるので、普段使っているテーブルを、キャンプやバーベキューのときにそのまま畳んで持ち出せる便利さ。奮発してキャンプ道具を買ったのに、年に数回しか使わないなんてもったいない!というアウトドア好きの気持ちにぴったりの家具は人気の定番品。脚の長さはロータイプ、ハイタイプとライフスタイルに合わせて選べるのも魅力のひとつです。

INOUT(イナウト)の店内にある木のアウトドアシェルフ

また、「Stack Box Shelf」(180,000円+TAX~)はスチールのフレームに、木製のstack boxを組み合わせて使う収納棚。キャンプ道具をstack boxに収納しておいて、いざ出かけるとなったらボックスごと取り出して持ち出せるという便利さ。家の中にあっても、アウトドアに持ち出しても浮かずにお洒落に使えるデザインが人気の秘密。stack boxを立てて間仕切りにしたり、取り出して飾り棚にするなど使い方が自由なのも嬉しい。

stack box+新作コネクタでテーブル使いに!

木のアウトドア家具やシェルフやボックスが並んでいるINOUT(イナウト)の店内

stack boxは別売りのユーティリティーカバーをつければ、テーブルや作業台としても使えます。家の中では、パーティの時に飲み物や取り皿などを置くサブテーブルとしても使えます。また、このstack box2つの間に新作のパーツ「connecta:(コネクタ)」を渡すとテーブルに。アウトドアではこれを囲んでみんなで食事を楽しみ、家の中ではダイニングテーブルやキッチンの作業台、また壁際につけてデスクとして使ったりと、人それぞれの楽しみ方ができるのが特徴。

これひとつあれば、どこでも淹れたてドリップコーヒーが楽しめる

木とガラスビーカーとドリッパーでできたアウトドアとインドア兼用コーヒーサーバーセット

今回のリニューアルで充実したのがコーヒー関連のスペース。ドリッパーとサーバーやタンブラーがお好みでセットできるオリジナルコーヒースタンドや、ドリップ用の小物などが揃っています。その中で、私が一目ぼれしたのが、「Single Coffee Dripper Stand」(16,500円+TAX)。小さな木箱についた板をスライドさせると、中には緩衝材替わりにもなる厚手のクロスと、ガラスドリッパー、耐熱ビーカーが!このBOXがあれば、ハンドドリップのコーヒーが場所を選ばず楽しめる優れもの。お値段は決して安くはないけれど、たとえば持ち寄りパーティにこのBOXと同店オリジナルブレンドのコーヒー豆を持参して、お友達にとっておきの1杯をふるまったり、公園にサンドイッチと一緒に持参してピクニックをしたり、引っ越し祝いにプレゼントしたり…妄想は膨らむばかり。安売りショップで手軽に手に入るものを複数持つのもいいけれど、本当に気にったアイテムを1つ持って、家でも外でも使う…これこそ本当のエコであり、豊かな暮らしなのではないでしょうか?

心が豊かになるライフスタイルを提案する「INOUT」

コーヒーサーバーとビーカーとコーヒー豆がが並ぶINOUT(イナウト)の店内

このほか、INOUTではオリジナルの家具や商品を中心にさまざまなライフスタイルの提案をしています。特に店内のディスプレイはもともと室内装飾の会社が運営するだけあって、インテリア好きは必見。シンプルで実用的でありながら、自然の温もりや解放感といったインスピレーションを与えてくれるアイテムは、見ているだけでも幸せな気分に。まずは、気軽にお店に足を運んでみてください。

photo / INOUT、カオリーヌ

東日本橋の家具店「INOUT(イナウト)」の外観

INOUT(イナウト)
〒103-0004 東京都中央区東日本橋 3-11-10ユタカビル1F

https://inout.tokyo/

この記事を書いた人

カオリーヌ 女性情報誌、グルメ系雑誌などでライターとして執筆。そのほか、文芸小説の編集も担当。担当作品が山本周五郎賞の最終候補作品にノミネートされる。プライベートでは、...

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