まるで植物園みたい。表情豊かな植物が並ぶ「Naptime 小林植物店」

「Naptime （ナプタイム）小林植物店」は、岐阜県にお店を構える植物店。緑に囲まれた店内は、まるで小さな植物園のようです。店名は、”日の光をたくさん取り入れられる店内で、植物たちが心地よくうたた寝できる環境を作ってあげよう”という思いから、日本語で”お昼寝”という意味を持つ『Naptime』とつけたのだとか。植物を思って生まれた店名から、店長である小林さんの植物への愛がひしひしと伝わってきます。

お店に一歩入れば、Naptimeでしかお目にかかれないような、変わった観葉植物がひしめきあっています。ひとつひとつ違うかたちや色味をしたアーティスティックな植物たちは、なんだか美術館に並ぶアート作品のようで、自然が作り出した造形美に見とれてしまいます。比較的慣れしたんだ植物であるサボテンも、お店の一角だけでこんなに種類があるんですよ。

日光が大好きな多肉植物も個性豊かなかたちのものが勢揃い。小さな鉢でも育てることができるので、一人暮らしでも取り入れやすい植物です。真ん中の写真のように、寄せ植えにその人ならではの彩りが生まれ、より愛らしく感じられそう。Naptimeでは、母の日に多肉植物のアレンジメントも販売していたとのこと。インパクトある姿に見入ってしまいますね。

近ごろ流行のエアプランツも、”チランジア”を中心にさまざまな種類を取り扱っているとのこと。週に数回の霧吹きを使った水やりでビギナーも挑戦しやすい植物なんですよ。吊り下げて育てることもできるので、右の写真のようにディスプレイのひとつとしていくつか配置すると、それだけで雰囲気をつくってくれます。

Naptimeでは季節に応じてリースのお取り扱いも。あまり他ではみたことのない、観葉植物を使った、Naptimeならではのリースが並びます。派手に着飾っていないながらも存在感があり、つい触ってみたくなるデザインですね。クリスマスももう間近。クリスマスカラーな定番リースももちろんいいけれど、それぞれがのびのびと個性を生かしたこんなリースなら、いつもとちょっと違った印象深い夜を過ごせるかもしれません。

ここまでご紹介したのはほんのすこし。お店にはまだまだたくさんの植物が、思い思いの顔をして並んでいます。店頭販売のほか、不定期でイベントややマルシェにも出店しているそう。SNSで植物を頻繁にご紹介くださっているので、是非一度チェックしてみてくださいね。
かわいい、美しい、ミステリアス、可笑しい…そんなさまざま魅力を持った植物たちに会いに行ってみませんか？