ミニマリストの小さく暮らす5ルール。自分にとっての「ちょうどいい量」の見つけ方とは

ミニマリストになるのは難しいけど、ほどよく荷物を減らしたい。
好きな物は持ちながら、だけどスッキリ暮らしたい。
そんな風に、自分サイズでミニマムライフを目指したい方のために、私が実践している物との向き合い方のルールをまとめてみました。
断捨離や次の買い物の基準になると思いますので、参考にしてみてください。

購入するときは、もちろんトキメキを感じたし運命に思えた物、今はどうでしょうか？この先もずっと一緒にいる覚悟はありますか？物を所有するということは、 あなたの人生の一部になるということです。 買うときも手離すときも責任と手間が伴うことを肝に命じて、しっかりと選ぶようにしましょう。

人は過去に生きているわけでも未来を生きているわけでもなく、「今」を生きています。
もちろん過去があるから今の自分があるのですが、いつまでも過去に執着していては前に進めません。元カレにもらったプレゼントや苦労して買ったけれどあまり使っていないバッグ、いつかやろうと買った手芸キットなど、それらは「今」を輝かすために必要なものでしょうか？

今の自分に必要な物や今を輝かせてくれる物を側に置くようにし、「かつて」、「いつか」といった現在進行形でないものは手放すようにしましょう。

「欲しい」と「必要」は必ずしも＝ではありませんよね。ただ欲しいと言う気持ちが強いからという理由だけで物を買わないようにしましょう。
手に入れたけれどあまり必要ではなかった物は意外にたくさんあるのではないでしょうか？それらの大半はガラクタとして納戸やクローゼットで眠ってしまっていることでしょう。
やはり必要だということが絶対条件です。欲しいという気持ちや買って満足する気持ちは一時的なもの。始めにもお話しましたが、使い果たす、使いきる覚悟で物は購入したいですね。

人が情報を得るのは視覚からが圧倒的な割合を占めていると聞きました。そして視覚からの情報は気持ちにも大きく影響します。「部屋は心を映す鏡」だと片付け本などには書かれていますが、あながち間違いではないと思います。
旅行で旅館やホテルに滞在するとゆっくりと落ち着けますが、それは必要な物は揃っていて不要な物は無いからです。棚やテーブルの上には最低限の物が並んでいるだけで、たっぷりの余裕があります。
視覚からの情報を少なくするだけで心には余白が生まれます。
部屋も心も詰め込み過ぎは禁物ですね。

物が多くても少なくても、結局のところ肝心なのは管理できているかどうかだと思います。
せっかく買ったものもタンスの肥やしになってしまったり、買いだめしても期限切れで破棄したりしてはお金を捨てているようなもの。
持ち物の把握や管理能力は人それぞれですが、 自分の管理能力以上の物を持たないことが何より大切ですね。

人にはそれぞれ適量があり適切な暮らし方があると私は思います。
それはすぐに見つかるものではなく何年も何十年もかけて見つけていくものだと思いますし、年齢によってもライフスタイルによっても変化するものだと思うのです。
これ以上は把握できない、管理が追い付かない。そうなる前に少し、持ち物を見直す習慣を身に付けると、物に振り回されないミニマムな暮らしが実現するように思います。