油切り・水切りなしで食卓へ。熱々の料理をすぐに楽しめる網付きの器「amime」

「効き目」と「目利き」の意味が込められたブランド「KIKIME（キキメ）」。生活雑貨の企画・開発・製造や、プロダクトまたはグラフィックデザインなどを行ってきた会社A LOT OFによる、日用品のブランドです。日常で使われるものづくりに関わってきたスタッフたちならではの視点で、暮らしに心地よい「効き目」をもたらすような器や花器を生み出しています。

なかでも今回ご紹介したいのが、「amime」シリーズ。岐阜県土岐市で焼き上げられる美濃焼と、金属加工で世界的にも知られる新潟県燕市で作られたステンレスの網がセットになった器です。
　
プレートの全面に網がかかるタイプと、網が半分になった「半月」タイプがあり、どちらもプレートと網が一体化。伝統的な技術を用いながらも、モダンな印象の器となっています。

縁に赤土の色を残したやわらかな色合いのプレートに、光沢のあるゴールドやマットなブラックの網が映えるデザイン。ですがもちろん、網があるのは見た目のポイントではなく、揚げ物などをよりおいしく食べられるようにしたものなのです。

フライや天ぷらなどは、やはり揚げたてがおいしいもの。外はサクッと、中はジューシーに仕上げるには調理の工程やコツもありますが、油切りをして余分な油を落とすことが大切です。
amimeのプレートには網が付いているので、揚げたものを油切り用の網とバットにしばらく置いて…というステップを踏まずに、直接盛り付けることが可能。揚げ物に限らず、グリルしたものや揚げ焼きにした料理も、熱々のままテーブルに並べることができます。

余計な油が落とせることは、サクッとした食感を保つことができておいしさに繫がるのはもちろん、カロリーのカットにもなって一石二鳥。
揚げ物や焼き物に野菜を添えたいときも、半月タイプの網がかかっていないところに盛り付ければ、油分が野菜についてしまうこともなく、ヘルシーになります。

揚げ物や焼き物のおかずだけではなく、ドーナツやパンの器としても使えます。
パンをトーストして器に直接乗せていると、少しずつ出てきた水分によってしんなりしてしまうもの。それが網に乗っていれば、蒸気が逃れやすく、カリッとした焼きたての食感をキープすることができるのです。

水気を含むサラダや、茹でた蕎麦やうどんも、水切りをせずに盛り付けても大丈夫。サラダスピナーやザル・ボウルが不要になり、洗い物が減らせて後片づけも楽になります。

amimeシリーズにはそのほかにも、使いやすいと感じられるポイントがあります。

円形の網は、中心に向かってなだらかに傾斜した作り。盛り付けをラフに行っても食材が真ん中に寄り、おいしそうな見た目に整えてくれます。

網が半分の半月タイプは、プレートに網がずれないように置くことができるくぼみがあります。そのため、網が全体にかかるほうと半月とではプレートのデザインが異なるのですが、その差が目立たないよう、内側の傾斜を調整するなどの工夫が施されているのだそう。そのおかげで、2つを同時に並べたときも統一感のあるテーブルコーディネートが実現します。

網を外してプレートだけを使うことももちろん可能。網には脚がなく、重ねることもできるので、収納の際も余計なスペースをとらずきれいに収まります。

プレートは滑らかな手触りで、手に持ったときに気持ちよく、すっと馴染みます。形状は凹凸が少なくなだらかで、洗いやすいのも特徴です。さらに、電子レンジと食器洗浄機にも対応しているので気楽に扱え、毎日の食事に活躍します。

amimeシリーズのプレートには3つのサイズがあります。網が全体にかかるタイプにSとLがあり、網が半分の半月はその中間にあたるサイズです。

プレートのカラーは全部で7色。ホワイト・グリーン・ターコイズブルーには、ゴールドの網がセットに。ブラック・グレー・ライトグレー・ブルーとシックなカラーのプレートには、マットなブラックの網が付いています。食材の彩りが映えるカラーから、お好きなものを選んでください。

amime プレート S
網：黒酸化網（ステンレス地に黒染め）／純金網（ステンレス地に純金メッキ使用）
各4,620円（税込）

amime プレート 半月
網：黒酸化網／純金網
各5,500円（税込）

amime プレート L
網：黒酸化網／純金網
各8,800円（税込）

amimeシリーズは、KIKIMEのオンラインショップにて購入することができます。それ以外にも、こんな器が欲しかった！と感じるような機能性や遊び心を感じる器があり、取り入れればきっと食事の時間が楽しくなります。

10月15日（土）までは、渋谷ヒカリエ ShinQs 5F ザ･マーケットプレイスでポップアップショップが開かれています。お近くにお住まいで、実物に触れながら選びたいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？