職人の手仕事に魅せられる。「Tabino」で知るメキシコ雑貨
- 公開:2016.3.21
- アート・カルチャー
例えば茜色、鶯色、浅黄色。日本独自の“色”があるように、中南米にもそこだけの“色”があります。初めてメキシコの雑貨を手にした時、その美しい色合いと、手仕事ならではのぬくもりにほれぼれしました。メキシコ雑貨のオンラインショップを営む友人に、メキシコのハンドクラフトをいくつか紹介してもらいました。
メキシコのカゴバッグ「メルカドバッグ」
全て手編みで作られているカゴバッグ。”メルカド”とはスペイン語で”市場”という意味。その名の通り、現地の人たちは買い物バッグとして愛用しているそうです。ビニール製なので丈夫で水濡れもオッケイ。カラーバリエーションも豊富でいくつも欲しくなってしまいます。
メキシコの刺繍服「サン・アントニーノブラウス」
オアハカ州サン・アントニーノ村で作られている刺繍ブラウスです。立体的に刺繍された花や鳥の模様が特徴。手に取った瞬間、思わずため息がもれるほどのクオリティ!1枚のブラウスを仕上げるのに1〜2ヶ月以上もかかるそうです。
メキシコの刺繍服「プエブラ刺繍ワンピース」
メキシコでは地域によって様々な織物や刺繍があります。こちらはプエブラ州の刺繍服。これも全てハンドメイドです。
メキシコのインテリアグッズ「オアハカブリキ小物」
形作りから色付けまで全行程を職人が手作業で作っているというブリキ小物。オアハカ州のポピュラーなお土産物です。引っかけや穴があるので、壁掛け式のデコレーションアイテムとして使えます。空間がパッと明るくなりそうですね。
メキシコのフラッグ「パペルピカド」
メキシコでは季節ごとのイベントでこの切り絵細工が街を彩ります。特に有名なのは「死者の日」に飾られるドクロ柄のもの。独立記念日にはメキシコ国旗に合わせて、赤、緑、白のパペルピカドを飾るそうです。風にはためく姿がとてもきれい。
メキシコのストール「サン・フアン・チャムラの民族衣装ストール」
両端についた紐を結んで使うタイプのストールはメキシコの民族衣装によく見られるアイテムで、地域や民族によって織りや形が異なります。これはチアパス州のサン・フアン・チャムラ村で作られたもの。手紡ぎウールを使用し、手織りで作られています。表面に施されたカラフルな手刺繍がかわいい!
photo / (協力)中南米雑貨販売「Tabino」
メキシコ雑貨のオンラインショップ「Tabino」