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伝統的な技術が過去と未来をつなぐ。現代の暮らしにフィットする「工房ストロー」の藁(わら)細工

古くから伝わる藁(わら)細工の技術を継承して発展させていこうと、山形県真室川町にて2016年3月からスタートした「工房ストロー」。現代の暮らしにフィットするあらゆる藁製品を生み出しているほか、ワークショップなども開催して藁の魅力を伝えています。

伝統的な技術が過去と未来をつなぐ。現代の暮らしにフィットする「工房ストロー」の藁(わら)細工

藁の魅力を伝える「工房ストロー」

古くから伝わる伝統的な技術で生み出される藁細工などの手仕事。今やその技術は後継者不在で断絶の危機にさらされています。2016年3月にスタートした「工房ストロー」は、山形県真室川町出身の髙橋伸一さんが立ち上げた藁細工のブランド。生まれ育った町に存在する伝統的な“宝”を継承し、多方面にそのぬくもりを伝えて発展させることを目指して誕生しました。
ストローとは藁(わら)のこと。まんなかは空洞です。
穴を覗けば向こうには 数千年の昔から稲作とともに育まれた
藁文化に包まれた先祖の暮らしが映るよう。
穴を覗けば向こうには 数百年先のずっと便利な未来にも
藁文化が受け継がれた素敵な暮らしが映るよう。
途切れそうな今をつないで、 藁の手仕事がくれるぬくもりある世界の
過去と未来を結べたら、と望んでいます。
出典:http://kobo-straw.com

現代の暮らしにフィットするプロダクトを展開

「工房ストロー」で作られる商品はどれもどこか懐かしく、あたたかみにあふれたものばかり。お部屋を飾るオブジェやオーナメントに、日々の暮らしの中で活躍する雑貨など、さまざまな種類のプロダクトを展開しています。オンラインショップにはその魅力的な商品がずらり。

持ち手のカラーを選べるわらほうき

稲穂の部分からお米を取った後にできる“実子(みご)”と呼ばれる部分を使用して作られているわらぼうき。その部分は稲1本から1本ずつしか採取できないので、こちらの商品を作るのに数百本の稲が集められます。持ち手の部分には2色の麻ひもが使われていて、色の組み合わせを10色の中から自由に選択することが可能。その色たちは「火の鳥」や「まりも」、「さつまいも」など、とっても素敵なネーミング。選ぶのが楽しくなりそうです。

わらほうき/2,700円
わらほうきミニ/1,944円

丁寧に編み上げられたボトルケース

パーティーやお祝い事などにお酒やドリンクを差し入れするとき、みなさんはどうしていますか?楽しさたっぷりの素敵な場ですから、ボトルもおしゃれなケースに入れて持って行ってみてはいかがでしょうか。こちらのボトルケースは藁100%で丁寧に編み上げられ、編み目の表面がフラットなのでボトルの出し入れがしやすいとのこと。ワインボトル・日本酒の四合瓶に最適なサイズですが、伸縮自在なので細めのドリンクを入れることも可能です。本体と持ち手のつなぎ目が目立たず、すっきりとした見た目と使用感も魅力。また、一升瓶サイズのものも販売されています。

ボトルケース(ワイン用)/4,320円

歴史ある藁を日常に

ご紹介したプロダクト展開のほか、山形県山形市の“とんがりビル”にて月例でワークショップを開催している「工房ストロー」。藁のある風景を残し、現代の生活にフィットする新たな道具を生み出して人々に伝えていくいくその取り組みに注目が集まっています。
捨てるところがないと言われるほど、あらゆる暮らしの道具・材料として長く使われ続けている藁。みなさんも、そんな歴史のある藁を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。古き良き日本の風情を感じることができるはずです。

工房ストローのロゴ

工房ストロー

山形県最上郡真室川町大字平岡885番地

http://kobo-straw.com/

この記事を書いた人

CHISATO 自然のものが大好き。お部屋で植物やお花を育てています。趣味は読書とお散歩で、よく街ブラしながら気になる古本屋さんや雑貨店にふらりと立ち寄っています。

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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