今注目の刺繍作家・樋口愉美子さんによる、優しい世界観あふれる刺繍作品

東京を拠点に活動されている刺繍作家の樋口愉美子さん。素朴なあたたかみを感じられる、オリジナルでデザインした図案に一針一針心を込めて施される刺繍は圧巻。ゆったりと過ぎる日々に身を委ねながら、季節感を取り入れた刺繍や、樋口さんらしさを大切に作られた作品は、見れば見るほどに心惹かれるものがあります。

樋口さんの世界観が小さながま口に凝縮された、人気のアイテム。繊細で細やかな刺繍は、もちろん全てハンドメイド。刺繍のテクニックによってこんなにも様々な表現ができるんだなぁ…とずっと眺めてしまう作品です。入荷したらあっという間に完売！いつかは手に入れて、間近でうっとり愛でるのが夢です。

可愛らしい小鳥と草花の組み合わせが、鳥好きの私にはときめいて仕方がないこの作品。ぷっくりとしたリボンに刺繍され、より優しげな雰囲気に仕上がっていますね。バッグやストールなどにちょこんと飾ったらきっと素敵です。

これからの季節にはウールの糸を使ったあたたかみのある刺繍が恋しくなりますね。ウールならではのボリュームのある糸で施されるお花は、ふっくらと立体的な仕上がりが可愛らしいですね。私はハンガリー刺繍のように太めの糸で施されたお花柄の刺繍が大好きなので、こちらの作品を見た時は、心が躍りました。落ち着いた色合いも素敵ですよね。

多くの著書を出版されている樋口さん。動植物のデザインが多い中で、こちらは文字をアレンジしたデザインも多く掲載されていて、いつもと少し違う表現がとっても素敵なのです。カラフルな刺繍もいいけれど、一色でシンプルに表現するのも大人っぽい印象。自分でもちょっとした場所にチクチク飾って、誰かに贈ることができたらなと想像しながら眺めています。

SNSなどに度々登場するこの可愛い足元。助手の愛猫、BONAさんというそうです。完成した作品を踏み踏み…ではなく、仕上がりを確かめているのでしょうか。作品だけではなく、日常のシーンからも優しい雰囲気が漂います。

樋口さんの刺繍は、見るほどに本当に丁寧で、一針ひと針に愛情を感じます。あたたかみを感じるデザインも、きっと樋口さんご自身の人柄が表れているんだろうなと思いました。

まるで画家がキャンバスに絵を描くような感覚で表現される樋口さんの刺繍作品。本物は写真で見るよりももっと迫力がありますよ！機会がありましたら、ぜひこの世界観の素晴らしさを感じていただきたいです。