旬の春キャベツそのものを味わう。調理時間10分で大量消費も叶う簡単レシピ<2品>
- 公開:2021.4.30
- グルメ・食
忙しい人でも気軽に作ることができる季節の料理などのレシピを紹介している料理研究家の榎本美沙さん。今回は最旬の春野菜の中から、柔らかくて甘い春キャベツを使ったレシピを榎本さんに教えていただきます。2皿とも本来の味わいをを存分に楽しむことができるレシピなので、ぜひトライしてみてくださいね。
簡単調理で甘みが増す「春キャベツのオイル蒸し」
1玉買うと余りがちなキャベツ。時間が経つと黒ずんできて無駄にしてしまう……なんてこともあるのではないでしょうか。そんなキャベツをロスすることなく、大量消費できるお役立ちレシピはこちら。フライパンひとつで完成する春キャベツのオイル蒸しレシピです。作り方はいたって簡単で、たったの3工程で調理時間は10分あればOK。
材料
- 春キャベツ1/2個(400g)
- 粗塩小さじ1/3
- オリーブオイル大さじ1と1/2
作り方
- 1春キャベツは一口大にザク切りにします。
- 2フライパンにキャベツを広げ入れて粗塩をまぶし、オリーブオイルと水を大さじ2ほど回しかけます。
- 3フライパンの蓋をして中火にかけ、蒸気が出て沸いてきたら弱めの中火にして4分間加熱したら完成。
オイル蒸しにすることでカサが減り、甘みも増して大量に食べることができます。また、最後にお好みでレモンを絞れば、さっぱりとした口当たりで無限に食べることができますよ。詳しくは下記の動画でチェックしてみてくださいね。
香ばしい焼き色が食欲をそそる「春キャベツのステーキ」
こちらもたっぷりのキャベツをペロリと平らげてしまうほど美味しい、春キャベツをフライパンでこんがり焼くだけの簡単レシピ。シンプルかつもっともストレートにキャベツの味わいを堪能できる一皿です。
材料
- 春キャベツ大1/4個(300g)
- にんにく1片
- オリーブオイル小さじ2
- しょうゆ小さじ2
- レモン適量
- こしょう適量
作り方
- 1春キャベツは芯を残して、半分にくし切りにし、にんにくは横薄切りにします。
- 2フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱めの中火で熱し、キャベツを入れて蓋をして3分半ほど加熱します。にんにくは途中で返し、焦げそうになったら取り出しておきましょう。
- 3キャベツの上下を返して水を大さじ2加え、弱火にして蓋をして再度4分ほど加熱します。最後にしょうゆを回しかけて器に盛り付け、お好みでこしょうをふり、レモンを添えたら出来上がり。
ポイントはじっくりと火を入れること。そうすることで焦げすぎず、春キャベツの甘味を存分に楽しむことができますよ。詳しくは下記の動画でチェックしてみてくださいね。
旬の春キャベツ本来の味わいを楽しむレシピ
誰でも簡単にできるキャベツ本来の味わいを楽しめるレシピを2つご紹介しました。美味しいのはさることながら、余りがちなキャベツを大量消費できるというのも嬉しいポイントです。また、ほんの10分間あれば完成するという点も魅力的ですよね。
料理家・発酵マイスターとして活躍中の榎本美沙さんは、季節の料理や手仕事を「忙しいひとにも気軽に楽しんでもらいたい」という思いでYoutube「榎本美沙の季節料理」で発信されています。著書『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会)、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社)でも、春の旬食材を使って簡単にできるレシピが紹介されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
料理家・発酵マイスターとして活躍中の榎本美沙さんは、季節の料理や手仕事を「忙しいひとにも気軽に楽しんでもらいたい」という思いでYoutube「榎本美沙の季節料理」で発信されています。著書『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会)、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社)でも、春の旬食材を使って簡単にできるレシピが紹介されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
榎本美沙
料理家/発酵マイスター
会社員時代に、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。
その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。
テレビ、雑誌や書籍、WEB へのレシピ提供、イベント出演などを行う。Youtube「榎本美沙の季節料理」の丁寧な解説と作りやすいレシピ動画が人気。
ふたりごはん
Instagram @misa_enomoto
著書『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会)、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社)の詳細はこちら。