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素敵なチェアが一脚あれば。心地よいパーソナルスペース「コージーコーナー」をつくろう

お部屋のなかに、小さくても自分だけの「パーソナルスペース」があるとリラックスできるもの。北欧では「コージーコーナー」という、とっておきのくつろぎスペースをお家のなかにつくるアイデアがあります。広いお家だけなく小さなお家でも楽しめる、心地よい暮らしのアイデアをあなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。

素敵なチェアが一脚あれば。心地よいパーソナルスペース「コージーコーナー」をつくろう

居心地のよいパーソナルスペース。「コージーコーナー」とは?

コージーとは、「居心地のよい」「こぢんまりとした」という意味を持つ言葉。
心からくつろげる心地よいパーソナルな場所、それが「コージーコーナー」です。
北欧のお宅では、お気に入りのチェアに照明やサイドテーブルを組み合わせてつくった「コージーコーナー」をよく見かけるのだそう。

読書スペースやお昼寝スペースにしたり、お茶を飲みながらほっとひと息つくくつろぎの場所にしたりと、コージーコーナーでの楽しみ方は人それぞれ。ワンルームなどの狭いお部屋なら「お部屋全体をコージーコーナー」と捉えて、大きなソファではなく、窓辺や落ち着ける場所に「ひとり掛けソファ」を置くのも素敵です。

それでは、素敵なコージーコーナーの事例集を見ていきましょう。

1:お気に入りのデザイナーズチェアが主役

こちらのお部屋では、イームズ「ラウンジチェア」のリプロダクトをコージーコーナーの主役に。シンプルでナチュラルなインテリアに、お気に入りのデザイナーズチェアが目を惹くアクセントになっています。こだわり抜いて選んだチェアは、ひとつ置くだけで居心地の良さとインテリアをブラッシュアップしてくれます。

2:日当たりの良い窓辺が特等席

ナチュラル素材の軽やかなチェアを窓辺に配置し、スツールをサイドテーブル代わりにしています。日当たりの良い窓辺はコージーコーナーにぴったり。足元にミニサイズのラグを敷けば、裸足で過ごしても肌触りが良く心地よさがアップします。

3:本好きさんは本棚の近くにチェアを

本好きさんは本棚のそばをコージーコーナーに。手を伸ばせば本棚に手が届く「特等席」をつくれば、自然と本に親しむことができそうですね。チェアは、やや傾いたハイバックの背もたれが心地よさのポイント。リラックス感を演出していますね。

4:柔らかな照明でコーナーを照らす

お気に入りのチェアとスタンドライトがあれば、そこはもうコージーコーナー。柔らかな光でコーナーを照らすとドラマティックな雰囲気になります。写真のようなローチェアは、インテリアを邪魔せず抜け感のあるインテリアを生みだすだけでなく。足を伸ばしてゆったりと座れることもメリット。ひざ掛けになるブランケットをプラスするのも、参考にしたいアイデアです。

自分らしく心地よい「コージーコーナー」を

こぢんまりとした居心地の良い場所。お気に入りチェアがあれば気軽につくれる、自分の「居場所」づくりはお家時間をもっと豊かにしてくれることでしょう。小さなスペースだからこそ好みのインテリアを実現しやすく、温かな雰囲気とほっとできるくつろぎ感を演出できます。あなたも、自分らしく心地よい「コージーコーナー」をつくってみませんか。

<監修・記事執筆>

伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得

https://naomi-spring.com/

この記事を書いた人

伊野 奈緒美 福岡フリーライター、Naomi.Sping代表。Webメディアを中心に、インテリア・ライフスタイル記事などを執筆しています。趣味は、舞台観劇と模様替え。「あなたの日々が輝...
https://naomi-spring.com/work/

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