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まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

糸や木を使ったものづくりをするユニット「ITOKOTO(糸事)」のヒラタヨシアキさんが作る無垢材の花器は、ちょっと不思議な雰囲気をしています。木々の表情がよくわかるシンプルな形ですが、なんだか今にもこちらに語りかけてきそう。一つひとつ個性が光る木製の花器を部屋に迎えてみませんか?

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

糸や木でさまざまなアイテムを作るユニット

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

糸の仕事を意味する「ITOKOTO(糸事)」。糸や木を使ったアクセサリー(写真左)やオブジェなどを作るヒラタヨシアキさんと、アンティークビーズなどを組み合わせたタティングレースアクセサリー(写真右)を作るcocoon(コクーン)さんのユニットです。お2人はご夫婦で、ヒラタさんのおじいさん・おばあさんが暮らしていた家を自分たちでフルリノベーションするなど、できることは自らの手で作ることを大切にされています。

糸をメインにした制作をしてきたお2人ですが、ヒラタさんが現在よく作っているのは、木製の花器です。

木材の個性に惹かれて生まれた花器

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

ヒラタさんが木を扱うようになったのは、過去の展示会がきっかけでした。糸のオブジェを制作する一方で、気軽に手に取ってもらえるようにと、ブローチも作ることに。その土台に使う木材について調べていくと、広葉樹や針葉樹などさまざまな種類があり、それぞれに硬さや模様などに違いがあることを知ります。そうして実際に触れていくうちに、どんどん熱中していったそう。

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

そこから木のスプーンやトレイなども作っていましたが、もっと自由な形でできるものはないかと考えた末に、写真のような花器が生まれました。内側に試験官が入っているので、水を入れて生花を活けることもできるアイテムです。

「どんな部屋でも馴染むようにシンプルな形に。また少しの遊びを加えて、置いてあると楽しくなるようなデザインを意識しています」(ヒラタさん)
そう語られる花器はたしかにシンプルですが、個性的でもあって、部屋にあるとつい話しかけたくなってしまいそう。どんな形のものがあるか、早速見ていきましょう。

今にも動き出しそう。人のような形の花器

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

私が真っ先に目を奪われたのは、人の姿を思わせる今にも動き出しそうな花器たちです。
柔らかな色合いのタモでできた花器(写真左)は、腰に手を当ててと堂々とポーズを決めているようではありませんか?対して少し赤みを帯びた欅の花器(写真右)は、ぼんやりと直立しているようですが、後ろに腕を組んでもじもじとしている姿にも見えてきます。
一つひとつに性格があるように感じられ、その場がにぎやかになるアイテムです。

木の花瓶【タモ】
奥行き3cm×高さ17cm×横17cm
9,500円(税込)

木の花瓶【欅】
奥行き4cm×高さ16.5cm×横8cm
7,000円(税込)

山や建物など、風景のような形も

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

風景を切り取ったようなものもあります。
欅が使われたU字型の花器(写真左)は、2つの山が並んでいるよう。活けられた植物もその一部のようになって溶け込みます。日の光や照明が当たると陰影ができ、表情を変えていくところも本物の山の姿に重なります。
もう一方の横長の花器(写真右)は、アーチ型の窓と階段によって、小人が暮らしている建物を思わせます。階段は好きな位置に動かすことができ、気分によって横に配置したり、なくしてシンプルな花器にしたり、形を変えて楽しめます。

木の花瓶【欅】
奥行き3cm×高さ10cm×横15cm
7,800円(税込)

木の花瓶【タモ】階段付き
奥行き3cm×高さ11cm×横16cm
8,900円(税込)

木の表情を主役に楽しむならシンプルな形を

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

やはり木の表情を楽しみたいという方は、よりシンプルなものを選んではいかがでしょう?
写真左の涙型の花器は、桜を使った一品。赤みが強い部分と肌色に近い部分とがあり、ひとつの木材でも異なる美しい色味を見せています。
写真右のアルファベットのAのような三角形をした花器は、濃い木目のラインが印象的。中央の穴を試験官が貫いているタイプで、ガラスの透明感や活けた草木の茎の部分もアクセントになります。
木々それぞれの色や木目の模様などが主役となるアイテムです。

木の花瓶【さくら】
奥行き3cm×高さ14.5cm×横9cm
7,000円(税込)

木の花瓶【欅】
奥行き3cm×高さ12.5cm×横11.5cm
7,000円(税込)

インテリアを温かく彩る木の花器たち

まるで木々が語りかけてくるよう。表情豊かな無垢材で作られる、「ITOKOTO」の花器

生き生きとした表情を見せる木の花器たち。無垢材を使用しており、どれも同じ形と色や木目のものはできない一点ものです。ヒラタさんは、「誰かに購入してもらえたときはうれしいけれど、少し寂しいような気持ちもする」と語るように、一つひとつ思い入れをもって制作をされています。
ひとつでも存在感を発揮しますが、複数並べると仲間たちが集まっているよう。インテリアに温かみを添えてくれます。ご紹介した以外にもさまざまな形があるので、Instagramや公式オンラインショップ、iichiなどをチェックしてみてください。
ほかにもアクセサリーや、展示会等では上述のオブジェも見られるので、お近くで開催される際には足を運んでみてはいかがでしょうか?

photo / ITOKOTO

ITOKOTO(糸事)
https://www.iichi.com/mobile/shop/yoshiaki_hirata

https://www.instagram.com/itokoto_onlineshop

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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